ニッケイ新聞 2007年11月07日付け 全国拓殖農業協同組合連合会(JATAK)が二〇〇六年から行っている中期計画「二国間農協連携促進事業」が、新たな段階に進んでいる。同連合会本部監事の新井正信さん(有限会社果南花園代表取締役)が、十月十五日から二週間の滞在で来伯し、農家を訪ね歩いて、実際に新しく日本へ輸出できそうな農産品を ...
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産業の主役が代わる=鉱物と農産物、IPAを動かす=ブラジルの製造業は空洞化か
ニッケイ新聞 2007年10月30日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十九日】ジェットゥリオ・ヴァルガス財団は二十八日、ブラジル経済の代表的産業が従来の製造業からアグリビジネスと鉱物採掘業に代わったと発表した。そのためインフレのバロメーターとされるIPA(卸売り物価指数)に占める要因も、大きく変わったという。 二〇〇八年 ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2007年10月26日付け 中国の共産主義に嫌気がさした中国人シャンさんはブラジルへ帰化し、牛乳配給会社Elevaを設立。今度は、そのEleva社をペルジゴン食品が二〇億レアルで買収する計画。シャンさんは渡伯後、先物取引所で大豆の取引を始め、数々のビジネスに挑戦した。たどたどしいブラジル語で一〇〇万レアル以下の取 ...
続きを読む »「日伯間に大きな転機か」=『経済界』がブラジル特集=佐藤編集長代行が取材に
ニッケイ新聞 2007年10月26日付け 日本の経営者の大半が読んでいるといわれる経済総合誌『経済界』新年号でブラジル特集が組まれることになり、取材のために編集長代行の佐藤修さん(62)が二十日に来伯し、セルソ・アモリン外務大臣らを取材するなど精力的に動き回った。九月には訪日したマルタ観光大臣にも独占取材しており、「両国間に大 ...
続きを読む »進むアマゾンの森林破壊=大局的な解決策の必要
ニッケイ新聞 2007年10月20日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日―十九日】ロウセフ官房長官は「ブラジルは十分なサトウキビ栽培用地を有し、アマゾンの熱帯雨林を伐採する必要がない」とした(既報)が、それとは裏腹に、アマゾンの森林破壊が進んでいることが再度報告された。 ここ三年は低下傾向であった森林伐採は、今年に入っ ...
続きを読む »大豆高騰で伐採再燃=環境省が実態見直しへ=国際相場が猛獣を呼び起した
ニッケイ新聞 2007年10月17日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】環境省は十五日、三年間低下傾向にあった森林伐採が再燃しているとして見直しを行うと発表した。NGOの報告によれば、二〇〇七年六月から九月までにマット・グロッソ州だけで、森林伐採が昨年同期比一〇七%増となっている。 NGOの宇宙衛星による調査では、同 ...
続きを読む »世界経済は主役交代=ブラジルなどBRICSの出番
ニッケイ新聞 2007年10月17日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】世界経済をけん引しているのは米国という機関車だけでなくブラジルも含めたBRICSという機関車もある。しかし、この見方には反論もある。中国を始めとするアジア地域は、すばらしい経済成長を見せているが、世界経済のけん引にはなっていないというのだ。 二十七 ...
続きを読む »農業大国の面目躍如=穀類は未曾有の作付け
ニッケイ新聞 2007年10月16日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙九日】二〇〇八年の穀類作付けが、大幅に増えている。これが全て順調にゆけば、農業生産者は飲めよ食えよの大判振る舞いである。農産物価格は、悪くない。過去一年間にドル相場で大豆が六〇%、トウモロコシが二二%の値上がりをした。 市場関係者は、この価格がしばらく続 ...
続きを読む »SC州で空前の事故=27人死亡90人が負傷=不可解な運転手の行動
ニッケイ新聞 2007年10月12日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十一日】サンタ・カタリーナ州の国道で九日、わずか二時間の間に二重の衝突事故が発生。二七人が死亡し、少なくとも九〇人が負傷する未曾有の事件となった。同州では二〇〇〇年以来の最大の事故となっている。常識では考えられないほどの犠牲者の数に、現場ではトラックの運転 ...
続きを読む »穀類の収穫が史上最高=価格、収穫量で新記録=世界的な品不足を反映
ニッケイ新聞 2007年10月9日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】今月から植え付けが始まる二〇〇七/二〇〇八年収穫期の農作物、特に穀類の収穫が史上最高と予想されて好況を予測されている。RCコンサルタントが予測したもので、生産は七六〇億レアル、一億四三〇〇万トンに達すると見ており、前年(二〇〇六/二〇〇七年収穫期)比一 ...
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