2005年8月24日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日】ドゥーダ・メンドンサ氏のCPI証言は、取り立てて新味はなかった。強いていうなら、政治危機に油を注ぎ経済発展の妨げになったと経済評論家セウソ・ミング氏は論評した。 メンドンサ氏はルーラ大統領の選挙でのマーケティング費用一一〇〇万レアルを、タックスヘイブンのララン ...
続きを読む »ルーラ 関連記事
財務相が進退伺い提出=収賄疑惑=大統領、留任を命令=経済政策に変更なしと強調=最後の牙城へ攻撃始まる
2005年8月23日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十二日】ごみマフィアと関与した疑惑が浮上し、記者会見に臨んだパロッシ財務相は二十一日、リベート享受を否定、ルーラ大統領に進退伺いを提出したことを明らかにした。同時に同相は、経済政策に代案のないことを大統領に強調し、内閣改造があっても経済政策の変更はあってはならないとし ...
続きを読む »財務相の釈明に各界好感=迅速かつ説得力あり=逃げ回る大統領へ非難強まる
2005年8月23日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】元秘書からヤミ資金を受け取っていたと告発されたパロッシ財務相が記者団に二時間にわたる釈明を行ったことは、説得に十分価すると好感をもって各界に受け止められた。同財務相への告発は一連のスキャンダルが交錯する中、「パロッシ、お前もか」とか「出るものが出た」として衝撃 ...
続きを読む »裏帳簿の責任者は前官房長官=2010年大統領選出馬目論む
2005年8月23日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】二十年前からの労働者党(PT)党員、現在執行部メンバーで、ノルデステ銀行(BNB)の特別補佐を努めるオゼアス・ドアルテ・デ・オリヴェイラ氏はエスタード紙とのインタビューで、前官房長官のジョゼ・ジルゼウ下議がPT政権発足後事実上の党首であり続け、裏帳簿という不正 ...
続きを読む »コラム 樹海
郵政公社幹部への「袖の下」が、これほどの大事件になると想った人は少ない。しかも、あの決定的な画像が隠し撮りで原像が週刊誌に流れるの謎もある。この小さな金銭のやり取りを政界がひっくり返るようなスキャンダルにしたのはPTBのジェフェルソン前党首の爆弾証言であり、政界は大騒ぎになる。「裏金疑獄」とされる―この悪臭漂う怪事件でブラジリ ...
続きを読む »選挙費用の肩代わり認める=前財務担当、CPIで証言=1週間以内に正確な数字約束
2005年8月20日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】労働者党(PT)前財務担当のデルービオ・ソアレス氏は、同党の不正工作資金、いわゆる「メンサロン」を追求している裏金CPI(議会調査委員会)で証言し、自党への支持を取りつける見返りに選挙費用を肩代わりして支払ったことを明らかにした。 支払いはすべて裏帳簿で処理し ...
続きを読む »下院=最賃引き上げ案を否決=元通り300レアルへ=挙手採決で野党の協力取り付け
2005年8月19日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】下院は十七日の議会で、上院で決議された、最低賃金を三八四レアルに引き上げる案を審議、表決した結果、賛成多数で同案を否決した。同時にこれを三〇〇レアルに制定した大統領暫定令を承認した。暫定令以前の二六〇レアルに戻ることも噂されたが、これにより本年度の最賃は三〇〇レ ...
続きを読む »大統領の国内行脚続く=さらなる告発も受け止める
2005年8月19日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】ルーラ大統領は十七日、バイーア州の田舎町ヴィトーリア・ダ・コンキスタを訪れ、三千人の聴衆を前に三十四分間演説を行った。その中で大統領は様々な問題の存在を認めた上で、政府に対するさらなる告発をも受け止める覚悟があることを示唆した。 しかし、違法行為を働いた者への ...
続きを読む »東西南北
2005年8月19日(金) 労働者党(PT)のタルソ・ジェンロ党首は十七日、PT下議五人と朝食会に臨み、ルーラ大統領の二期目があるならパロッシ財務相の権限を制限すべきであると言明した。二期目の政権では施政方針の作成に参加する意欲を表明した。経済政策綱領について大統領に何度も提言したが、本番で外されたという。党首は派閥抗争で少数 ...
続きを読む »「党内多数派」に党首敗北=疑惑下議の倫理委審理を拒否
2005年8月18日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十七日】労働者党(PT)全国執行部は十六日、広告業者ヴァレーリオ氏から違法融資を受けたとみられる、ジルセウ下議をはじめ七人のPT下議の党倫理委員会での審理を賛成六、反対九、棄権一で拒否した。倫理委員会の代わりに、ヴァレーリオ氏の口座から引き出した議員の責任問題について二 ...
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