2007年3月22日付け いつまでも輝き続けるブラジルの星(2) 翌日のニュースでの正式発表では、この日昼夜併せて十八時間に二十六万人が棺に手を合わせたそうだ。しかし、結局最も大事な肉親との別れの時間は三十分だけ、だった。 数年前の、タンクレード・ネーベスという、軍政以降最初の民政になって、初めての国民直接選挙で選ばれた大 ...
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東西南北
2007年3月21日付け 輸出特区を審議する下院法制委員会で、ジュタイ下議(PSDB)とピメンテル下議(PT)。ジ「同案は、ボアッテ(キャバレー)の門番に特権を与えるものだヨ」。ピ「政府とボルデウ(売春宿)を同一視するのは、失礼にも程がある」。ジ「ボアッテといった。ボルデウではないゾ」。ピ「どっちも同じだヨ」。ジ「PTの奴らは ...
続きを読む »身近なアマゾン(35)――真の理解のために=ブラジル全域で哀悼の意=英雄セナの死に際して
2007年3月17日付け □いつまでも輝き続けるブラジルの星(1) この辺で、少しアマゾンの話題から離れてみたいと思う。 ブラジル在住者であれば、十三年前当時の記憶が戻ってくるかもしれない、そんな記事である。 一九九四年五月。 読者のみなさんもご存知のように〔F1〕(〃フォーミュラー・ワン〃と呼ばれる世界最大の自動車レ ...
続きを読む »急増する自動車登録台数=人口増加率の4倍に達する=サンパウロ州
2007年3月15日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十四日】サンパウロ州内の自動車登録台数が二〇〇二年から〇六年にかけての四年間に人口増加を上回る速さで増加したことが、州データ分析システム(Seade)の調査で明らかとなった。 サンパウロ州内の自動車登録台数は、四年間に三二〇万台(二六%)増加して、〇六年には一五〇〇万台 ...
続きを読む »米大統領一行、サンパウロ市に滞在=抜き打ち通行止で交通混乱か
2007年3月8日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】ブッシュ米大統領がサンパウロ市に滞在する八日夜から九日夕方までの間、大統領一行が通行する道路は各所で抜き打ちの通行止めが行われ、交通渋滞など混乱が予想される。警備上の理由で通行止めの時間と場所は一切明らかにされておらず、市民は外出を控えるか、渋滞を覚悟するほかなさそう ...
続きを読む »日伯経済パートナーシップ賢人会議が発足=動き始めた21世紀協提言=経済分野で具体化探る
2007年3月8日付け 日伯の経済界関係者による「日伯戦略的経済パートナーシップ賢人会議」が今月発足した。両国有識者による「日伯二十一世紀協議会」が昨年まとめた両国の将来についての最終提言書のうち、経済分野に関する優先課題を選定するもの。今年五月にサンパウロで第一回目の会合が開かれる見通しだ。二〇〇四年の小泉純一郎首相来伯、翌 ...
続きを読む »地球温暖化は他人事でない=米国は責任の自覚を=ブラジル人社長、米大手に働きかけ=エタノールにも限界あり
2007年3月7日付け 【ヴェージャ誌一九九五号】ブラジル人で、アルミ精錬で世界トップの米アルコア社のアライン・ベウダ社長は、地球温暖化が深刻な事態へ突入したことで二酸化炭素の削減で米国の陣頭指揮を執る意向を示した。大量の排気ガスを放出する大手九社のトップを招き、同社長は米政府が炭酸ガスの削減目標を設定し、温暖化現象に歯止めを ...
続きを読む »トヨタ方式導入で猛特訓=伯企業、食品から病院まで
2007年3月7日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二月二十五日】ブラジルは今、自動車関係ばかりでなく食品から病院まで多くの企業が、世界一に躍り出たトヨタ方式の不良品ゼロ・システム(TPS)導入で猛特訓中である。七十年間にわたって自動車王国の王座に君臨してきたGMを駆逐したトヨタイズムが、ブラジル産業界の話題をさらっている。 ...
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2007年3月6日付け 政府は重要役職に就く一部公務員のストライキの禁止を検討している。一九八八年の憲法は公務員のストライキ(団体交渉権)を認めているが、どの部署でストライキが実施できるかは規定していない。公務員のストライキの規制は、過去の政権でも議論の対象となっていた。 ◎ サンパウロ州バウルー市のエジソン・サン ...
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2007年3月2日付け ブッシュ米大統領の南米訪問に合わせ、ベネズエラのチャベス大統領が亜国とボリビアを訪問する。米国は自動車用エタノール一〇〇万バレル生産するため、トウモロコシを二〇〇〇万ヘクタール植えねばならない。初めから無理な話を糊塗するため、慌ててブラジルを訪れるのだとチャベス大統領が嘲笑した。 ◎ 連邦最 ...
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