ニッケイ新聞 2009年1月28日付け パラナ州のアジェンシア・ルラルは二十六日、コモディティ市場の大豆相場に、南米地域の干ばつとアジア地域の需要増加、ドル高の三拍子による好転の兆しがあると発表したことを二十七日付けフォーリャ紙が報じた。生産者は金融恐慌の影響で意気消沈の中、大豆の播き付けを行った。それが今、食糧生産の背景に異 ...
続きを読む »大豆 関連記事
ダヴォス・フォーラム=「ブラジルも病人の一人」=会議は病む世界経済の病院
ニッケイ新聞 2009年1月24日付け サトウキビや大豆の栽培と牧畜が盛んなサンパウロ州では、所有地の二〇%の自然林保存という法令が守れない生産者が多い。このため州政府は七日、自然林不足分を三十年以内に植林することを義務付けた条例を補足する州条例を発令と二十一日付けエスタード紙が報じた。 特徴の一つは、ユーカリやゴムなどの商 ...
続きを読む »ブラジル農業を肌で感じる=新潟から青年農業実習団
ニッケイ新聞 2009年1月17日付け 新潟県が隔年で実施する農業青年交流事業で十一日、今年度の実習団五人(団長=菅原秀雄県地域振興部副部長)が来伯した。一行は十日間ブラジルに滞在し、サンパウロ、ベレン、ロンドリーナ、イグアスなどを視察する予定。着伯当日にサンパウロ市内のレストランで新潟県人会(柿嶋昭三会長)主催の歓迎会が開か ...
続きを読む »宮城県人会=青葉祭り17、18日=今回は冷やし中華も
ニッケイ新聞 2009年1月15日付け ブラジル宮城県人会(中沢宏一会長)の青葉祭りが十七、十八両日午前九時から、同県人会館(ファグンデス街152)で開かれる。 恒例の秋刀魚定食、イカポッポ焼き、今が旬の冷やし中華に加え、農林水産省の郷土料理百選にも選ばれた「ずんだ餅」や「はらこ飯」が今回のお薦め料理だと中沢会長は強調する。 ...
続きを読む »コモディティ=大豆相場が上向く=南米の干ばつと中国需要で
ニッケイ新聞 2009年1月8日付け 昨年九月半ばから始まった米金融危機のために動揺したコモディティ市場で、大豆価格に強気変化が見え始め、〇九年の年始に朗報をもたらしたと四日付けヴァロール紙が報じた。 大豆の国際価格はまだ不安定だが、南米の穀倉地帯であるパラナ州と南リオ・グランデ州に、長期にわたる降雨不足で不作が予想されるこ ...
続きを読む »貿易収支黒字6年で最低=金融危機表面化後に急落=輸入減少喜ぶ市場関係者も
ニッケイ新聞 2009年1月7日付け 金融危機が叫ばれ始めた九月半ば以降、輸出減少のブラジルだが、ドル高のあおりで十月以降の輸入も激減し、最終的な貿易収支黒字は前年比三八・二%減の二四七億ドルと三日付伯字紙が報じた。 この数字は二〇〇三年の二四八億ドル以下で、ルーラ政権での最低額。輸出は二三・二%増の一九七九億四二〇〇万ドル ...
続きを読む »伯式プレハブで成功=短期に簡易住宅を量産
ニッケイ新聞 2009年1月6日付け サンタカタリナ州出身のシジネイ・ボルジェス氏(33歳)は、十六歳まで父親の農場で小麦栽培に従事した。それから町へ出て工事現場の左官助手に就職、朝から晩まで壁ぬり(レボッキ)をさせられた。 ある日、能率的な壁ぬり法を考案し、給料が倍増と四日付けエスタード紙が報じた。一九九五年マット・グロッ ...
続きを読む »国民文化祭・いばらき2008年=ブラジル俳句、存在示す
ニッケイ新聞 2008年12月27日付け 一般公募の文芸・美術作品の展示や、開催地独自のイベントを行う日本最大の文化・芸術の祭典『第二十三回国民文化祭・いばらき2008』が十一月一日から九日間にわたり、茨城県内各地で行われた。文芸祭の俳句部門にブラジルからの多くの作品が入賞・入選した。全応募者数二千二百六人のうち、ブラジルから ...
続きを読む »日本「匠」センターが完成=パ国イグアスー移住地に=11年の入植50周年に弾み
ニッケイ新聞 2008年12月23日付け 【イグアスー移住地発】パラグアイのイグアスー移住地で去る十一月二十九日、日本「匠」センターの落成式が盛大に行われた。独立行政法人・日本万国博覧会記念機構の助成を受けたもので、二〇一一年に迎える入植五十周年に向けた準備の一環として設立された。 移住地の入植が始まったのは一九六一年八月。 ...
続きを読む »PCC=農園買い込み麻薬を密輸=コカインだけで月1トン=クラッキ使用者は全国に
ニッケイ新聞 2008年12月20日付け 連邦警察がマット・グロッソ州(MT)など七州と連邦直轄区(DF)で十二日に行った「アラクネ作戦」により摘発されたMTの農園は、麻薬の収益増を目的に都市第一コマンド(PCC)が購入したものと十九日付エスタード紙が報じた。 女神アテネに機織競争を挑み、クモに転生させられた織物の名手アラク ...
続きを読む »