2006年7月18日付け 「我々には、我々の見解があるんだ」。 法務省外国人局のイザウラ・ミランダ局長は、眉をひそめた。労働省の担当官を取材した直後のことだ。 移民政策の決定プロセスで、労働省より法務省が低くみられるのが、どうやら気に食わないらしい。 今井真治さんは「議会に近い省庁のほうが、古くできたんですよ」という。議会 ...
続きを読む »ルーラ 関連記事
大統領再選に反対の狼煙=支援策に不満の農畜産業界
2006年7月18日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】政府の農業支援策に対する不満が募り、農畜産業界では十月の大統領選挙に向けて、ルーラ再選に反対のノロシがあがっている。 政府は遅らばせながら今年の収穫に六〇〇億レアルの融資金を決めたものの、業界では過去二年間の三〇〇億レアルに上る赤字の穴埋めに不十分だとしている。 ...
続きを読む »「大統領は精神異常者」=サンパウロ州知事が酷評=襲撃事件の本質見えない=治安部隊派遣は意味なし
2006年7月15日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】レンボサンパウロ州知事は十三日、ルーラ大統領は精神異常者であると記者会見で述べた。州都第一コマンド(PCC)による連日の襲撃事件を阻止できないことを、大統領はサンパウロ州治安当局の管理怠慢の結果であると批評した。サンパウロ州知事は同批判に反論し、原因の根源がブラジ ...
続きを読む »有力両候補の差が縮小=大統領選=1次投票当選はあり得ず
2006年7月15日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】今、大統領選挙が行われた場合を想定した世論調査で、ルーラ大統領は四二%得票するも、第一次投票での当選はあり得ず、決選投票にもつれ込む公算が大となった。有力対抗馬のアウキミン候補は三二%だった。 VOXPOPULIがテレビ・バンテイランテス・グループの委託を受けて ...
続きを読む »サンパウロ州=PCCが襲撃を再開=犠牲者は8人に=警察署や民間施設など73カ所で=幹部移送阻止など目的
2006年7月14日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十三日】犯罪組織州都第一コマンド(PCC)は十一日夜から十二日にかけて、再びサンパウロ州三十九都市の警察署など七十三カ所を襲撃した。これまでに警察官や警備員など八人の犠牲者を出した。三人は身元不明だ。他に軍警施設や市警本部、州議会施設、裁判所、銀行支店、スーパー、商店、 ...
続きを読む »政府に振り回される議会=暫定令が法案審議を妨害
2006年7月14日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】下院議会は今年、議会が作成し本会議で審議されるべき法案が、大統領府の発令する暫定令の審議により成立を最も妨害された年となった。 今年二月十五日から七月六日までに七十一件の法案の審議・表決が予定されていたが、そのうち六十件(全体の八四・五%)が暫定令により審議が ...
続きを読む »アウキミン氏の支持率上昇=CNTセンサス=着実に駒を進める=決選投票にもつれ込む公算=8月開始の政見放送に期待
2006年7月13日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日】CNT・センサスの調査によれば大統領候補のアウキミン前サンパウロ州知事が支持率を六・九ポイント上げ、トップの現職大統領ルーラ氏に対し着実に駒を進めていることが十一日、判明した。一方、訪欧中のアウキミン氏は十一日、ジェレイサッチ上議とフレイレ下議を伴いブリュッセル ...
続きを読む »東西南北
2006年7月13日(木) ブラジル民主運動党のテメル党首は十一日、大統領選ではアウキミン氏を支持すると表明。対立候補のルーラ氏は十日に同党地方支部の約8割から支持を取り付けたばかり。 ◎ マラニョン州西部で今年流行し、三十三人が死亡した神経病症候群は、栄養失調によるビタミンB1不足が病因と保健省が判断。流行地域は ...
続きを読む »ボリビア開発に資金援助=大統領会談で約束=設備接収など未解決のまま=伯製機器購入を条件に
2006年7月12日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十一日】ペトロブラスが設備の接収をめぐりボリビア石油公団と係争中にもかかわらず、政府は十日、社会経済開発銀行(BNDES)を通じてボリビア開発に資金援助することを決定した。ルーラ大統領は四日、ボリビアのモラレス大統領とカラカスで会談し、経済支援を約束。同援助に基づきBN ...
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2006年7月12日(水) ルーラ大統領は十日、社会保障院(INSS)が支給する最低賃金以上の年金の一六・六七%調整を拒否した。六九億七三〇〇万レアルの追加予算が今年必要となるため。野党も譲歩し、政府案の五%調整を議会で承認する方針を固めた。 ◎ 五月八日に自動車でアルジャー市にある学校に向かう途中で誘拐された六歳 ...
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