ニッケイ新聞 2008年6月28日付け 二十六日に政府は、年間、ウルグアイ製自動車二万台を輸入し、ブラジル製自動車六千五百台を輸出する協定を結んだ。協定は七月発効で、期間は六年。ウルグアイ製自動車は、中国のチェリー社が組み立てたものも含む。
続きを読む »自動車 関連記事
四角ミナスが誕生=ステンレスバレー工業団地
ニッケイ新聞 2008年6月24日付け ミナス・ジェライス州鉄鋼地帯に誕生した四角ミナスは、アジア諸国から雪崩のように注がれる資本投下で沸き立っている。その一つジェセアーバ市は住友ヴァルレ鋼管の進出で、地価や家賃が六倍も値上がりした。 近隣都市も同じ。今までは静かな寒村であったが、住民は毎晩大型トラックの轟音を聞かされている ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2008年6月19日付け 日本に出稼ぎに行った人たちが、日本人は冷たいと批判するのも耳にするが、日本人・日系人はブラジル人より内向的で、閉鎖性のより強い日本ではその傾向が冷たいととられる、と語るのは三世の弁護士。日本人・日系人とブラジル人の両方を知っているからこそ理解できる側面も多い彼らだが、彼らが日伯の掛け橋と ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年6月17日付け 東京の秋葉原は「電器の町」でフアンが多い。日曜日の8日も買い物客が押し寄せ人気の高さを誇ったのに―起きたのは凄惨な殺人事件である。秋葉原駅近くの歩行者天国にトラックが突っ込み通行人を次々に跳ね飛ばした。さらに運転していた男がナイフを手に降りてきて人々の腹や胸を刺す悪魔のような凶行を続ける ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2008年6月14日付け 長らく文協大講堂の顔だった南米銀行の緞帳(どんちょう)が、文協改装の一環としてレアル銀行の深紅のものに変わった。懐かしい南米銀行の名前とマークを見ることができる数少ない場所だったが、あまりに長い期間使われていたために少々くたびれていたのも事実。百周年で心機一転、新しい顔になった大講堂。次 ...
続きを読む »歩こう友の会=「百年の道ウォーク」始まる=初日サントスは250人参加
ニッケイ新聞 2008年6月13日付け 【既報関連】リベルダーデ歩こう友の会、SESCサンパウロ、日本ウォーキング協会が主催する日本移民百周年事業「移民百年の道ウォーク」が十二日朝、サントスで始まった。 この事業は、サントス港に着いた日本移民がサンパウロの移民収容所まで汽車で通った道のりを、四日間に分けて歩いてたどるもの。 ...
続きを読む »食糧危機で福来る=穀倉都市は生まれ変わる
ニッケイ新聞 2008年6月11日付け 食糧危機が懸念される中、コモディティを生産する地方都市は食糧景気で沸いていると八日付けエスタード紙が報じた。大豆や小麦、米はこれまで、こんな高値が付いたことがなかった。 二〇〇三年から二〇〇七年を比較すると地方内陸部における農業生産者の可処分所得は、倍増した。その額は、一兆一千七百億レ ...
続きを読む »尋ね人
ニッケイ新聞 2008年6月7日付け 岩手県金ヶ崎町の町長が、一九三三年に単身でノロエステ線へ入植した高橋義雄さん(99)の行方を探している。 高橋さんは、移住後マリリアに移り、七〇年時には、レジストロ市で自動車修理の仕事をしていた。妻はフミ子さん。 情報をお持ちの方は岩手県人会(電話=11・3207・2383)まで。
続きを読む »食糧サミット=我田引水の舌戦=政略化された食糧危機
ニッケイ新聞 2008年6月5日付け ローマで開催された食糧サミットで、バイオ燃料と農産物補助金が主な議題となった。ブラジルがバイオ燃料のグローバル市場構想を打ち上げたことで、米国やEUが農産物補助金はエンジンを回すものと主張した。 ルーラ大統領は、さとうきび畑とアマゾン熱帯雨林は、クレムリンとヴァチカン位遠く、さとうきび栽 ...
続きを読む »東西南北
ニッケイ新聞 2008年6月5日付け 前環境相のマリーナ・シウヴァ氏が上院議員として復職したが、最上の政策は国の政策としてたてられるべきとの考えを再披瀝。アマゾン問題についても、現状への懸念を示すと共に、マット・グロッソ州知事は国の政策に従おうとしなかったと批判。ロライマ州の米作り農家と先住民保護区の問題でも、州経済優先で米作 ...
続きを読む »