汚職
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特別寄稿
踊る! ブラジル大統領選挙=汚職、不景気背景に大激変=サンパウロ市在住 田中禮三(10月12日記)
史上稀に見る大型贈収賄事件「ラヴァ・ジャット」騒動の最中、10月7日に行われた総選挙は、ブラジル近未来を左右する重要な選挙だった。それにしても、欧米のメディアが選挙結果を大々的に報じているのに反し、
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樹海
「樹海」拡大版=ボルソナロという虚像=デジタル空間に移った選挙活動の主戦場
今選挙の特徴の一つは、前回までは道端にあふれていた候補者のサンチーニョ(ビラ)を配ったり、候補者の応援旗を振ったりする人がほぼいなかった点だ。にも関わらず、「ボルソナロ効果」が起きて、政治地図が大激
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樹海
なぜシロは健闘し、アウキミンは惨敗したのか
大統領選はジャイール・ボルソナロ氏(社会自由党・PSL)とフェルナンド・ハダジ氏(労働者党・PT)という、世界中が「危険」と目する極右候補と、汚職で凋落したかつての長期政権の再挑戦という対決になって
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ブラジル国内ニュース
《ブラジル》13州の知事は既に確定=サンパウロやリオは予想外の展開
7日の投票で知事が決まったのは13州で、残り13州と連邦直轄区では決選投票が行われると8日付現地紙が報じた。 知事確定は、アクレ、アラゴアス、バイア、セアラー、エスピリトサント、ゴイアス、マラニョ
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日系社会ニュース
統一選サンパウロ州=戦後初、コロニア関連が全員落選=飯星、太田、安倍氏ら涙呑む=パラナ州では西森氏当選
大統領、知事、連邦上下院、州議会議員を選出する統一選挙の投開票が7日に行われ、サンパウロ州の日系社会と関係を持つ連邦下議、州議が全員落選するという悲しい事態となった。ただし、コロニアを基盤としない候
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樹海
「樹海」拡大版=何が〃救世主〃ボルソナロを生んだのか?=国民が持つ既成大政党に対する絶望感、PT政権復活への恐怖、大不況による経済的切迫感
「絶望感から来る救世主願望」――ボルソナロ(PSL)が大統領選の一次投票で46%を獲得、ダントツ1位になった勝因を一言で表せば、そうなるのではないか。これは「既成大政党への絶望感」「相互嫌悪の連鎖」
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樹海
〝女性の権利〟を叫ぶことがPT支持なのか?
9月最後の週末の動向で、大統領選が極右候補のジャイール・ボルソナロ氏に大いに有利に働いた。追う労働者党(PT)のフェルナンド・ハダジ氏には悪いことが重なり、肝心の支持率は停滞し、逆に拒絶率は45%を
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特別寄稿
混乱選挙における日系候補の役割=「倫理」が重要、よく考えて投票を!=法律専門家 原田清
現在進行中の選挙ほど、困った選挙は今までほとんどなかった。 選挙日程が正式発表されるよりはるか以前から主流メディアは、資金洗浄などの汚職で有罪判決を受けた囚人(編注=ルーラ)を〃大統領選立候補者〃
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ブラジル国内ニュース
《ブラジル》パロッシの供述の一部公に=「ルーラはペトロブラスの不正知っていた」=「選挙費用は申告の4倍」=ハダジには大きな痛手に
パラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事は1日、ルーラ、ジウマ両氏の労働者党(PT)政権の重要閣僚だった、アントニオ・パロッシ氏のラヴァ・ジャット(LJ)作戦での報奨付証言(デラソン)の一部公開を認めた
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樹海
「樹海」拡大版=大統領選の候補陣営を隔てる〃バカの壁〃
「人間同士が理解しあうというのは根本的には不可能である。理解できない相手を、人は互いにバカだと思う」――ベストセラー『バカの壁』(2003年、養老孟司著、新潮社)には、そう書かれている。帯には「『話
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