日本歌謡史初の移民の演歌か『ソウ・ジャポネーザ』 井上祐見(31、愛知県豊橋市出身)というのは、不思議な演歌歌手だ。 日本ではほとんど知られていない演歌歌手(失礼!)だが、ブラジルおよび南米の日系社会では相当に有名な存在だからだ。今年の7月にも1カ月間、9度目の南米公演をしたばかりだ。特に6年前から歌っている、移民の心情を歌っ ...
続きを読む »移民百周年 関連記事
百周年=ようやく半額にめどが付く=日系宗教や企業から寄付=松尾執行委員長「まだまだこれから」=観光相に合わせ訪日へ
2007年8月4日付け ブラジル日本移民百周年記念協会の執行委員会が二日午後に開かれ、免税口座団体(OSCIP)「文化社会統合機関」に日系宗教を中心に六十万レアルほどの寄付がすでに振り込まれたことが報告された。翌三日に行われた記者会見で、松尾治執行委員長は「ようやく約半額はめどが付いたが、まだまだこれから。大小に関わらず、みな ...
続きを読む »聖総領事館=日系社会班領事が交代=レシフェの後藤領事が着任
2007年8月4日付け 在サンパウロ総領事館日系社会班の沖田豊穂領事がこのほど、パリの在フランス大使館に転勤することが決まり、後任の後藤猛領事(前レシフェ首席領事)とあいさつのため来社した。 自身がカナダへの移住者である同領事は、北米、フランス、アフリカ諸国での勤務を経て、〇五年三月にサンパウロへ着任。 初の中南米勤務とな ...
続きを読む »デジタル射撃大会、8月予選大会
2007年8月2日付け ノーバ・バンデイランテ射撃協会(ANBA、山本恒夫会長)は、移民百周年を記念してデジタル射撃大会を五日午前八時から、文協ビル展示室で開催する。 今年十一月まで毎月一回、同室で予選、上位百人を選ぶ。予選には同じ人が何回参加してもよい。予選通過者百人は、来年一月、二月、三月の二次予選で男子、女子、身体障害 ...
続きを読む »「移民の歌でアルバムを」=井上祐見=南米ツアー終え帰国=新曲の参考に体験談募集
2007年8月2日付け 南米各地で公演を行ってきた演歌歌手の井上祐見さん(31)が九回目のツアーを終え、七月三十日帰国の途についた。来年は日本移民百周年と同時に、井上さんの南米ツアーも十回目を迎えるのを記念し、移民の心情を歌ったオリジナル曲『ソウ・ジャポネーザ』に続く、新曲『笠戸丸』をひっさげて来伯する計画だ。 井上さんは「 ...
続きを読む »百周年で5度目の伯公演を=宗田千恵子さん「語・演・歌」
2007年8月1日付け 歌に合わせた一人芝居「語・演・歌」で知られる女優の宗田千恵子さんが、日本移民百周年を迎える来年二月にブラジルでの公演を企画している。このほど事前の交渉と下調べのため、「語演歌公演・福祉文化活動事務局」から演出・舞台監督の戸田宗弘氏(日本大学芸術学部演劇科教授)が来伯した。 宗田さんは東京都出身。日大演 ...
続きを読む »また1人、ソプラノ歌手公演=工藤篤子さん来月来伯
2007年7月28日付け 日本移民百周年記念事業として、北海道出身の歌手の工藤篤子さんが、八月十七日から九月二日まで、ブラジル国内八ヵ所でコンサートを開く。ブラジル日系キリスト教連盟(長田光男理事長)が主催する。 工藤さんは日本、ヨーロッパ、アメリカでコンサート活動をしている。一九八三年にスペイン国立声楽院に国費招待留学をし ...
続きを読む »「移民の歴史」保存を=証言、写真などデジタル化=――立教大学ラ米研究所中心に=カ・グランデ、バストスで資料収集=日本の学生の教材にも
2007年7月27日付け 移民の歴史を保存するためのモデルケースとして――。立教大学ラテンアメリカ研究所が母体となり、プロジェクト「ブラジルにおける日系移民資料の分析・保存とデジタルアーカイブ構築・移民百年の軌跡」を進めている。二年の間にカンポ・グランデとバストス、二移住地の移民資料を収集し、重要な文献や写真のデジタル化を目指 ...
続きを読む »日伯交流年兵庫県実行委員会=神戸で来年4月28日に式典=笠戸丸の出港日にあわせ=水4万本提供等多彩な事業
2007年7月27日付け 日伯交流年・ブラジル日本移民百周年を来年に控え、日本側での準備が進んでいる。県レベルで日伯交流年実行委員会を組織する兵庫県では、来年四月二十八日、百年前に第一回移民船笠戸丸が出港した日にあわせて神戸で様々な記念行事を計画中だ。西村正同実行委員長(日伯協会理事長)、神戸市の上田享史国際推進室長ら、来社し ...
続きを読む »コラム オーリャ!
2007年7月26日付け 多くの参加者を集めた県連主催の日本祭り。初めて訪れる者にとっては一歩踏み入れた瞬間、あまりの広さに驚き、あまりの人の多さに疲れ果ててしまいそうになる。 今回は土曜日に日系人大会とパンアメリカン合同大会の一環で、カラオケ大会なども開催されていた。そのため、様々な国からの参加者がいた。 話した人たちだ ...
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