10月7日(火) 【アゴーラ紙四日】ルーラ大統領は三日午後、サンタ・カタリーナ州ブルメナウ市の「イトウパーヴァ・ガルテン住宅団地」新築落成式で行った演説の中で、都市中心部にある空き家・空きビルを低所得者の家屋として充てる考えを主張した。大統領は、これを実施することによって、現在不足しているブラジル人の居住地約六百五十万軒分を補 ...
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東西南北
10月7日(火) サンパウロ市の市バス料金の値上げ率が、インフレよりかなり高いことが判明。レアル計画が始まった一九九四年七月から起算するとインフレは一六四・一五%。バス代は〇・五〇レアルから一・七〇レアルへと二四〇%の値上げ。インフレ調整率で計算するならバス代は一・三二レアルでなければならない。地下鉄は〇・六〇から一・九〇レア ...
続きを読む »富裕層に還流する税金=年金、教育分野で顕著=社会支援の構造に問題
10月7日(火) 【ヴェージャ誌】政府は「家族支援金」という新たな社会支援策をはじめ、多くの税金を社会分野に投入していると言われる。しかし、このほど財務省が社会費用の配分を分析した結果、そうした社会支援の構造自体に深刻な問題があることが浮かび上がった。 政府は新しい社会政策―「家族支援金」を計画した。この計画は貧困家庭の食糧 ...
続きを読む »ベネジッタ大臣が謝罪=大統領、更迭否定し擁護
10月4日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】ルーラ大統領は二日、ベネジッタ・ダ・シウヴァ社会発展援助相の謝罪を受け入れると発表した。ベネジッタ大臣は二十四日のアルゼンチン旅行の費用を国庫から出した件で、領収書などの書類を提示しながら大統領に説明し、社会問題化したことを大統領に謝った。 アルゼンチン訪問の目的を、同大 ...
続きを読む »高齢者憲章 健保掛け金、値上げ禁止=大統領、強引に承認=保健相抜きの閣議で決定=医療プラン割高に
10月3日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】「高齢者憲章」の公布式典に臨んだルーラ大統領は一日、署名した。同憲章は、高齢者の健康保険掛け金調整を禁じている。ウンベルト・コスタ保健相を除く三閣僚と、大統領は会談し憲章を承認した。保健相は高齢者の掛け金調整を禁じれば、健康保険は全般に割高になると警告した。煙草の広告、遺伝 ...
続きを読む »在伯米大使、帰国へ=後任は大国並みに政治家を
10月3日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二日】ドンナ・リナック在伯米大使は一日、二〇〇五年四月の任期を前に、来年三月をもって帰国となった。異例の人事移動で女性大使の帰国命令は、初めて。ルーベンス・バルボーザ在米ブラジル大使の辞任帰国と偶然、重なった。 米国の大使は、三年が任期であった。同大使は、二〇〇二年四月に着任。 ...
続きを読む »エコノミーア
10月2日(木) 伯米両国は世界貿易機関(WTO)カンクン閣僚会議で衝突したまま二十九日、トリニダード・トバコで開催される米州自由貿易圏(FTAA)閣僚会議に向けて日程作成の準備会議を始める。米側が農産物抜きの決着を目論む限り、交渉の難航は続きそうだ。ブラジルは三地域がそれぞれ個別の協定を結ぶことを提案したが拒否された。 ...
続きを読む »飢餓ゼロ計画を再編=食糧特命省を廃止=大統領府が一括管理=活気帯びる未開地も
9月30日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】「飢餓ゼロ」計画が発足して九カ月を迎えたが、成果が上がらないことを不満としてルーラ大統領は二十七日、諸省庁にまたがる「飢餓ゼロ」計画を再編するよう指示した。ジョゼ・グラジアノ食糧特命相は無任所大臣となり、同省は廃止となる。政権の目玉とする〃富の再分配〃は、一庁に集中させ ...
続きを読む »国立銀行にPTの息=主要役職の3分の1占める
9月30日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十九日】ルーラ大統領就任以来、労働者党(PT)はブラジル銀行の重要ポストすべてを事実上支配するようになった。政府は同銀総裁については有能な人物を任命したが、主な関連機関のトップにはPTと関係の深い人物を就任させている。 ラテンアメリカ最大の年金ファンド(Previ)、ブラジル ...
続きを読む »老人憲章、上院で可決=原案発表から7年経過
9月30日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙】高齢者保護に関する新たな法的措置を規定した老人憲章が二十三日、上院で承認された。同憲章はルーラ大統領により九月末にも承認される予定。 老人憲章の原案はパイン上議が九七年に下院で発表し、承認までに足掛け七年が費やされたことになる。同憲章の内容は以下の通り。 ▼統一医療保健シス ...
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