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柔道 関連記事

リオ五輪で期待のブラジル柔道=強化・普及の源流を探る=(7)=中堅層の指導者育成が課題=移民発の日伯補完関係に

講道館有段者会の関根隆範会長

ニッケイ新聞 2014年2月13日 戦前、戦後を通じた日本移民の流入により、日本的な柔道が伝えられ深く社会に根付くに至った現状について、有段者会の会長を務める関根隆範(73、東京)は、「競技面で継続的に結果が出ていて、ある程度の普及にも一段落した今だからこそ、本来の柔道の目的である〃人づくり〃の原点に立ち返る必要がある」と警鐘を ...

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リオ五輪で期待のブラジル柔道=強化・普及の源流を探る=(6)=10年無給でボランティア=講道館有段者会が果たす役割

35年以上に渡ってミナス州で柔道指導を続ける松雄さん

ニッケイ新聞 2014年2月12日 松尾三久さんの「根性のある、大きな大会で勝つ、とにかく強い選手を育てたかった」という野心のもと始まったプロジェクトだったが、「市は援助金を出してくれるわけでもなく、最初の10年間は無給状態が続いて、妻が日本にデカセギにいかなければ成り立たないような経済状態だった」と当時を振り返る。 継続的な活 ...

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リオ五輪で期待のブラジル柔道=強化・普及の源流を探る=(5)=社会底辺とがっぷり組み合う=犯罪者予備軍にしつけ指導

渡部希一さん

ニッケイ新聞 2014年2月11日 渡部希一さん(神奈川)=サンパウロ州サルト市在住=は74歳を迎えた現在も、指導者として第一線に立っている。サルト市で行われている無料柔道教室で「防犯柔道」との理念を掲げ、〃犯罪者予備軍〃になり得る貧困層の子弟らを主な指導対象とし、社会の底辺層とがっぷりと組み合う 柔道の始祖、嘉納治五郎の薫陶を ...

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リオ五輪で期待のブラジル柔道=強化・普及の源流を探る=(4)=世界の柔道エリートを養成=倫理観の醸成通じ人格形成

92年のバルセロナ五輪金メダリストのロジェリオ・サンパイオ

ニッケイ新聞 2014年2月8日 ロス五輪銅メダリストのワルテル・カルモーナ(56)が発起人の1人として、サンパウロ州スポーツ局関係者を通じて1986年に「プロジェット・フトゥーロ」を立ち上げた。彼もまた石井らを中心に行われたサンパウロ市での強化練習の門下生だった。 サンパウロ市のイビラプエラ体育施設を利用し、15~18歳の優秀 ...

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リオ五輪で期待のブラジル柔道=強化・普及の源流を探る=(3)=講道館や国士舘で修業体験=本物に触れ開眼するブラジル人選手

五輪、世界選手権で通算5個のメダルを獲得し、2005年からは聖市議として活躍するアウレリオ・ミゲル

ニッケイ新聞 2014年2月7日 岡野脩平、石井千秋、小野寺郁夫が中心となって1967年頃から始まったサンパウロ市での強化練習により大きく力を伸ばした選手の筆頭が、ソウル五輪95キロ級金メダリストのアウレリオ・ミゲル(49、現・サンパウロ市議)だ。「スペイン移民でボクシングを嗜んでいた父は、サンパウロで出会った柔道の精神に惚れ込 ...

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リオ五輪で期待のブラジル柔道=強化・普及の源流を探る=(2)=組織統一して昇段試験を=サンパウロ市を選手育成の中心地に

ミュンヘン五輪で監督を務めた岡野脩平

ニッケイ新聞 2014年2月6日 石井千秋を帰化させたブラジル柔道連盟会長アウグスト・コルデイロの功績は非常に大きかった。とはいえ、帰化しただけで石井のもとにメダルが降ってきたわけではない。 体制面の構築を引っ張ったのがコルデイロであれば、質の高い稽古の場を創出し、代表選手らを含めた競技力の底上げに大きな役割を果たしたのが、まさ ...

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大耳小耳

ニッケイ新聞 2014年2月6日  公文ブラジル進出は、海外展開の歴史の中でも米国、台湾に続き3番目と早かった。喜多川直也・現地社長は「創始者の公文公さん(故人)は、移民を受け入れてくれたブラジルに感謝の気持ちを持っていた」と明かす。パライゾ区に構えた自社ビルは赤字覚悟の着工で、10年にインドネシアに完工するまで自社ビルは日伯の ...

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リオ五輪で期待のブラジル柔道=強化・普及の源流を探る=(1)=ミュンヘン銅が起爆剤に=「石井千秋を帰化させろ!」

〝柔道の始祖〟嘉納治五郎

ニッケイ新聞 2014年2月5日 1908年の笠戸丸着伯以来、空手、剣道、相撲などの武道を含め、多くのスポーツが日本から当地に流入してきたが、柔道ほど非日系人に浸透し、テーラロッシャ(赤土)に根を張った競技はほかにない。昨年9月のリオ世界選手権ではついにブラジル人女性柔道家が金メダルを獲得する快挙を達成した。そして2年後のリオ五 ...

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日本移植民の原点探る=レジストロ地方入植百周年 ◇戦後編◇ (100)=一世風靡したゴザ産業勃興=戦後移民の活躍始まる50年代

山村敏明さん

ニッケイ新聞 2014年1月10日 「毎朝のように9時頃、特攻隊の飛行機が南洋に向かって飛んでいく。屋根に登って、オヤジと一緒に手を振ってそれを見送るのが日課でした」。レジストロ百周年実行委員長の山村敏明さん(72、鹿児島)は、数少ない故郷での幼少期の思い出をそう振り返る。 山村家は1944年末に満洲を引揚げ、知覧市の南50キロ ...

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大耳小耳

ニッケイ新聞 2014年1月4日  コッパ・サンパウロに日本人として初出場を飾ったのは、1985年の三浦知良選手だ。カズは本紙新年号でも取材に応じてくれたが、82年に渡伯し、早くも85年に出場した。今回の大会には、10代で日本代表に選ばれるような〃超大物〃はいないものの、プロ選手としてトップチームに所属する木村裕、小林祐介や、1 ...

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