ニッケイ新聞 2009年9月17日付け 十三日にあった全伯短歌大会。「ふるさとの」で始まり「ゆく」で終わらせる約束事をした独楽吟では、「ふるさとの山川テレビにうつる朝幼い日々に思い馳せゆく」(真藤浩子、五位)や「ふるさとの茸(たけ)狩りし山訪むれば家立ち並び自動車のゆく」(住谷ひさお、三位)という句もその場で作られた。普段から ...
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大泉町で百時間フットサル=子供たちを元気づけたい
ニッケイ新聞 2009年9月15日付け 〃ブラジルタウン〃で知られる群馬県大泉町で十九日から、百時間連続を目標にしたフットサル大会が開催される。 同大会の名前は「ギネスに挑戦!!『NESPOフットサルマラソン大会』NON STOP100時間」。NPO法人大泉国際教育技術普及センター(高野祥子理事長)が主催し、NESPOフット ...
続きを読む »日伯論談=第18回=日本発=リリアン・テルミ・ハタノ=子どもたちの可能性のために、多様性の尊重を
2009年9月12日付け 在日ブラジル人の子どもと一口に言っても、その置かれた状況は実に多様である。 たとえば、学齢期の途中で来日した子もいれば、もっと幼い頃に来日した子や日本で生まれ育った子どももいる。ブラジル人経営の託児所やブラジル学校にずっと通っていた子もいれば、日本の保育園や小学校しか知らない子どももいる。日本の公立 ...
続きを読む »帰国後の就学でセミナー=「ブラジル政府と緊密に」=群馬県
ニッケイ新聞 2009年9月9日付け 【共同】昨年秋以降の景気悪化で失職した在日ブラジル人が帰国後、子どもを現地の学校に受け入れてもらえない事態が相次いでいるため、入学に必要な手続きなどを保護者らに説明するセミナーが七日、群馬県太田市で開かれた。 ブラジルの日系人社会に詳しいサンパウロ大の二宮正人教授ら二人が講演し、社会福祉 ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2009年9月5日付け NHKドラマ「ハルとナツ」のブラジルロケ用の撮影器具、今年一月に母県から神奈川文化援護協会に送られた「二宮金次郎像」を運搬したのは、このたび創立三十周年を迎えたブラジル日本通運。昨年二月に北海道協会が主催した「雪だるま祭り」のため、北海道から雪だるまを運んだ際、和田亮社長は「何があるか分か ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2009年9月4日付け 〃歴史的な選択〃と騒がれる総選挙に隠れて、地方選挙も行われた。中でも最近珍しい五選を決めた橋本昌茨城県知事はブラジルにも縁の深い人物として関係者に知られている。網野弥太郎元県連会長は「確か来伯五回を数え、自治省の課長時代からブラジルとの交流に尽力してくれた人物です」と評す。知事として茨城県 ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2009年9月2日付け 民主党の圧勝、政権交代へと進んだ衆院選。戦後ほぼ一貫して自民中心の政権との関わりだったブラジル日系社会にとっても、未知の世界が広がっている。 ルーラ大統領との首脳交流に踏み切った小泉元首相から麻生首相まで、日伯関係はこの数年で大きな進展を遂げた。 そして今、デジタルTV、高速鉄道など日 ...
続きを読む »京都外大=田所教授45回目の来伯=103冊目の著書片手に
ニッケイ新聞 2009年9月1日付け 自他ともに認める「ブラジルマニア」の田所清克・京都外国語大学教授(61、熊本県)が来伯中だ。新著「絵でひけるビジュアル辞典 日本語→ブラジル・ポルトガル語」(国際語学社、全六百八十一ページ、四千三百円)を手に八月二十六日、本紙を訪れた。 今年六月に出版された新著は、自然科学から動植物、人 ...
続きを読む »デカセギ帰伯後の実態知って=二宮教授、中川さん訪日講演
ニッケイ新聞 2009年9月1日付け 二宮正人USP法学部教授(弁護士)と中川郷子心理科医(ISEC=文化教育連帯学会のカエルプロジェクトコーディネーター)の二氏は、デカセギが帰伯後に直面している実態などの講演のため九月初旬に訪日する。三井物産株式会社の支援事業。 デカセギが帰伯後に就職先を見つけることが困難なケースが多い上 ...
続きを読む »日伯論談=第17回=日本発=柴崎敏男=〃異質〃なものを受け入れる学校教育を
2009年8月29日付け 全くの部外者であった企業人が二〇〇五年から企業の社会貢献活動の一つとして在日ブラジル人教育問題に関わり始めました。その活動を進める中でいくつかの問題に直面しました。 今回はそのうちの主に公立学校に於ける外国籍児童に対する年少者日本語教育に関して述べます。現状改善のために関係者のこれからの努力を期待し ...
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