ニッケイ新聞 2008年8月14日付け 投資ファンドが食糧インフレを引き起こしたと騒がれたことで、投資家が農産物コモディティ先物市場から投資を引き上げたと十三日付けフォーリャ紙が報じた。 投資を引き上げた後の先物市場は、植付けを始めたブラジルの生産者に暗い影を落とした。過去三十日、世界の相場を決めるシカゴ穀物市場の価格は、続 ...
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岩塩下油田=PB一社委任なし=試掘条件未決で株値下り
ニッケイ新聞 2008年8月12日付け 政府は九日、岩塩下で広範囲に広がることが予想される大油田の試掘権をペトロブラス石油公団(PB)一社の采配に委ねる意向のないことを表明と十日付けフォーリャ紙が報じた。 理由は二つ。一はPBが、民間資本を含む総合企業であること。二は大企業に発展し、権力掌握により政府内政府を樹立する可能性が ...
続きを読む »ピナコテッカの盗難絵画2点回収
ニッケイ新聞 2008年8月8日付け ペトロブラス石油公団が、十二日からカンポス沖北側にあるジュバルテ油田の岩塩下油田採掘を始めると発表したと、六日エスタード紙が報道。採掘にはジュバルテ油田既設のP34油井を適正化して利用する。採掘中の岩塩上油田からさらに掘り下げることになる。 十月には、隣接のカシャロッテ油田の原油採掘も開 ...
続きを読む »岩塩下油田は12日採掘開始
ニッケイ新聞 2008年8月8日付け ペトロブラス石油公団が、十二日からカンポス沖北側にあるジュバルテ油田の岩塩下油田採掘を始めると発表したと、六日エスタード紙が報道。採掘にはジュバルテ油田既設のP34油井を適正化して利用する。採掘中の岩塩上油田からさらに掘り下げることになる。 十月には、隣接のカシャロッテ油田の原油採掘も開 ...
続きを読む »ドーハの波及懸念=国際的合意は同じ轍を踏む
ニッケイ新聞 2008年8月2日付け WTO(世界貿易機関)のドーハ・ラウンド(多国間交渉)決裂は、排気ガス削減や食糧の輸出制限、原油高騰対策にも波及し、今後の国際協定で共同歩調をとれるかが懸案されると七月三十一日付けヴァロール紙が報じた。 目的が人類生存のための予防措置であろうと世界各国の協力を求めるなら、ドーハ・ラウンド ...
続きを読む »食糧危機はメジャーが=飢餓死体で肥えるハイエナ
ニッケイ新聞 2008年7月29日付け ブラジルはインフレが五・四一%に達し、経済成長率よりもインフレ率が愁眉の話題になった、とブラジル版ル・モンド・ディプロマチッケ七月号が報じた。一九九〇年に取り押さえたドラゴンはいま、檻を抜け出したらしい。 食糧インフレの元凶は、多国籍食糧メジャー六社のカルテルである。カルテルは、食糧の ...
続きを読む »邦字経済誌「実業のブラジル」最新号発売
ニッケイ新聞 2008年7月26日付け ブラジルと日本の経済情報を発信する月刊誌「実業のブラジル」七月号が発売された。各日系書店で購入可能。 最新号の内容は、高木登氏の「原油価格の高騰とブラジルの石油事情」、「家族手当の現状」、「メイド・イン・ブラジルの先端技術」、「新登場の消費者たち」、「トヨタ新工場を発表」など。 半年 ...
続きを読む »ドーハ・ラウンド=最後の正念場が開幕=決裂は混迷を招く=食糧と原油が切り札に=外相の失言でブラジル減点
ニッケイ新聞 2008年7月22日付け 終盤を迎えた世界貿易機関(WTO)のドーハ・ラウンド(多国間交渉)でアモリン外相は二十日、十九日の外相発言を逆手にとって、先進国がブラジルを外交的窮地へ追い込むため奸策を計っていると訴えたことを二十一日付けエスタード紙が報じた。ブラジルが工業製品に対し全面市場開放に応じないなら、農産物の ...
続きを読む »衛星気象観測始まる=科学的根拠で未来予測を
ニッケイ新聞 2008年7月16日付け 政府は十四日、石油化学産業から上がる利益の六%で環境基金を立ち上げ、国内の地球温暖化対策に充当と決めたことを十五日付けフォーリャ紙が報じた。これまで同資金は、原油の試掘や海洋の汚染、パイプラインの破損に使われた。 同基金は、金額にして三億レアル。海洋事故が発生すれば応急措置を行うが、そ ...
続きを読む »PBに注目が集中=産油国会議で合弁話殺到
ニッケイ新聞 2008年7月12日付け サントス沖大陸棚に油田が次々発見されたことで、ペトロブラスは産油国会議で注目の的となった。世界の有名な原油試掘企業が、ブラジルの深海油田の探査技術に興味を抱き始めた。 ペトロブラスのスタンドに関係著名企業のオーナーや管理職が人だかりとなり、ガブリエリ総裁に資金提供や技術提供の申し入れで ...
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