5月13日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十二日】連邦政府は十一日、「PCコネクト」法を制定し、インターネットの普及を進める方針を発表した。二五〇〇レアル以下のコンピューター販売は、五年間にわたり連邦税を免除する。他に一部法人税の納入期限を各週から各月へ延長することを決定した。この政策により、企業の生産を奨励し運転資金の ...
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4月のインフレ0・87%=政府目標超える勢い=基本金利再び引き上げか
5月13日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十二日】ブラジル地理統計院(IBGE)によると、四月の広範囲消費者物価指数(IPCA)が〇・八七%となったことで、今年四カ月のインフレ率は二・六%となった。四月までの過去十二カ月累計では八・〇七%に及んだ。 これにより四月までのインフレは、政府の公式目標五・一%の半分をすでに超 ...
続きを読む »東西南北
5月13日(金) 南米アラブ首脳会議は「ブラジリア宣言」を採択し、十一日に閉幕した。宣言はテロ行為を非難しながらも、外国の占領に抵抗する権利を強調した。また宣言文には、最も重要な文句「民主主義」が盛り込まれなかった。ルーラ大統領は全体の総意を盛り込むのが民主主義だと、苦しい弁明をした。野党はPTの旗印「民主主義」を引っ込めたの ...
続きを読む »バッテパッポ
5月13日(金) 連警は来年一月からパスポートのモデルを変更することを決定し、プラナルト宮で見本の発表会を行った。従来の緑色から一般は濃紺、公務員の公用がオリーブ色、外交官が赤、国交がない国への渡航用は茶色、難民や亡命者用は黄色、緊急渡航用は薄青色にそれぞれ分けられる。現行のパスポートは期限切れまで有効。新規発行は百レアルから ...
続きを読む »米・イスラエルを名指し非難=南米アラブ首脳会議=やぶへびの共同声明=テロの定義は国連へ先送り=突如帰国した亜大統領
5月12日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十一日】ルーラ大統領が音頭を取り開催された南米アラブ首脳会議は十日、主催国ブラジルの意図に反し、三十四カ国代表が米国とイスラエルの侵略を名指しで非難する共同声明を採択し、発表の方向へ進んだ。アラブ諸国の代表が、南米諸国首脳に招かれた公式の場でイスラエルのパレスチナ侵略を非難するの ...
続きを読む »日伯経済連携協定が課題=大統領訪日=企業家2百人以上も随行
5月12日(木) サンパウロ総領事館(石田仁宏総領事)によれば、九日までに、ルーラ大統領訪日に合わせて百二十七社から二百十二人のブラジル企業関係者が訪日するためのビザを申請していることが分かった。十日の記者懇談会で石田総領事は、「もう少し増えるのでは」と語った。 大統領の日本滞在中の正式な日程はまだ決まっていないが、名古屋で ...
続きを読む »PT一行が準備交渉=日本政府要人と協議
5月11日(水) ルーラ大統領訪日の先発隊として一連の準備交渉をするため、ジョゼ・ジェノイーノ党首をリーダーとする労働者党(PT)一行が七日、日本へ向かった。パウロ・フェレイラ国際関係長官、イデリ・サウヴァッチ上議らも同行した。 EFE通信七日付けによれば、フェレイラ長官は「ブラジルの輸出は今年さらに記録を更新するだろう。こ ...
続きを読む »亜、メルコスル脱退を示唆=南米アラブ会議=ブラジルは独善的=貿易不均衡で不満爆発=経済はずれ、政治色濃い会議に
5月11日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】開幕した南米アラブ首脳会議で亜国工業連盟のメンジグレン副会長は九日、ブラジルがメルコスルの結束強化に努めないなら、亜政府は同協定から脱退する旨通告した。亜代表団はメルコスル発足で合意した加盟国の協調体制を忘れ、ブラジルが隣国の権利を損なったと非難した。一方では経済交流を目的 ...
続きを読む »アグリビジネス
5月11日(水) ブラジル産果物の輸出促進協会(IBRAF)は、東ヨーロッパやアラブ、東南アジア諸国などからの物産展参加者と経済使節団員に航空券やホテル投宿が当たる抽選券を配布する。仏系スーパーのカルフールが行った果物輸出キャンペーンにならったもの。同スーパーは二〇〇四年に五千八百万ドルを輸出。〇五年は一億ドルを目標とした。I ...
続きを読む »至上命令は緊縮財政=新長官任命で体制整える=金利以外のインフレ抑制策として
5月10日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】パロッシ財務相は新財務長官としてムリロ・ポルトガル氏を任命し、緊縮財政を至上命令として実行するよう命じた。来年度の大統領選挙で、野党側の対立候補は現政府の支出増加を攻撃してくるのは必至で、ルーラ現政権を続投させるためにはこれを避けなければならないとして、年内の支出削減が絶対 ...
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