ニッケイ新聞 2008年12月13日付け 警官に殺された市民は死に損なのか、犯罪者の命は奪ってよいのか、など、疑問続出の陪審裁判結果が、十一、十二日の伯字紙で報じられた。 問題の裁判は、七月六日にリオ市で起きた、軍警による母子襲撃事件に関するもの。自動車窃盗犯追跡中の警官が、被害者達の車を犯人のものと誤認後、誰何もせず銃撃し ...
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東西南北
ニッケイ新聞 2008年12月9日付け 週末はクリスマス・プレゼントを買いにという人も多くなる時期だが、サンパウロ市西部のショッピング・イグアテミの前には、高さ五メートルのジャンボサンタがお目見え。トナカイではなく、高さ二メートルの、帽子を被った犬がお供というのも面白いが、サンパウロ市恒例のイビラプエラ公園のクリスマスツリーも ...
続きを読む »警察力働かず犯罪増加?=殺人率高いマラニョン州全国で警部が4千人不足
ニッケイ新聞 2008年11月25日付け 二十三日エスタード紙論説や十八日フォーリャ紙によると、全国での警部や警察署長クラスの人材不足は深刻。同クラスの人材不足は、市民からの通報で軍警が現場に急行して犯人を逮捕しても、供述書にサインをし、捜査を指示する人材不在を意味する。 両紙によれば、最も深刻なセアラ州では、七六二人いるべ ...
続きを読む »松本・貸金業者強殺事件=人身保護請求を棄却
ニッケイ新聞 2008年11月15日付け 〇三年七月に長野県松本市のマンションで貸金業男性が殺害された強盗殺人事件で、日本政府の要請に基づき、国外犯処罰での公判が進められている日系ブラジル人、ソノダ・ジュリアノ・エンリケ・デ・ソウザ被告に対し、管轄裁判所はこのほど、弁護側の人身保護状の要求を棄却した。地元ブラジルメディアが報じ ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2008年11月14日付け 「国際糖尿病予防の日」にあたる十四日。サンパウロ州都電ブラス駅では十~十四時、地下鉄アウト・デ・イピランガ駅では九~十七時に、血糖値と血圧検査(無料)を実施。 ◎ ゴイアス州ゴイアネージアで十一日夜、親戚の農園訪問中の青年が携帯電話に出た途端、近くで落雷。充電中だったのが災 ...
続きを読む »まだまだ多い防げる死=死因1位は循環器系疾患バイク事故での死者急増
ニッケイ新聞 2008年11月8日付け 六日に保健省発表の二〇〇五年の死因調査で、循環器系疾患による死亡が三二・二%で第一位と七日伯字紙が報じた。 心臓や血管に関係する病気である循環器系疾患には、脳血管障害(AVC)や心筋梗塞も含まれるが、AVCによる死亡は全体の一〇%、心筋梗塞は九・四%。原因として、遺伝、飲酒、喫煙、高コ ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2008年11月7日付け 学移連は創立五十周年を祝ったが、実は今年で五十三年目。ちょうど半世紀となる〇五年には、地球儀を模した絵と「海外雄飛」の文字が書かれた木彫りの板が作成され、JICA横浜国際センター内「海外移住資料館」に寄贈されている。ちなみに今回、創立五十年記念キーホルダーと、墨痕淋漓と「学移連」の文字が ...
続きを読む »中国人社会に恐怖心募る=殺人4件含む連続強盗事件=サンパウロ市中心部で3カ月に50件
ニッケイ新聞 2008年11月6日付け 四日グローボ・サイトや五日アゴーラ紙によると、サンパウロ市中心部で働く中国人の店や自宅を襲う強盗事件が、十月四日~十一月一日発生の殺人事件四件も含め、二、三カ月中に少なくとも五〇件発生し、中国人社会に恐怖心が募っている。 多国籍の移民を受け入れ、調和と融合を保ってきたブラジル民にとって ...
続きを読む »サンパウロ市=貧者に届かぬ福祉の手?=裕福な地区ほど厚い保護=親子に必要な精神的ケア
ニッケイ新聞 2008年11月4日付け 一〇〇〇万人都市のサンパウロ市では、青少年向け社会サービスは市中央の裕福な人たちの住む地区ほど充実し、その格差は五六倍にも及ぶ、と三日付けエスタード紙が報じた。 例えば、人口七万人のモエマ区は、家長の収入が二〇最低賃金以上という住民が五三%。就学年数一二年以上の住民約七〇%、一〇~一九 ...
続きを読む »エロアーさんの父逃亡=アラゴアス州の殺人犯?=人質事件で身元が割れる
ニッケイ新聞 2008年10月23日付け 【既報関連】サンパウロ州サントアンドレの人質事件で死亡したエロアーさん埋葬の二十一日、高血圧で入院中のはずの父親が失踪。病身の父が娘との最期の別れを諦めて逃亡生活に入ったのは何故か。 二十一日のインターネットやテレビと二十二日伯字紙が一斉に報じているのは、エロアーさんの父親は、アラゴ ...
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