2007年1月16日付け 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙、エスタード・デ・サンパウロ紙十四日、十五日】サンパウロ市ピニェイロス区の地下鉄工事現場で十二日午後に発生した陥没事故により、現場近くを通るマージナル・ピニェイロス自動車道は、安全対策として十四日から十五日午後八時(予定)まで、インテルラーゴス―カステロ・ブランコ方面行き ...
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東西南北
2007年1月10日付け ブラジルGMは八日、中国で生産された自動車(ミニバン)の輸入と、中国製部品を輸入し組み立てることを検討していると発表した。過去八年間不振にあえいだ同社は昨年、新記録となる四〇万九九〇〇台を販売、今年も五%増を見込んでいる。 ◎ 連邦直轄区とミナス・ジェライス州など四州の旅行代理店が十二日か ...
続きを読む »世界の次世代エネルギーの主役――――注目集まるバイオエタノール=高山直巳(ジャパンデスク社代表)
2007年1月1日付け 世界最大の競争力誇るブラジル ブラジルは、近未来の世界の経済勢力図を塗り替えると言わるBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国の新興国群)の一角として、ここ数年脚光を浴びているが、急成長を続けているのは他の三国であり、ブラジルはかなり水をあけられた感がある。 しかし、BRICsに代わって最近注目され ...
続きを読む »永住のつもりで渡航=90歳から百人一首を模写=サンパウロ市=高山辰雄さん=「うちは侍の家だったし、古かったから、寄付の額が高くて。オヤジはそれが嫌で日本を出ることにしたんだ」
2007年1月1日付け サンパウロ市在住の高山辰雄さん(石川県出身)は、仕事を引退して今年で四十年。九十歳から百人一首の模写をはじめ、百歳になった今でも続けている。「私は子供運がよかったんですな」とこれまでを振り返った。 一九一八年、第一次大戦中に十二歳で家族とともに渡伯。そのころの金沢は、「自動車が一台くらいしかなくて、通 ...
続きを読む »リオ市内で襲撃事件多発=警官ら16人死亡、22人けが
2006年12月29日付け 【エスタドン二十八日】リオデジャネイロ市内各所で二十七日夜から二十八日未明にかけて、警察署への襲撃やバスの焼き打ちが多発した。二十八日朝の保安局の発表によると、襲撃は十二件、死者は少なくとも十六人、負傷者は二十二人に達した。被害者の数はさらに増える恐れがある。 確認された死者は、軍警二人、市警二人 ...
続きを読む »伯中貿易に生じた異変=出超から入超へ=輸入品が国内産業脅かす=また増えた「頭痛の種」
2006年12月29日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】中国の目をみはる高度成長にともない、ブラジルと中国の二国間貿易も拡大の一途をたどっている。しかしここにきて二国間の貿易形態に異変が生じている。これまでブラジルの輸出が輸入を上回る出超となり、貿易収支バランスが黒字で推移してきたものの、二〇〇七年には立場が逆転し ...
続きを読む »萎縮する中流階級=産業の発展に影を投じる
2006年12月27日付け 【ヴェージャ誌一九八七号】ブラジル経済が中風状態になってから二十六回目の元旦を迎えた。過去二十五年間、中流階級の生活は向上していない。産業発展の原動力となる中流階級の萎縮は、暗い影を投じる。 それに反し下層階級は、生活扶助金の給付で意気揚々としている。しかし、政府がどんな対策を講じても、下層階級が ...
続きを読む »日本車に追いつけ追い越せ=Dベンツ会長が檄=伯への投資拡大も視野=完璧な車は我々にも
2006年12月27日付け 【ヴェージャ誌一九八六号】サンベルナルド・ド・カンポ市のダイムラー・ベンツ社がブラジルに進出して五十周年を迎えるに当たり、本社からジエテル・ツエッチェ会長が来伯し「日本車に追いつけ、追い越せ」と檄を飛ばした。同会長は二十年前、同社のブラジル・メルセデス時代に生産部長として指揮を取った。同社は破産前夜 ...
続きを読む »東西南北
2006年12月23日付け 給与倍増計画が頓挫した後、レベロ下院議長は最高裁判事の給与調整を四年間凍結する案を検討している。そうすれば下議の昇給が追いついて、希望通り判事と同じになるという。司法職員の昇給は議会の承認が必要。 ◎ 来年四月に三〇レアル上がって三八〇レアルになる最低賃金。労組間社会経済調査・統計所の試 ...
続きを読む »グローバル戦略のパートナー=新日鉄=ウジミナスに出資拡大
2006年12月23日付け 【既報関連】新日本製鉄は、国内二位の鉄鋼大手ウジミナス(株式会社ミナス・ジェライス製鉄所)への出資拡大を、二十一日に発表した。新日鉄は、ウジミナスへの出資比率(議決権ベース)を直接、間接合わせて、現在の五パーセント弱から年内にも一二・五パーセント超に引き上げて、単独で実質筆頭株主になる。現在、鉄鋼業 ...
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