7月15日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】フランス訪問中のルーラ大統領は十三日、パリで開催され百人の企業家が参加した昼食会で、ブラジルの金利は今年下半期にも低下し始めることを強調した。 またフルラン産業開発相も同日記者会見で、今年の年間予想インフレ率が五%台に止まり、目標を達成する見通しが示され、下半期には金利 ...
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デジタルテレビ=独自開発を断念=米、欧、日のいずれか採用か
7月15日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】今回の内閣改造で新閣僚として就任したエリオ・コスタ通信相は十二日の記者会見で、ブラジルが目指している独自のデジタルテレビの実現は困難だとの見解を示した。 同相によるとブラジル独自の回線方式の開発技術は有しているものの、経済的に無理としている。また開発に要する人的、時間も ...
続きを読む »日本特集番組を3日連続で放映=TVグローボ
7月15日(金) TVグローボが十五、十六、十七日に放映予定の三番組の枠内で、日本特集の時間が設けられることがこのたび分かった。 五月のルーラ大統領訪日前に、取材したもの。東京、日光、愛知、長崎などが取り上げられるという。 三番組とも同一内容を放映。十五日はグローボ・レポルテル(午後十時五分~)、十六日はグローボ・ニュース ...
続きを読む »グシケン長官を降格=官房長官の下へ=「政府、家族、自分にとり最善」=人権省も法務省が吸収
7月14日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】ルーラ大統領は十二日、グシケン広報長官が連邦政府機関にまつわる疑惑の責任を取り、ロウセフ官房長官の管轄下へ配属することを決定した。同長官は告発の的とされたことで、閣僚扱いから降格となった。さらに降格の省庁は、人権省が法務省の管轄下に配属。ミランダ前人権相は、ミナス州PT支 ...
続きを読む »大統領の支持率上昇=政治危機とは裏腹に=貧困層の間で人気高く
7月14日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】与党労働者党(PT)を取巻くスキャンダルが続出、政局が危機に陥っているにもかかわらず、ルーラ大統領の支持率が上昇したという意外な世論調査結果が発表された。全国運輸連合(CNT)の委託を受けたSENSUSが今月五日から七日にかけ、百九十五都市で二千人の選挙民を対象に調査した ...
続きを読む »コラム 樹海
先日、ブラジリア事情に詳しい人の話を聞く機会があった。世間の耳目を集める郵便局汚職〃メンサロン〃が今後の政局にどう影響を与えていくかだ。最近のグローボ局のニュースや新聞を見るにつけ、九二年のコーロル大統領弾劾時の政局を思い出す▼実際、今回のスキャンダルはあの時に次ぐ規模とインパクトだと件の専門家は言う。では、今回も弾劾まで行く ...
続きを読む »振り出しへ戻ったメルコスル=所得、技術格差解消で出直しを
7月13日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六月二十二日】第二十八回メルコスル定期総会は十九日、アスンシオンで開催されたが事実上振り出しへ戻ったと、ルーラ大統領は認識した。得意のルーラ節もここでは止めた。これまで積み上げたはずのレンガも、基礎工事のやり直しへ戻った。 会議が空回りしたのは、今回だけでない。四カ国首脳は何度 ...
続きを読む »輝けるPTは何処へ?=極貧層忘れ、私腹肥やしに明け暮れ
7月13日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六月二十三日】作家のジウベルト・M・クジャウスキー氏は、PTは鶏肉とポレンタをキャビアとシャンペンに取り替えたと批判した。権力と腐敗の同居は誰もが認めるところだが、腐敗の前に魅惑がある。 権力は人間世界で最も魅力がある。権力に賭ける者には、全てのものを引き付ける磁石を手に入れた ...
続きを読む »大耳小耳
7月13日(水) 先日のルーラ大統領訪日の際、特別に東京・名古屋で先行上映され、一部で話題を読んだ山崎千津薫監督の映画『ガイジン2』。八月十五日から始まるグラマード映画祭の審査部門三作品の一つに選ばれたと、同実行委員会は発表した。九月から全伯ロードショーを行う予定との発表も先日、ロンドリーナで行われたばかり。まずは台詞も入れ直 ...
続きを読む »現金不法所持でPT役員逮捕=パンツの中に10万ドル=ジェノイーノ党首失脚の陰謀か
7月12日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙九、十、十一日】セアラ州の労働者党(PT)地方役員が八日、サンパウロ市コンゴーニャス空港で現金不法所持の疑いで連警に現行犯逮捕された。現金は二〇万九〇〇〇レアルがアタッシュケースの中に、一〇万ドルがパンツの中に隠されていた。 この役員は同党のジェノイーノ前党首(一連のスキャンダ ...
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