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日系人 関連記事

実は日本文化に造詣が深いレミンスキー

 写真を見るとクィーンのフレディ・マーキュリーに雰囲気が似ていないこともない詩人の故パウロ・レミンスキーは実験的な詩を書き、ヒッピー世代のカウンターカルチャーを象徴する人物の一人だったようだ。文学好きの友人の中では好きだという人が多く、書店でもよく著書を見かける人気の詩人だ。今年生誕70周年を迎え、出身地クリチーバでは記念の催し ...

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共同通信社=渡辺雅弘リオ支局長が就任=遠藤幹宜さんが帰国

渡辺さん

 共同通信社リオデジャネイロ支局長の遠藤幹宜さん(38、東京)が3年半の勤務を終えて16日に帰国、渡辺雅弘さん(46、埼玉)が新支局長に就任した。 東京大学教養学部で中南米を専攻した渡辺さんは、93年に卒業旅行としてバックパッカーで40日間南米を巡遊し、「日本文化があふれる当地の町並みに衝撃を受けた」という。W杯期間中も、応援の ...

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【安倍首相来伯特集】ブラジル日本文化福祉協会=移民史料館で安倍首相が日系人と懇談=政治家、5団体、青年ら=県連日本祭り意義アピール

 安倍晋三首相は2日午後3時半、サンパウロ市のブラジル日本文化福祉協会を訪れ、移民史料館を10分ほど視察した後、文協ビル9階にある史料館内で最初に日系政治家約30人、5団体代表、日系若者ら約40人とそれぞれ10分余り懇談した。世耕弘成官房副長官、木村太郎内閣総理大臣補佐官と共に訪れた。その後、大講堂で記念講演を20分余り行い、最 ...

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【安倍首相来伯特集】あいさつ

経済交流深化の気運を期待=ブラジル日本商工会議所 会頭 藤井 晋介 安倍首相来伯記念特別号の発行にあたり、ご挨拶申し上げます。 この度、10年ぶりに実現した首相来伯は、短いながらも内容は大変充実したものでした。首相は、8月1日に行われたブラジル経済界との意見交換会において、インフラやエネルギー分野への日本の投資拡大、日本企業のブ ...

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伯柔道映画「グランデ・ビットリア」=原作者が首相にDVD手渡す=スポーツ交流会の場で

バンデルレイ会長に柔道着を手渡す安倍首相(中央)。(後列右端から)カストロさんとトロンビーニさん

 安倍晋三首相は、サンパウロ市内ホテルで2日午後6時前から、在伯公館によるスポーツ交流会に出席した。日系人が大きく関わるスポーツとして柔道、野球・ソフトボール、卓球界から選手、協会員らが招かれ日伯親睦化を図った。安倍首相は関係者を前に、「スポーツを通じた日伯交流のさらなる友好を願う」とあいさつ。今年5月に全伯で上映された柔道映画 ...

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イヴェス・ガンドラ・マルチンス=日本文化との接点は学友=渡辺マリオから母の話聞く

ドナ・マルガリーダについて語るマルチンスさん

 有名法律家のイヴェス・ガンドラ・マルチンスさんに日本文化との最初の接点を問うと「大学時代の親友が日系人だったから」と答えた。名を聞くと「渡辺マリオ」(故人)、日系社会では「日本移民の母」とも呼ばれる渡辺トミ・マルガリーダ(1900―1996、鹿児島県)の息子だった。 学生時代、マルチンスさんと渡辺マリオさんはそれぞれ恋人を連れ ...

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パウリスタ延長線戦後史1=子孫にとっての勝ち負け抗争=(終わり)=「家族の歴史に誇りを感じて」=郷土史家、修正申し出る

23歳とは思えない堂々たる議長ぶりを見せた青木カイオ市議

 「この60年間、今日のような話は一度も聞いたことがなかった」。山内明さんは証言台で、目に涙を滲ませながらそう感想を語った。「特にアドリアノ・ジョーゴ委員長の話だ。拷問や差別があっても、父母からブラジル政府への悪口は聞いたことはなかった。今日聞いた話は、現在のように敬意を持たれるまでになった日系社会が生まれるまでの、貴重な歴史の ...

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パウリスタ延長線戦後史1=子孫にとっての勝ち負け抗争=(2)=扇情的なモライスの著作=勝ち組子孫に大ショック残す

ポンペイア市立墓地にある池田福男の墓

 1946年当時の伯字紙は連日「臣道聯盟はテロ集団だ」と報じ、その悪印象が根強く残ってしまった。そのため多くの臣聯関係者がその件を心にしまい込み、きちんとした事実関係を子孫に伝えてこなかった。加えて、勝ち負け抗争という未曽有の出来事に際し、「臭いものにフタ」という日本的な態度でコロニア指導者は対処してきた。 その結果、「臣聯=愛 ...

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連載小説=日本の水が飲みたい=広橋勝造=(174)=完結

 それから三年後、ローランジアで黒澤和尚から厳しい密教の指南を受け、印可状(認可証書)を授かった中嶋和尚は、サンパウロの東洋街の東の端に小さな『聖真寺』(架空)を創建、新しい宗派『聖宗』(架空)を開いた。 『ポルケ・シン』食堂を逃げ出し、修行に出た『聖観音』は、誤ってサンパウロ市の北を流れるチエテ河に落ち、漂流しているところをサ ...

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ブラジル映画の中のジャポネス=時代と共に変遷する役柄=(下)=今世紀は5年に一本の割合=「思想を持つ役が増えた」

 2005年に山崎千津薫監督がデビュー作の続編として作った『Gaijin -Ama me como sou』には、日本の役者や北米の日系俳優と共に出演した。その時ですら、ブラジル内に山崎監督が使いたくなる日系俳優は多くは育っていなかった。 「喜劇役者レナト・アラゴンが娘を主演させるために作った忍者映画では、僕が忍者の師匠役で世の ...

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