4月9日(金) [パラナ支局]第四回「インター青年ソリダーリオ」が、先月はじめ二日間、北パラナのウライ市で行われた。パラナ文化運動連盟(西森ルイス理事長)青年部の事業である。およそ八十人のボランティアが参加、地域の貧しい家庭に入り、講話、演劇、教育活動などを行った。文化運動連盟は「本物の市民を育てたい」という目標を掲げている。 ...
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コラム オーリャ!
童話の中だけに生きるはずの人物が時に現実として現れる。 鋭い社会風刺の側面を持つアンデルソン作の「裸の王様」である。 仕立屋に騙され、実体のない服を着た王様は、裸のまま得意げに歩き回る。頭のいい人しか見えない、という触れ込みに怯え、家来や国民の誰もが心の中で笑いながらも、透明の服が見えるふりをし続ける。 ここで舞台をコロ ...
続きを読む »100周年「文協ビル売却」?=吉岡発言に援協憤り=「理想ばかり 現実知らない」=祭典協会への批判噴出
4月8日(木) 三日に開催されたブラジル日本移民百周年祭典協会臨時総会時の、吉岡黎明プロジェクト委員長の発言「文協の建物を売却するかもしれない」が波紋を呼んでいる。百周年記念プロジェクト四案の事業規模総額は百九億円…。八十周年記念事業で日伯友好病院を建設した時、サンパウロ日伯援護協会は十五億円もの資金を集めたが、その時の苦労か ...
続きを読む »サンパウロとは別の日に=パラナ、100年祭式典
4月7日(水) [ロンドリーナ、既報関連]パラナ日本移民百周年祭委員会は、百周年記念式典はサンパウロと同時開催しない、記念して造成する「日本人村」は五万平方メートルとする旨計画を練っている。 祭典委員会は、既報のようにパラナ日伯文化連合会(上口誠一会長)、パラナ文化運動連盟(西森ルイス理事長)、パラナ日伯商工会議所(上野アン ...
続きを読む »■ひとマチ点描■ラモスの熱い想い
4月7日(水) 「日本移民百周年には、もっと子供のサッカー日伯交流を盛んにしたらいいよ」とは、サッカー日本代表の元司令塔、ラモス瑠偉さん(47)の言葉。三月上旬から、サンカエターノFCでコーチ研修に励んでおり、忙しい合間をぬってリベルダーデを訪問した。今月二十日頃に帰国する予定。 先日のブラジル代表のパラグアイ戦(0―0)の ...
続きを読む »100周年事業4案=予算総額は109億円=『日伯センター』優先七千万ドル
4月6日(火) 四月三日午前十時から開催されたブラジル日本移民百周年記念祭典協会(上原幸啓理事長)の臨時総会で、メイン事業は分野別に四案が承認され、予算総額一億三百八十万ドル(約百九億円)というコロニアにとっては天文学的な数字となった。優先順位が付けられ、一位は予想通り『日伯総合センター』で、そのための建設資金七千万ドルが集ま ...
続きを読む »若者向け日系紙が創刊
4月3日(土) 若い世代中心に日系社会の結束を――。文協や県人会などコロニアの活動を、ポルトガル語しか読めない二世、三世に伝えていく季刊紙「ニッケイ・ジャー」が二日、創刊された。カンブシ区のグラフィカ・パナ出版(パウロ・トモミ・オガワ社長)が刊行したもので、十二頁建ての紙面は日系社会の各団体の動きや日本文化の紹介、県連や各県人 ...
続きを読む »100周年「箱モノ」プラン(2)=ジャパン・コンプレックス文化商業複合ビル
4月1日(木) 「ブラジル日本移民百周年を考える会」(事務局=石田光正)が第二次募集に提出した。サンパウロ市内で交通の便の良い三万平米の土地に、南米一の高層ビル(四十五階建て)を建設する計画。 文化商業複合ビルで、総領事館、国際交流基金、JICA、日本庭園、多目的ホール、文化センター、技術トレーニングセンター、研究開発センタ ...
続きを読む »コラム 樹海
もうすぐ日本移民百周年祭典記念事業が祭典協会によって決定される。すでに案の予選を終え、最終的には臨時総会で民主的に「投票」によって決まる。総意を反映させた証左とするのだろうが、大事なのは、リーダーシップがしっかりしており、構想・計画倒れにならないこと、できるだけ多数が納得し、理解できるものであることだ▼計画倒れとは、お金がなく ...
続きを読む »団結、一枚岩の組織=援協総会、とんとん拍子進行=04年予算1億1千万レ余=検査センター完成めざす
3月30日(火) サンパウロ日伯援護協会(和井武一会長)は二十七日午後一時三十分から、サンパウロ市リベルダーデ区の文協新館展示室で定期総会を開いた。〇三年度会計、事業報告、〇四年度予算、事業計画案を審議。議題はすべて、とんとん拍子で承認された。今年度予算は一億一千二百四万二百レアル(四十二億二千百万円)。神内総合医療検査センタ ...
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