2006年6月17日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】ルーラ大統領は十四日、リオデジャネイロ市でペトロブラスの石油化学複合施設(Comperj)の着工式に出席し、礎石を置いた。この工事は当初、来年一月着工、二〇一一年完工の予定だった。 同施設は同市イタボライー区にある四五〇〇万平方メートルの敷地に建設される。現在 ...
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東西南北
2006年6月17日(土) 大統領予定候補者アウキミン氏の副大統領候補、ジョルジ上議(PFL)は十五日、仕事もせずに旅行ばかりして、大酒をあおっているとルーラ大統領をこけ下ろした。ベルゾイーニPT党首は、絶望的状況にある野党の悪あがきとやり返した。 ◎ リオ地裁は十五日、ヴァリグ航空の買収についての決定を無期限に延 ...
続きを読む »全国で盛り上がった初戦=「待ちに待った」一日=試合前の帰宅で交通大混雑
2006年6月15日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】九日に開幕したサッカーのワールドカップで、待ちに待ったブラジル代表の初戦が十三日に行われたことで、全国民がテレビに釘づけとなった。 ほとんどが帰宅したり、仲間と一緒にテレビ観戦をした中、サンパウロ市ではアニャンガバウー広場の特設大型テレビの前に約四万人、ジョッ ...
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2006年6月15日(木) ガルシア・ペルー大統領は十三日、ブラジリアでルーラ大統領と会談し、ペトロペルーとペトロブラスの提携を促進し、新たに発見された鉱床から得た天然ガスをすべてブラジルに供給することを約束した。また、米国とすでに結んだ自由貿易協定と同様の協定をブラジルとも締結したい意向を示した。 ◎ 五日から七 ...
続きを読む »デジタルTV=閣僚委員会=日本方式法案を提出=来週〃確証〃得られるか
2006年6月15日(木) 【既報関連】伯字紙各紙は十三日付けで、ルーラ大統領は十二日にデジタルTVの日本方式決定という規定路線の法案を、閣僚委員会から受け取ったと一斉に報じた。 報道によれば、この大統領令の法案は十一条からなり、日本方式に定めると同時に、デジタル方式選択に関して必要最低限の内容を定めている。大統領令として公 ...
続きを読む »大耳小耳
2006年6月15日(木) ブラジル日本移民百周年記念祭典プロジェクト委員会(吉岡黎明委員長)は、応募された百周年のテーマソング、スローガンを選考の結果、「該当者作品なし」として再度、募集する。日本語のみ。締め切りは七月三十日まで。詳しくは同協会事務局(電話=11・3209・3875)まで。 ◎ 先日行なわれた秋田 ...
続きを読む »第2期政権経済政策を発表=PT=中銀独立案を除外=経済成長など8つの主要項目=基本金利は高すぎ
2006年6月14日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】ベルゾイーニ労働者党(PT)党首は十二日、ルーラ大統領が再選された場合の新経済政策を発表した。第二期政権のプログラムは、PT政権の左傾化を打ち出す八つの主要項目からなる。かねての懸案であった中央銀行の独立案を新政権のプログラムから外す代わりに、単なる通貨管理に留 ...
続きを読む »中南米経済不振の理由=中国とインドまねた国あるか
2006年6月14日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙五月十五日】ウイーンで開催されたEUラテンアメリカ首脳会議で、フランスのシラク大統領がルーラ大統領に「大衆路線をとる左翼の台頭は、ラテンアメリカだけの特異な現象ではないか」と意見し、会議の議題から一蹴した。 EUでは鼻にもかけない議題だが、南米では大問題。世界各国は二 ...
続きを読む »アウキミン氏を公認候補に=PSDB=大統領選へ態勢固め=現政権に挑戦状叩きつけ=残された「一抹の不安」
2006年6月13日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日】ベロ・オリゾンテ市で開催されたブラジル民主社会党(PSDB)党大会で大統領公認候補に指名されたアウキミン前サンパウロ州知事は十一日、施政方針の説明とともに現政権批判へ矛先を向け、検事総長から告発された「四十人の盗賊」の首領はどこへ行ったのかと訴えた。もしルーラ大 ...
続きを読む »中身伴わない財政黒字=選挙の年に増える支出=公共投資抑制で成長に悪影響
2006年6月13日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日】二〇〇二年からルーラ大統領が政権を担う二〇〇五年までの三年間に、財政プライマリー黒字(金利支払いを含まず、単に収入から支出を差し引いたもの)は増加を見せたものの、単に数字の上のもので本質的に内容は惨たるものとなっている。 専門アナリストが連邦行政関係統合システ ...
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