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水力発電 関連記事

どうなるメルコスール=テーメル政権と南米隣国=打たれた大きな疑問符=パラグァイ 坂本邦雄

暫定大統領就任の演説をするテーメル(12日、Foto: Valter Campanato/Agencia Brasil)

 南米の解放者シモン・ボリバルが師と仰いだシモン・ロドリゲスの解析者(アナリスト)で、アルゼンチンの著名なあるジャーナリストは、この度ブラジルで起きたジウマ大統領の罷免騒ぎは、「その数々の重大な過失問題の再検討を要し、改めて同じ過ちを犯さざるべく、地域政治家連の真剣なる猛省(もうせい)を促すものである」と述べた。 同アナリストの ...

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ジウマ政権の軌跡残す旅=5日から積極的に各地へ=MCMV等での苦情絶えず

ベロ・モンテ発電所での式典後(Roberto Stuckert Filho/PR)

 大統領罷免審議継続の可否を問う上院本会議での投票を11日に控え、ジウマ大統領が自政権の軌跡を残す旅を始めたと5日付アジェンシア・ブラジルが報じた。 大統領は5日、パラー州ヴィトリア・ド・シングーでベロ・モンテ水力発電所の商用操業開始を祝う式典に参加。パラー州サンタレンでも、労働者党(PT)政権の看板政策である「ミーニャ・カーザ ...

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アンドラーデ・グチエレス=大統領選で黒い政治献金=PB等からの不正収入で

 ブラジル第2の大手企業アンドラーデ・グチエレス(AG)関係者が、ラヴァ・ジャット作戦での取調べの中で、ペトロブラス(PB)などから請け負った事業で得た不正収入で、ジウマ大統領への選挙献金を行った事を明らかにしたと7日付フォーリャ紙が報じた。 選挙高等裁判所が14年選挙での不正に基づく当選無効成立の可否を審理中、しかも、不正な金 ...

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PAC=8年間で2割以下の達成率=PT政権目玉政策の一つも=経済への効果も限定的

 ルーラ労働者党(PT)政権が2007年1月に導入した経済活性化計画(PAC)は、ジウマ政権になってもPT政権の目玉政策であり続けているが、同計画で公表された2万9千件の公共事業の内、完成したのは16・8%のみと6日付エスタード紙が報じた。 ルーラ前大統領時代の07年~10年(PAC1)は、1万6542件中9・3%が完成した。ま ...

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再燃するイタイプー疑惑=ダム建設から続く不審死=奇奇怪怪の南米政界裏面史か=パラグァイ 坂本邦雄

イタイプーダム(Foto: Alexandre Marchetti/Itaipu Binacional)

 ブラジルのオ・グローボ紙によれば、連邦検察総庁は巴伯イタイプー双国水力発電所に関わる古い疑惑について改めて捜査を始める運びだと報じられている。この問題の立件再起の話は、1979年の未だに解明されていないジョゼ・ジョビン外交官の怪死に原因するものである。 故同外交官の令嬢リギア・ジョビン女史は、「いかなる理由か、イタイプー水力発 ...

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国連特別報告官=ブラジルでの調査活動を総括=先住民族の権利保護後退を憂慮

ブラジルの先住民族は定期的にブラジリアで権利保護の活動を行っている(Lucio Bernardo Junior/Camara dos Deputados)

 先住民族の権利に関する、国連の特別報告官ビクトリア・タウリ・コルプス氏は、ブラジルが過去8年間で「先住民族の権利を保護する上で極めて憂慮すべき後退」を記録したと述べた。 ビクトリア報告官は、ブラジルでの任期を終えるにあたってまとめた報告書の中で「政府が断固たる行動を取らない限り、先住民族の権利が侵害されるという傾向は止まらない ...

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電気料金追加料金廃止へ=水力発電所の水位回復で

 4月1日より、これまで追徴金として上乗せされていた金額がなくなり、電気料金が6~6・5%程安くなると26日付伯字各紙が報じた。 エドゥアルド・ブラガ鉱山動力相は25日、4月からは、現行の「赤旗」が追徴金のない「緑旗」になると発表した。 この決定はブラガ鉱動相が、ロメウ・ルフィーノ国家電力庁総務局長や全国電力システム運営機構会長 ...

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電気代が3月から値下がり=火力発電所への依存率減り

 連邦政府が3日、3月1日から電気代追加料金を現行の3レアル/100キロワット/時(kWh)から1・5レアルkWhに下げる事にしたと4日付伯字紙が報じた。 消費者が払う電気代は基本料金と追加料金からなり、発電経費のかかる火力発電所の稼働率が高いほど追加料金が高くなる。3日は、3月1日から七つの火力発電所の稼動停止と追加料金の引下 ...

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チエテ―パラナの水運再開=干ばつで20カ月間停止の後

20カ月ぶりに運行が再会されたパラナ―チエテ水路の貨物船(Secretaria de Meio Ambiente/SP/Direitos Reservados)

 サンパウロ州北西部のトレース・イルモンス水力発電所とイーリャ・ソルテイラ水力発電所のダムの水位低下のため、14年5月以降、20カ月間にわたって水運が停止していたチエテ―パラナ水路の貨物船の運航が、27日から再開された。 運行が止まっていたのは、トレース・イルモンス発電所の貯水ダムから99・5キロの地点からノヴァ・アヴァニャンダ ...

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イタイプーが再び世界一に=中国の山峡ダムを2・5%上回る

世界一の座に返り咲いたイタイプー発電所(Rubens Fraulini/Itaipu Binacional)

 ブラジルとパラグアイに電力を供給しているイタイプー水力発電所が2015年、中国の山峡ダムを2・5%上回る8720万メガワット/時の電力を発電し、世界一の座に返り咲いた。 イタイプー発電所の発電能力は1万4千メガワット(MW)で、2万2400MWの発電能力を持つ三峡ダムより規模が小さいが、7日に発表されたデータによると、15年の ...

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