6月2日(水) 目白押しの対中国投資 ブラジル政府及び経済界の狙いは、二国間の貿易拡大のみならず、両国の企業間の投資増大にも期待している。両国の企業間で既に三百社近いジョイントベンチャーが結ばれている。「世界の工場」から「世界の消費地」に変貌し、各国が中国投資に沸いている中で、この数字は目立ったものではないかもしれないが、ブラ ...
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ブラジル&中国ビジネス=ブラジル史上最大のミッションを構成ルーラ大統領が訪中=将来握る重要な取引相手
6月1日(火) ルーラ大統領は、五月二十二日~二十七日の予定で中国との新たな経済交流を求め、主要閣僚七名と州知事五名、さらに企業代表者から成る六百名(三百四十社)に及ぶ史上最大の経済ミッションを組み中国を公式訪問した。対中国貿易を拡大しようとするブラジル政府の意気込みがこのミッションの規模にも表れている。ブラジル政府は、中国の ...
続きを読む »「日伯関係 未来志向で」=商議所主催歓迎会=堀村新大使があいさつ
6月1日(火) ブラジル・日本商工会議所(田中信会頭)は堀村隆彦新ブラジル大使の歓迎会を五月二十八日正午から、セルケイラ・セザール区のルネッサンス・ホテルで行った。歓迎会には石田仁宏総領事をはじめ、会議所の理事六十人が参加した。 田中会頭は歓迎のあいさつで「最近トヨタ、ホンダ、川崎重工、三井などが投資しているが、撤退する企業 ...
続きを読む »土地侵入が過去最高に=急がれる農地改革の進展
5月29日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十八日】「赤い四月」と名付けられた、土地占拠運動(MST)の四月の土地侵入件数は百九件を記録し、この数は九九年に大統領府に全国農業聴聞局が設置されて以来、単月としては過去最高となった。 オリヴェイラ聴聞官はこの数が驚くべきもので、非常に懸念されると述べた。「農場主はこれ以上耐 ...
続きを読む »ルーラ大統領 反伯中同盟の存在指摘=国の名指しは控える=〃ウラン輸出〃が意外な反響=科学技術省、輸出を撤回
5月28日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十七日】中国の上海を訪問中のルーラ大統領は二十六日、伯中同盟の挫折に向けて暗躍する国々が存在することを明らかにした。大統領は、これらの国に告ぐとして「同盟の成功に期待する国々の方が、数では多い」と通告した。両国の間で原子力協定検討の情報が世界を巡ったことで、ブラジルの在米公館に ...
続きを読む »中国へウラン輸出を検討=原発建設資金に=原子力協定も視野に=新たな国際問題へ発展か
5月27日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十六日】伯中両国は二十五日、ブラジルの原子力開発の技術協力と中国の原子力発電所へのウラン鉱石供給協定について検討に入った。目的の一つは、ブラジルの原発建設の資金捻出とされる。ブラジルが中国へ供給するウランは、平和利用または軍事利用にしても未加工の状態。伯中原子力協定の内容につい ...
続きを読む »コラム 樹海
中国は大きい。人口は十三億人を超える。昨年は宇宙有人衛星「神舟五号」の打ち上げに成功し科学技術の水準の高さをも示したし、欧米の企業進出も激しい。日本も例外ではないけれども、撤退をやむなくされる企業が多いのも事実。こんな大国へルーラ大統領が経済人ら五百人近くを伴い訪問し大歓迎を受けたそうだ▼これはこれで大いに結構なことだし大い ...
続きを読む »伯中戦略関係を強化=両国首脳が会談=大豆を除き、大きな成果=人権問題には深入りせず
5月26日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】ルーラ大統領は二十四日、胡錦濤国家主席と会談、双方は戦略的パートナー関係を発展させ、経済通商関係を強化することで合意した。国連安保理でブラジルの常任理事国入りを支持する旨、中国政府から正式に快諾を得た。ブラジル政府は人権問題について、中国の制度を前向きに理解することを ...
続きを読む »ルーラ大統領が訪中=大型経済使節団伴ない=市場多角化に絶好の機会=高まる中国語学習熱
5月26日(水) 【ヴェージャ誌】ルーラ大統領は二十三日、これまでで最大規模といわれる大型経済使節団を引き連れて中国を訪問した。ブラジル経済のネックとなっているインフラ整備で、中国は最も期待される投資国の一つ。中国経済の発展振りは、誰の目にも一目瞭然だ。伯中両国の貿易も急増したが、中国側から見たら微々たるもの。ブラジルにとって ...
続きを読む »公約破りの新最賃=06年までに倍増は不可能
5月26日(水) 【エポカ誌】ルーラ大統領が四月二十九日、発表した新最低賃金二百六十レアルは、公約破りを認め雇用創出もないことを宣言するものとなった。リカルド・ベルゾイーニ労働相は「PT政権の就任二年で成し得ることは、国民が期待しているより少ないことを告白する」と本音を吐いた。 もしも最低賃金を〇六年に倍増するなら、〇五年に ...
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