6月7日(火) 一日から五日まで、サンパウロ市EXPO・CENTER・NORTEで開かれ、十数万の来場者を迎えた州観光局主催の「観光EXPO」。開催期間中には、ルーラ大統領を始め、アウキミン州知事、セーラ市長らも会場を訪れ、全伯百十一地域の観光地が紹介された。その目玉のほとんどが、自然の景観や海岸の美しさをアピールするなか、一 ...
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大耳小耳
6月7日(火) 今回、大統領専属通訳を務めた村山サンドラさんは、新橋駅の群集に大統領が入っていく時の様子を、「すごい注目を浴びていた。ブラジルでよくやるように、みんなの中に入っていって抱擁していた。大統領はご満悦の様子でした」という。連邦議会などでは大金を使って購入したと不評な専用機「アエロルーラ」だが、「意外とシンプルでかえ ...
続きを読む »再保険院にも賄賂要求=PTB党首、人事権を悪用=「毎月40万レアル上納しろ」
6月7日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】郵便局汚職事件の渦中の人物とされているジェファーソン・ブラジル労働党(PTB)党首が、ブラジル再保険院(IRB)にも賄賂を要求していたことが明らかになった。 同院の元院長がヴェージャ誌とのインタビューで語ったもので、同党首は同院に対し、毎月四〇万レアルの「上納金」を差し出す ...
続きを読む »5月のインフレが低下=0・35%、燃料と食品が貢献
6月7日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙四日、五日】サンパウロ大学経済研究所(Fipe)は三日、五月の消費者物価指数(IPC)が〇・三五%と、昨年九月(〇・二一%)以来低いレベルを記録したと発表した。 五月のIPCはFipeの予想である〇・四五%を下回り、四月の〇・八三%の半分以下と大幅な低下となった。また、サンパウロ ...
続きを読む »外務省研修OB会、新役員選任=――移民、出稼ぎ、日本語など――=定例会議で議論、報告書を=新会長に三田ルイスさん
6月7日(火) 外務省研修OB会新役員就任式が、三日午後七時半から、広島県人会のサロンで行われた。一九六五年に始まったこの研修制度。今までにブラジルからは百十七人が研修生として日本に派遣された。当日は約六十人のOBが式に参加した。来年の定例会議で、移民、出稼ぎ、日本語継承問題などを議論し、意見をまとめ、報告書を出すという。 ...
続きを読む »ルーラ大統領=訪日の成果は=連載(4)=機内で『GAIJIN2』鑑賞=あいさつ文にも日本語
2005年6月7日(火) 今回の日本での待遇は「公式実務賓客」で、前回のカルドーゾ大統領時は「国賓」だった。前回は天皇主催晩餐会に二百人の賓客で、今回は午餐会(昼食)で約十人ぐらいだったという。待遇の差は、どのくらいあるのか。 国賓だと迎賓館宿泊で、両陛下による宮中晩餐会やお見送りまであり、随行者への費用負担もある。実務賓客 ...
続きを読む »CPI設置は〃金〃で阻止=政府内に楽観ムード広がる
6月4日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙、フォーリャ・デ・サンパウロ紙三日】ルーラ大統領を始めとする政府与党幹部は二日朝、郵便局汚職議会調査委員会(CPI)の設置阻止について話し合い、会合終了後にパロッシ財務相は、CPI設置阻止に協力する下院議員に対して、一人当たり一五〇万レアルの修正予算を近日中にも執行することを約束し ...
続きを読む »東西南北
6月4日(土) ルーラ大統領は、メイレーレス中央銀行総裁が辞任した場合の衝撃について連立与党へ打診した。まずカリェイロ上院議長は郵便局汚職CPIで揺れる政治危機の中、通貨政策委員会のメンバーは交代しないよう助言した。大統領は内閣改造も、CPI内閣と誤解されるので行わないと約束した。議長は内閣改造よりも与党基盤の強化が先決とした ...
続きを読む »ルーラ大統領=訪日の成果は=連載(3)EPA=経済連携協定なるか=08年までに=日伯両国政府が声明書
2005年6月4日(土) 大統領訪日の最大関心事は、やはりエタノール輸出だった。これでもかと関連記事を出すブラジル側メディアに対して、日本側は静観を保った。 しかし、本当の大きな収穫の一つは、経済連携協定(EPA)を〇八年の移民百年祭までに発効させるよう、両国政府に働きかけていくとの共同コミュニケが発表されたことだろう。これ ...
続きを読む »中国が安保理改革に反対=日本の常任理入り懸念=ブラジルの立場、微妙に=日中間の温度差感じた大統領
6月3日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】中国政府は一日、ブラジルなど四カ国が提案した常任理事国を拡大する安保理改革案は危険だとする考えを表明した。中国のワン国連大使は、改革案が承認され理事国の選出に至るなら、中国の拒否権行使を示唆した。中国の判断は、歴史的に問題がある日本の安保理入りを懸念したものと思われる。米政府 ...
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