2007年5月19日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】連邦警察は十七日、カミソリ作戦と命名して公共工事の官製談合に関わった容疑者四十六人を逮捕した。逮捕者の中にはマラニョン州のジョゼ・R・タヴァーレス元知事や鉱動省次官、市長二人、州議一人、元下議一人、セルジッペ州元知事の子息、マラニョン州現知事の甥二人が含まれている ...
続きを読む »ルーラ 関連記事
東西南北
2007年5月19日付け 議員お手盛り案に反対したアレンカール下議(自由社会党=PSOL)の演説を聞いた男、 男「高貴な下議の見識に感銘しましたが、下議は何故ヨレヨレのスーツを着ているのですか」 ア「わしは人の外見や服装に関心がないんだヨ」 男「それはダメですヨ。 服装で出だしが決まります。下議の給料はそれほど悪くないはず。こ ...
続きを読む »2日連続でレアル急騰=終値1・953レアル=Cリスク低下し外資殺到
2007年5月18日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙一七日】ドル相場が十五日に二レアル割れとなったのに引き続き、十六日にはさらに前日比一・四六%下げて、一・九五三レアルで取引を終えた。前日の一・九八二レアルからの下げ率は、十一カ月ぶりの大幅なものとなった。 前日のレアル高に対し中銀が現物および先物で急きょ二〇億ドルの買い ...
続きを読む »ドル、2レアルを切る=6年前の水準に=市場は今後も続落と予測=大統領は諦観の呈
2007年5月17日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】ドル通貨は十五日、ついに二レアル台を切って一・九八二レアルにつけ、二〇〇一年一月の水準へ戻った。これからもドル通貨は続落するという市場関係者の予測である。中央銀行に為替介入の意向はなく、購入済みの四億二五〇〇万ドルを競売に掛けるらしい。自動車産業を始め繊維、縫製、 ...
続きを読む »公務員のストを批判=大統領、共同記者会見で
2007年5月17日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十六日】ルーラ大統領は十五日朝、報道機関十五社が参加した、第二次政権発足後初めてとなる共同記者会見に応じ、約二時間に渡って施政方針と政策について語った。 まず、公務員のストライキと規制法案について意見を問われた大統領は、組合代表としての過去の経験を踏まえながら、工場や商 ...
続きを読む »東西南北
2007年5月17日付け 下院は九日夜、議員お手盛り案を可決。最初は賛成演説を行ったフェルナンド・コルージャ議員(社会大衆党=PPS)、調整が思惑より少ないので反対演説をキナリア議長に申しこんだ。 キ「おいコルージャ。(夜行鳥ふくろう)もう夜中だゼ。何をいいたいんダ。コルージャだから昼間は眠りこけ、夜になると元気が出るんだナ」 ...
続きを読む »環境保護院、ストに突入=組織分割に抗議=裁判所は一部制限を通告=生態系にも甚大な被害
2007年5月16日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】自然環境保護院(IBAMA)の職員六四〇〇人が十四日、IBAMAの二分に抗議し、首都本部と二十六州の分院で無期限ストに突入した。これで経済活性化計画(PAC)を賭けた数々のプロジェクトも認可の発行が遅れる見込みとなった。連邦裁判所は同日、IBAMAのストが環境への ...
続きを読む »東西南北
2007年5月16日付け 歌手のカエターノ・ヴェローゾは、ショーの合間に政治談義を行った。大統領選一次ではアウキミンに投じ、労働者党(PT)支持者から罵られた。決選ではルーラに投じ、野党から罵られた。バイアは自由前線党(PFL、現民主党)の地元と思って、同じことを言ったら罵倒の嵐だ。バイアはいつの間にかPTへ豹変していたのだ。 ...
続きを読む »チャベス大統領と決別を=エタノール大国として足元固め
2007年5月16日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】ルーラ大統領がチリで展開したエタノール外交は、ベネズエラのチャベス大統領との間に明確に一線を隔すものとなった。南米の主導権で両国はつば迫り合いを演じていたが、国際舞台でブラジルはベネズエラに対し、ことを構える必要はないとエ紙が次のような論説を掲載した。 ベネズエラ ...
続きを読む »不足する優秀な人材=10年間に人的投資減り=大手企業は自社育成に躍起
2007年5月15日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】ブラジルでは過去十年間に専門技術を有した人材への投資を怠ったことで、優秀な人材難に直面している。カンピーナス大学の研究グループが調査したもので、ルーラ大統領の掛け声とは裏腹に、実態は逆行していると指摘している。 一九九五年にはSシステムと呼ばれる技術訓練所(労働 ...
続きを読む »