ニッケイ新聞 2009年7月15日付け 購買意欲を調査した二つの報告書によると、庶民の消費意欲は金融危機以前の水準に回復していることが判明と十四日付けエスタード紙が報じた。冷蔵庫から自動車などの耐久消費財購入で、庶民はローンを組むために奔走しているようだ。 この現象は、下半期における景気動向の胎動と関係者は見ている。ローン調 ...
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銘柄特価販売が好調=新しいタイプの青空SC
ニッケイ新聞 2009年7月15日付け ショッピング・センター「アウトレット・プレミアム」がロドヴィア・バンデイランテス73キロ地点に開店して二週間になると十三日付けジアリオ・ド・コメルシオ紙が報じた。 高級銘柄品の売れ残りを、グリッフェから仕入れて特価販売をする新しいタイプの青空ショッピング・センターだ。客入りは週末で二万 ...
続きを読む »ブラジルに外資が戻る=経済混迷の中、消費力に期待
ニッケイ新聞 2009年7月14日付け 多国籍企業協会(Sobeet)は十二日、景気が低迷し経済活動が萎縮する中、ブラジル市場の消費力に国際金融の期待が集まっていると発表したことを十三日付けエスタード紙が報じた。 外資が今年一月から五月までに、ブラジルの商工業や農業、サービス業などに対し過去十年で二番目の規模の百十二億ドルを ...
続きを読む »煙草増税で密輸増=自動車減税代替のツケが
ニッケイ新聞 2009年7月14日付け 政府は四月、自動車へのIPI(工業税)減税の代替を求めて煙草に三〇%の税金を課したため、パラグアイの密輸品が大量に市場へ出回っていると十二日付けフォーリャ紙が報じた。 密輸品は露天商を介してバス停留所などで販売されている。煙草増税と不安定な為替のお陰で、犯罪組織には有利な新ビジネスが増 ...
続きを読む »失業ブラジル人を調査員に=岐阜=同胞の実態把握で
ニッケイ新聞 2009年7月14日付け 【共同】岐阜県は今月下旬から、県内七市町の定住ブラジル人千五百人を対象とした生活実態の調査に乗り出す。子育て環境や県の融資制度の評判を聴き、来年度予算に反映させるのが狙い。調査員には失業中のブラジル人を採用する。県国際課は「これほど大規模な調査は全国初ではないか。失業対策と政策研究の一石 ...
続きを読む »サンパウロ市にモトタク登場=無理難題にも応じます
ニッケイ新聞 2009年7月7日付け サンパウロ市で「渋滞時にも遅刻することなく、時間内に目的地へ到着します」の触れ込みでバイクがモトタクシーのもぐり営業を開始と五日付けフォーリャ紙が報じた。 バイクは、宅配や書類の発送ばかりでなく、乗客を乗せて渋滞の中をジグザグ運転で潜り抜ける。料金は交渉次第だが概ねタクシー並み。呼び出し ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2009年7月7日付け 開催まであと二週間と迫った県連主催の「日本祭り」。各県人会も自慢の郷土料理の準備に余念がない。 今年のテーマは「環境」。植樹事業のほか、会場でのゴミ分別の徹底、自動車を使わず地下鉄駅のシャトルバスでの来場を呼びかけるなどの取り組みも。 環境といえば世界的に関心が高いのがアマゾン。連想ゲ ...
続きを読む »低所得者ほど重い税金=年収の半分以上税に消える=高所得者に恩恵の景気対策
ニッケイ新聞 2009年7月2日付け 応用経済調査院(Ipea)の調査によると、低所得者ほど税の負担が大きいと一日付伯字紙が報じた。 六月三十日に発表された調査結果によると、〇八年の場合、世帯所得が二最低給までの家庭では年収の五三・九%が税金で消え、年間一九七日は税金を払うために働いた計算になるという。 この数字は、〇四年 ...
続きを読む »亜与党後退で外資系撤退
ニッケイ新聞 2009年7月2日付け 亜国の国会議員選挙で与党が後退したことで、外資系企業が次々撤退を発表と三十日付けヴァロール紙が報じた。先ずチェーンのC&Aが二十店の閉店と従業員千百人の解雇を発表。続いてテレコン・イタリアの売却表明、自動車部品メーカー二社が撤退を発表。
続きを読む »ゼロ金利の対策実施=下半期に不況克服のため
ニッケイ新聞 2009年7月1日付け 政府は六月二十九日、沈滞気味の経済を下半期から活性化させるための包括的対策を打ち出したと三十日付けエスタード紙が報じた。 この包括的対策には、新車などへの減税策継続ばかりでなく、資本財や特殊財の数分野へ、資金コストの削減を図ることも織り込まれた。 資材の購入や輸出に対し社会開発銀行(B ...
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