5月27日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十六日】伯中両国は二十五日、ブラジルの原子力開発の技術協力と中国の原子力発電所へのウラン鉱石供給協定について検討に入った。目的の一つは、ブラジルの原発建設の資金捻出とされる。ブラジルが中国へ供給するウランは、平和利用または軍事利用にしても未加工の状態。伯中原子力協定の内容につい ...
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金利据え置きでドル暴騰=国際金融不安認めた=中銀、市場に振り回され=インフレ抑制のみにやっき
5月22日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】中央銀行通貨審議会(COPOM)の基本金利(SELIC)一六%据え置き決定を、金融市場は中銀が国際金融不安の存在を認めたと理解して二十日、ドル通貨が暴騰した。ドルは二・五%上げて、三・二一二レアルへ。〇三年四月の水準となった。〇五年一月の先物金利は、年利一七・八%へ上げ ...
続きを読む »各種公共料金値上げ=所得減少に手痛い追い討ち
5月19日(水) 【アゴーラ紙十六日】前年比で所得が二・四%減少しているのに、この先三カ月の間に各種公共料金の値上げが待ち構えている。 先陣を切るのは固定電話料金で、値上げは六月にも実施される予定。値上げ幅は過去十二カ月間の総合物価指数(IGP―DI)を基に算出され、五月までの同指数は五・七一%。 七月には電気料金と自動 ...
続きを読む »1年ぶりのドル高値=ボベスパは今年2番目の下げ幅
5月12日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十一日】ブラジルは十日、国際金融市場の動揺の余波を再び受けた。商業ドルは同日二・五五%上昇して一ドル三・一四レアル、昨年四月以来の最高値で取引を終えた。カントリーリスクは六・一八%上昇して八百八ポイントに達し、サンパウロ証券取引所のボベスパ指数は、前週末終値比で五・四六%下落し、 ...
続きを読む »ドル 3レアル台に=政治不安に市場反応=原油高、米公定歩合が拍車=予算管理相「一時的現象」
5月8日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】内外の不安要因を受けて金融市場は六日、大きく揺れた。サンパウロ市証市場は株価指数を四・一七%下げ、ドル通貨は一・五六%上げ、三レアル〇〇一セントを付けた。カントリー・リスクも、九・〇六%上げた。内部要因は、ビンゴと最低賃金の暫定令で政府が脆くも敗れ、財政収支の悪化が予想された ...
続きを読む »最新経済統計データ=Jデスクが発売中
3月31日(木) ジャパン・デスク(高山直巳代表)は、昨年と今年の最新経済統計データを集めた『ブラジル経済データ』を発刊した。十四分類、六十二項目、全百十六頁で百二十レアル。 主な内容は▽一般(人口、所得)▽労働(労働人口)▽政治(行政府の各省/大臣、党別国会議員構成)▽経済(国内総生産、部下指数)▽財政(内債と国庫収支、 ...
続きを読む »東西南北
3月16日(火) ビルの住民は、平屋に住む人と比べて平均三〇%多く水を消費する、とサンパウロ州水道局(SABESP)は発表した。これはビル住民の意識が低いということではなく、物理学的な理由による。水槽の位置が高ければ、それだけ水圧が高くなる。SABESPによれば、八階建てのビルで一階の水道蛇口を半分開くと五分で八十リットルの水 ...
続きを読む »インド、南アとG3結成を=新年の外交戦略発表=対米・EU交渉にG20不可欠=続いて中国とG5締結
12月9日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】アラブ首長国連邦のアブダビを訪問中のルーラ大統領は七日、二〇〇四年度の外交目標はインドと南アフリカ共和国へ集中して親密化することだと述べた。並行して、中国とロシアをも含める外交方針を明らかにした。米政府への対決目的ではなく、南米とアフリカ、中東諸国が結束して国際活動に挑むの ...
続きを読む »砂糖輸出の大手、燃料へ=グインレ、ポスト開店
10月30日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】名門の一つグインレ家が十一月三日、ガソリン配給業界へ〃グインレ・ペトロレオ〃として参画すると発表した。資本金三千万レアルを投じて、ペトロブラス石油公団から年間五百万リットルのガソリン供給を受ける。 当面はカンピナスとジュンジアイのガソリン・ポスト二カ所から始め、三年 ...
続きを読む »マカエ市 国際都市に=外国資本が海底油田狙う
10月30日(木) 【ヴェージャ誌】リオ州マカエ市には人口の一〇%に相当する一万三千人の外国人が同市に居住している。一九九九年から外国資本の民間企業も海底油田の試掘に参加できるようになった。そのため、外国の企業から技術者とその家族が派遣されている。彼らの月給は、五千ドルから一万五千ドル。 小さなマカエ市が突然、国際都市へ変ぼ ...
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