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フェルナンド・モライス氏インタビュー=臣道聯盟がブラジル社会に問いかけたもの(上)=ブラジル史としての物語=非日系だから中立的に書ける

5月27日(火)  「臣道聯盟は、ブラジルの歴史を豊かにする貴重な逸話だ。私にとって、彼らは理解に苦しむ狂人ではない」。トレードマークの葉巻をくゆらせながら、パウリスタ大通り近くの高層アパートにある事務所で二十日午前、『Coracaes Sujos』(Companhia das Letras社、〇〇年)の著者フェルナンド・モライ ...

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5月の物価、最低値と予測

5月16日(金)  【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日付】五月の総合市場物価指数(IGP-M)が〇・〇一%に達する見込みだ。二〇〇二年二月以来、十五カ月ぶりの最低の水準。〇二年二月はマイナス〇・一六%だった。レアル高と燃料の値下げが主な原因とみられる。デフレとなる可能性もあると、ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団は発表している。

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パロッシ財務相 インフレ沈静を宣言=第一目標は達成=次は貧困層の生活向上=金利政策に青信号

5月15日(木)  【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】パロッシ財務相は十三日、インフレは鎮静されたと発表した。インフレとの戦いは完勝したわけではないが、インフレ動向を表示する三指数が三月から四月にかけ下降したことで、財務相は勝利宣言をした。これで中央銀行の通貨審議会は、基本金利を引き下げる可能性が出てきたと安どしている。   ...

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ブランド好む低所得者=〝貧乏商品〟大嫌い

5月14日(水)  【エスタード・デ・サンパウロ紙】C、D、E階級とされる低所得階層が求める商品とはどんなもの―? 粉末洗剤やシャンプー、石けんなどの家庭用品大手会社「ユニレバー」が、ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団に、低所得者が好む商品調査を依頼したところ、「貧乏人は低所得階層を対象に販売されている〃貧乏商品〃が大嫌いで、少々高 ...

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労働法100カ条削除を検討=時代に沿わぬ死法

4月23日(水)  【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十二日】統一労働法成立六十周年を明日に控え、九百二十二条からなる全法のうち百カ条の削除が労働省草案として検討されている。同法はヴァルガス政権時の一九四三年五月成立以来、一度も改正されることがなかった。  労働省にとって法削除は死法の排除に過ぎないが、有給休暇や十三カ月目給与、出 ...

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中途入学試験近づく=サンパウロ州=Unespは七月に実施

4月23日(水)  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】今年大学入試を受ける人は、もう出願期間、試験日程、合格発表日に注意を向け始める必要がある。  一番早く出願を締め切るのはジェトゥーリオ・ヴァルガス財団サンパウロ企業経営大学(Eaesp=FGV)で、四月二十五日が締め切り日。志願者は同大学のサイト(www.fgvsp.b ...

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3月インフレ1、66%

4月16日(水)  【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】ジェトゥーリオ・ヴァルガス財団(FGV)は九日、三月の総合物価指数(IGP=DI)は一・六六%と発表した。二月の同指数は一・五九%。三月の指数としては九九年以降最高となった。  同指数上昇の主因は卸売価格の上昇。一・二五%から一・四五%という市場の予測を大きく上回り、今月中 ...

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東西南北

3月21日(金)  マット・グロッソ・ド・スル州カンポ・グランデ市で十七日、武器不法所持容疑で二人の男が逮捕された。のち二人がサンパウロ州で起きた判事暗殺事件の犯人のモンタージュ写真の人物に似ていることが分かり、二人の取調べが始まった。しかし、事件の目撃者らは「この二人ではない」と一言。判事暗殺事件は再び振り出しに戻ってしまった ...

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ブラジルの藤田嗣治を語る=リオ社交界を魅了=ポルチナーリにも影響

3月7日(金)  日本ではこのところ、画家藤田嗣治(一八八六―一九六八)への関心が高まっている。  きっかけは、講談社から同時刊行された二冊の本―「藤田嗣治『異邦人』の生涯」、「藤田嗣治画集 素晴らしき乳白色」―にあるようだ。大手新聞を始め多くの書評欄が取り上げたことが拍車をかけた。  華麗な伝説に彩られたエコール・ド・パリの寵 ...

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大統領 社会主義政策も選択肢に=連立政権下で模索=PT過激派とは妥協を=権力闘争は日常茶飯事

2月11日(火)  【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】ルーラ大統領は八日、政権獲得のためにPTが諸派連合を結成したことにより思想的相違が生じる中で事態を収拾する見解を述べた。前政権の経済路線踏襲は、社会主義も選択肢に入れた新自由主義による目標達成のための模索であると過激派に訴えた。異質政党をも取り込んだ連立政権であるため、従来 ...

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