2005年8月24日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】サンパウロ市ピニェイロス区で二十一日夜、バス車内で若者同士のグループが乱闘となり、二人がナイフで刺された。うち一人は病院に収容されたが死亡、残る一人は幸いにも命を取り止めた。警察の調べによると、刺された二人はほかの仲間二十人とビラ・マダレナ区のフェスタに行き、 ...
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大統領擁護へ作戦変更=ジェフェルソン下議=ボスはジルセウ=副官はグシケンに矛先=3回以上裏金受領と認める
2005年8月6日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙五日】議会調査委員会(CPI)で裏金について喚問を受けたジェフェルソン下議(ブラジル労働党=PTB)は四日、大統領擁護へ作戦を変更し、ジルセウ前官房長官を組織のボスと位置付け、グシケン前長官は副官であると矛先を向け直した。広告業者ヴァレーリオ氏が公的機関の広報業務を混乱さ ...
続きを読む »犯罪がほとんどない町=警官4人、拘置所はなし=サンパウロ州
2005年8月5日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙七月二十四日】のどかな田園風景が広がるトラビジュ市(サンパウロ市から二五〇キロのアララクアラ地方)での昼下がり、人口千三百四十人の町はひっそりと静まりかえった目抜き通りの歩道で五人の市民がトランプに興じている。彼らは数日前に盗まれたトラクターの話でもちきりだった。 降っ ...
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2005年8月3日(水) 郵便局CPI(議会調査委員会)は一日、ジルセウ前官房長官とグシケン前広報局長官の元二閣僚の召喚を表決した。同喚問にはブラジル銀行マーケティング部のピゾラット前部長とジャネネ下議補佐も召喚された。CPIは公社職員年金基金調査のため、さらにオポチュニティ銀行のダンタス頭取の召喚も準備中。年金基金の投資につ ...
続きを読む »PCC=ペルエイロから資金徴収=力ずく、ヤクザを彷彿=支払拒否した4人を射殺
2005年7月30日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十九日】国内最大の犯罪組織、サンパウロ市の首都第一コマンド(PCC)の出納帳簿が初めて押収され、巨額の資金の流れが解明されつつあるが、今度はペルエイロ(乗合バス乗務員)から強引に多額の資金を徴収していることが明るみに出た。 手口は、営業料あるいは通行料もしくは保護料 ...
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7月8日(金) パロッシ財務相は六日、政府支出削減のショック療法を採用し、基本収支の名目赤字ゼロ政策は実施しない意向を示した。まず治療対象となるのが社会保障院。後を絶たない年金の不正受給防止や累積赤字の解消五年計画を発表する。累積赤字は、二〇〇四年の三〇七億レアルから〇五年には四〇〇億レアルに達する。政府支出の最大のガンは、社 ...
続きを読む »殺人事件が37%減少=銃器供出の効果明らかに=サンパウロ市
7月8日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】銃器所持追放キャンペーンによる銃器の供出で、殺人や傷害事件が減少している。イギリスのオックスフォード大学ブラジル研究センターがデータを分析した結果、サンパウロ市内での銃器による殺人は過去四年間で三七%減少した。このうち銃器供出による減少は一四・八%を占めた。とくに二〇〇三年十 ...
続きを読む »コラム 樹海
一獲千金の夢を抱いた笠戸丸移民がサントス港に着いてから97年。165家族733名、単身者48名を乗せた笠戸丸がブラジルに着いたときの反応はさまざまであった。サントス市の地元新聞は「黄禍」を導入するとの不安を記し、サンパウロの某紙は「船中で殺人事件が発生」と報じている。こうした中でコ・パウリスタ―ノ紙は、日本移民の礼儀正しさを称 ...
続きを読む »殺人減少は日本のおかげ=地域との密着で大きな成果=サンパウロ市
6月17日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】サンパウロ市の殺人事件が昨年までの過去五年間に四〇%減少したことを受けて、アウキミンサンパウロ州知事はジャルジン・アンジェラ区の犯罪減少を取り上げて治安効果を強調した。同区ではこれまでの五十日間、殺人事件がゼロという史上初の記録を達成。この陰に日本の警察のスーパーバイザーに ...
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6月11日(土) グアルジャ市のガスパル市議はPTから野党のPSDBへ移籍した。後を追うようにPTから移籍料として、PTを受取人とする五万七千レアルの銀行督促状が送られ、同市議は驚いている。同市議は医師を生業とし、二〇〇三年、PTから立候補し当選した。当選するとすぐにPSDBへ移籍した。PTは当選に至るまで多くを投資したとして ...
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