ニッケイ新聞 2011年12月7日付け 今月2〜18日までブラジル国内で開催されている『第20回ハンドボール女子世界選手権』の一次リーグ戦が5日、サンパウロ市のイビラプエラ体育館であった。日本とブラジルの代表が対決したが、24対32で惜しくも日本が敗北した。 大会には24カ国が出場し、優勝者に与えられる来年のロンドン五輪の出 ...
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サンタイザベル=草の根無償で台所を増改築=貧困児童の給食改善めざし
ニッケイ新聞 2011年11月23日付け 日本外務省による2010年度の「草の根・人間の安全保障無償資金協力」(以下、草の根無償)を得て実施された、「児童給食改善計画」の供与式が11日午前10時、在べレン総領事館(沼田幸雄総領事)、サンタイザベル・サントアントニオ日伯文化協会(小和田道弘会長)によって行われた。 式典にはサン ...
続きを読む »一段と進む少子高齢化=国勢調査の結果が明らかに=40倍にも及ぶ収入格差
ニッケイ新聞 2011年11月18日付け 2010年の国勢調査の結果、ブラジルが少子・高齢化に進みつつあることがわかったと、17日付で伯字紙が報じている。 出生率は、調査開始以来初めて2人を割り、1・86人となった。州別で見ると、サンパウロ州の1・63人はじめ、17州で2人未満の数字となっている。また、2000年に行われた前 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2011年11月12日付け 国際政治への影響力が1番高いのは独のメルケル首相であり、あのギリシャ危機に端を発する欧州金融悪化を回避するための活躍は眞に目覚しい。優れた外交感覚を発揮し、世界を駆け巡っている米のクリントン国務長官が2位。近頃、オバマ人気はちょっと陰りがちだが、来年の大統領選挙にクリントン氏が出馬すれ ...
続きを読む »人間開発指数でブラジル84位に=昨年より1ランク上昇=所得や教育面改善進まず=社会格差ではワースト10
ニッケイ新聞 2011年11月4日付け 国連開発計画に基づく人間開発指数(HDI)が2日に発表され、0・718のブラジルは187カ国中の84位だったと3日付伯字紙が報じた。国内では所得向上、社会格差縮小とされているが、国民一人当たりの所得では91位、社会格差の大きさは世界10傑入りなどのデータもあり、更なる改善が望まれている。 ...
続きを読む »売店によって9倍の差!=ブラジルの医薬品販売事情
ニッケイ新聞 2011年11月2日付け 医薬品の価格が、購入する場所によって9・5倍近く違うことがわかった。10月31日に伯字紙が報じた。 これはサンパウロ市の消費者保護センター(PROCON)の調査によって判明したもので、それによると、特許が切れた薬を他の会社が製造したジェネリック医薬品の解熱剤の場合、最も高いところは9・ ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2011年11月2日付け 「格差のあるところにイノヴェーション(革新)はない」がモットーの早稲田大学の東出浩教教授は、身分や階位が革新的な発想や議論を妨げると考えている。同大学ビジネススクールWBS研究センター助手の姜理恵さんは「初対面の時、『俺のこと、ヒロってよんで』と気さくに言われて面食らった」と笑う。 ...
続きを読む »ブラジルの人口は世界5位=90年後は10位に後退?
ニッケイ新聞 2011年11月1日付け 世界の総人口は10月31日に70億人を超えたが、同30日付フォーリャ紙が、現在と2100年の世界の人口分布について国連が推定した数字を掲載している。 世界人口は、1987年に50億、1999年に60億に達しており、70億突破も12年のサイクルで実現した。世界人口の3分の2はアジアに集中 ...
続きを読む »大サンパウロ市圏民の半分は移住者=サンパウロ州生まれは54%のみ=出身地により収入にも差=地域の経済力や学歴影響
ニッケイ新聞 2011年10月8日付け 応用経済研究院(Ipea)が6日、大サンパウロ市圏に住む30〜60歳の人の約半数はサンパウロ州外からの移住者で、サンパウロ州生まれは54%と発表したと7日付エスタード紙が報じた。移住者の割合は連邦直轄区の75%には及ばないが、商工業の中心地に人が集まる傾向や地域格差が再確認された。 『 ...
続きを読む »牛肉輸出=ブラジルが世界トップ脱落=価格差で米国の輸出拡大
ニッケイ新聞 2011年9月24日付け 国内の牛肉輸出量が1月〜7月にかけて減った一方で、アメリカの牛肉輸出が増えており、ブラジルの牛肉輸出はアメリカに世界トップの座を奪われたと23日付フォーリャ紙が報じている。 2011年の最初の7カ月間で、ブラジルは牛肉の輸出によって30億1千万ドルの売上を記録していたが、対するアメリカ ...
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