ホーム | 原油 関連記事 (ページ 28)

原油 関連記事

第二石油ショックの到来=米議会、高騰に待った=もう一つの元凶ファンド=世界はブラジルに穂を垂れる

ニッケイ新聞 2008年7月1日付け  ブラジルが大油田開発に国運を賭けようとした矢先の二十八日、米議会が原油投機を抑制する動きを見せたと三十日付けエスタード紙が報じた。その一案は、リバーマン上議(民主党)の原油投機目的の投資ファンド設置や年金ファンドやヘッジ・ファンドの同目的投資の禁止案だ。  最近の原油高騰はインフレ率を差し ...

続きを読む »

株価世界同時安=半年分利益が吹き飛ぶ=投資に時代の変化=米資産が途上国へ移動?=移転先有望国はブラジル

ニッケイ新聞 2008年6月28日付け  米国大企業の業績不振と原油四%高騰の発表が世界の金融市場を動揺させたことを受け、サンパウロ市証券市場の株価指数が二十六日に二・八九%落ち込んだと二十七日付けエスタード紙が報じた。原油高騰で追い風のペトロブラス株が支えなければ、今年最悪の日になったと予想される。  ゴウルドマン・サックスが ...

続きを読む »

中央銀行=目標インフレを6%に上方修正=対策的外れ否めず=グロバル化で物価高騰=通貨政策とは流通量対策

ニッケイ新聞 2008年6月27日付け  中央銀行は二十五日、今年の目標インフレ率を六%に上方修正と発表したことを二十六日付けエスタード紙が報じた。中銀は、インフレが進行するなら、抑制手段として基本金利の引き上げは避けられないと通告。金融市場はIPCA(消費者物価指数)が六月、〇・九%に達したことで危機感を覚えた。  中央銀行が ...

続きを読む »

モウラ海相談=ブラジル近海は無防備状態=油田域に原潜常駐=米第四艦隊の配置も視野に=サントス沖が世界の注目

ニッケイ新聞 2008年6月26日付け  モウラ・ネット海相は二十四日、原油高騰と大油田発見で風雲急を告げる国際情勢の中、ブラジル近海が無防備だと警告したことを二十五日付けエスタード紙が報じた。ナイジェリアでは、同国の不満分子によって油田地帯を占拠された。ブラジルも大油田地帯の警護が、必要だという。  ブラジル近海には現在、二十 ...

続きを読む »

四角ミナスが誕生=ステンレスバレー工業団地

ニッケイ新聞 2008年6月24日付け  ミナス・ジェライス州鉄鋼地帯に誕生した四角ミナスは、アジア諸国から雪崩のように注がれる資本投下で沸き立っている。その一つジェセアーバ市は住友ヴァルレ鋼管の進出で、地価や家賃が六倍も値上がりした。  近隣都市も同じ。今までは静かな寒村であったが、住民は毎晩大型トラックの轟音を聞かされている ...

続きを読む »

インフレの原因?=アジア・パワーの胎動期

ニッケイ新聞 2008年6月20日付け  米金融危機が起きて一年になるが、内容は未解明である。そこへ原油と食糧の高騰という新たな危機が押し寄せ、二年間潜んでいたインフレがレーダーに表れたとする論説を十五日付けエスタード紙が掲載した。  大阪のG8財務相会議は、コモディティ高騰が諸悪の根源だという結論だ。経済専門家は、コモディティ ...

続きを読む »

インフレ=カナリアは死んだ=可能で確かな目標設定を

ニッケイ新聞 2008年6月18日付け  炭鉱夫は、カナリアを連れて坑道に入る。坑道にガスが充満していると、カナリアが死んで危機を知らせる。中銀のインフレを知らせるカナリアも一月に死んだ、とエスタード紙が次のような論評を掲載した。  企業は中銀のカナリアを見ながら、商品価格の上げ下げを決める。中銀の新しいカナリアは、インフレだけ ...

続きを読む »

泣く子と官房には=ロウセフに逆らえば窒息

ニッケイ新聞 2008年6月17日付け  国家航空庁(Anac)のアブレウ前理事は、官房室の圧力が管理監督庁の権限を骨抜きにすると訴えた。本来独立権限が認められるべき官庁だが圧力に逆らえば、予算削減や人員削減、政治的策謀のいやがらせなどで窒息状態に追い込まれると抗議した。  国家原油庁(ANP)や国家陸運庁(ANTT)なども、同 ...

続きを読む »

ペトロブラス=過去最大の油田発見=産油国入りも可能=6000億ドル投資、500億B産油=ブラジルの国際的地位に変化

ニッケイ新聞 2008年6月14日付け  ジュネーヴの国連会議に出席したルッピ労相は十二日、サントス沖の岩塩下で新たな良質の大油田発見と発表したことを十三日付けエスタード紙が報じた。埋蔵量は、過去最大と見られている。ペトロブラスはこれまで、多国籍企業などの企業連合多数によって試掘していたのを、一社の大連合にまとめる考えだ。  労 ...

続きを読む »

国際会議は近視眼=インフレは需給関係に非ず

ニッケイ新聞 2008年6月14日付け  フラガ前中銀総裁は十二日、世界的な潜在インフレで、財務相国際会議が重大な過ちを犯していると警告した。同前総裁は世界の中央銀行が殆ど、食糧と原油の高騰が単なる需給関係の結果だとして表面的な見方をしていると批判した。  潜在インフレの原因は、基本金利の引き上げを先延ばしする金利政策という。世 ...

続きを読む »