10月10日(金) 昨夜来の雨も止んで、朝食を済ませた団員たちは、三々五々ホテルの近くを散策。緑も多く都会に見られる喧騒もない。町の郊外には穀物を収納するカントリーエレベーターの高い塔が方々に建っている。 バスは他のホテルに泊まったバスと一緒になり、四十五分ほどで共栄移住地に着いた。会館の入口には立派な野球場。そしてその奥の ...
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移民のふるさと巡り=3千キロの旅=2=いま大豆の一大生産地―ドゥラードスでミサを
10月9日(木) ペドロ・ファン・カバレェーロ市のアマンバイ日本人会館を出て、国境をまたぎドゥラードスへの道を引き返す。この辺りでもセンテーラ(土地なし農民)の旗印と、バラックともいえない掘っ建て小屋が道端に並んでいる。カステロ・ブランコ街道沿道でも見られたが、小屋に人影はあまり無く、本当に土地開放がこれらのセンテーラ農民を救 ...
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10月2日(木) 伯米両国は世界貿易機関(WTO)カンクン閣僚会議で衝突したまま二十九日、トリニダード・トバコで開催される米州自由貿易圏(FTAA)閣僚会議に向けて日程作成の準備会議を始める。米側が農産物抜きの決着を目論む限り、交渉の難航は続きそうだ。ブラジルは三地域がそれぞれ個別の協定を結ぶことを提案したが拒否された。 ...
続きを読む »「おふくろの味づくり」に自信―農協婦連、体験重ねて
9月30日(火) 八月二十三日から九月七日までの三週間の週末、サンパウロ市郊外にあるアルジャで開かれたⅩⅠⅠ AFLORD(第十二回花祭り)で、昨年に続き二度目の出店を果たしたブラジル農協婦人部連合会(ADESC、上芝原初美会長)。期間中、一日平均二十人の部員が参加して、素人ぽさを残しつつも、お互いに料理の腕を競い合いながら、 ...
続きを読む »遺伝子組み換え農産物 解禁暫定令を公布=臨時大統領が署名=次期作付けに限り許可=違憲理由に反対論も
9月26日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十五日】ロベルト・ロドリゲス農相は二十四日、十月から始まる次期作付けから遺伝子組み換え(GMO)農作物を解禁すると発表した。GMO解禁の暫定令は度重なる論議を経て二十五日、ジョゼ・アレンカール臨時大統領によって署名された。ニューヨーク滞在のルーラ大統領は、既定の事項であり信じる ...
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9月25日(木) リゴット南大河州知事は十九日、ルーラ大統領が近く遺伝子組み換え(GMO)農産物を正式に解禁する条例を制定することを明らかにした。強硬に解禁に反対するマリーナ・シウヴァ環境相の手前、今まで保留していたとした。人体の健康を損なう理由は科学的に証明されなていないし、生産原価が安価になり、在来種とGMOの物流機構を別 ...
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9月18日(木) VW社は、余剰人員三千九百人の希望退職を募っている。残る従業員も十月から、傍系へ転勤させられるようだ。退職者は基本給十五カ月分と勤務期間一年につき基本給の四〇%という。ABCでは最高の条件とされる。欧米では補助金制度で守られた農業生産者が荷物になっているが、ブラジルは労組に守られた工員が問題になりそうだ。 ...
続きを読む »ジャカレイでー動き始めた環境教育―高まるコチア農校の役割―テーマ「農業と環境」市立名門校が学園祭
9月18日(木) 十二日、サンパウロ州ジャカレイ市にあるColegio Objetivo Juniorで、農業と環境 (Agricultura ー Meio-Ambiente)をテーマとする学園祭が開催された。この学校は、十四年前に開校した名門の私立校で、二歳の幼児から小中学生を合わせて約二百人の児童生徒が在籍、多数の日系子弟 ...
続きを読む »文協が大豆料理試食会=各地の日系団体に協力要請
9月17日(水) ブラジル政府の飢餓ゼロ(Fome Zero)政策に協力し、健康食材・大豆をブラジル社会へ普及しようと計画している文協の特別企画委員会(吉岡黎明委員長)では、十一日(木)昼、文協内エスペランサ婦人会で大豆料理試食会を開いた。 今回は婦人友の会(砂古和子リーダー)とエスベランサ婦人会(熊谷みすえ会長)との共催で ...
続きを読む »コラム オーリャ!
文協特別企画委員会の大豆料理試食会で試作されたもので、豆乳以外は臭みもなく、合格の太鼓判が参加者から押されたよう。特に大豆のトルタは、できたての豆腐のような風味があって「絶品」との評も。 吉岡委員長の話によれば、以前エンブラッパが貧困者向けにキャンペーンした時は、食習慣の違いから「こんな豚のえさ、俺たち食わん」と総スカンをく ...
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