2006年8月30日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】ルーラ大統領のお株を奪ったチャベス大統領は、幻想外交に忙しい。同大統領の話を鵜呑みにすると、神話の主人公カストロ首相の後継者になるのではないかと釣り込まれる。ベネズエラは島ではなく、ブラジルと地続きの南米大陸なのだ。 チャベス大統領は最近、イランへ出かけシーア ...
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開発銀、緊急融資を保留=VW再建=設備近代化が条件=労使交渉の決着見守る=工場閉鎖は「寝耳に水」
2006年8月30日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十九日】社会経済開発銀行(BNDES)は二十八日、フォルクスワーゲン(VW)の設備投資に向けた緊急融資四億九七一〇万レアルの払い出しを、同社と従業員の交渉が決着するまで保留すると発表した。同社代表とロウセフ官房長官、マリーニョ労働相、フィオッカBNDES総裁が同日首都で ...
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2006年8月24日付け ルーラ大統領は二十二日、リオデジャネイロ市のラジオ番組で、社会保障院(INSS)の年金受給者一八六〇万人に十三カ月目の年金の半分を前倒しで八月に支払うと発表した。こうした措置は過去に前例がなく、今回が初めて。 ◎ 連邦検察庁は二十二日、オーキットサイトで児童ポルノ公開や人種差別を行った人物 ...
続きを読む »VWがリストラ最後通告=工場閉鎖も示唆=08年までに3600人解雇=国産化の象徴も今は昔
2006年8月23日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十二日】ブラジルフォルクスワーゲン(VW)は二十一日、同社のリストラ計画に従業員が応じなければ、サンベルナルド工場を閉鎖すると最後通告を出した。計画では、十一月二十一日の工場操業協定の期限切れと同時に一八〇〇人を解雇する。その他数々の特別手当を廃止、二〇〇八年までにサン ...
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2006年8月23日付け 市民の安全へのリスクを理由に、農地占拠運動(MST)リーダーのアモリン氏が二十一日、ペルナンブッコ州イタキチンガ市で身柄を拘束された。同氏は昨年十一月に同州レシフェ市の米国領事館への破壊活動を扇動した容疑についても取調べを受ける。 ◎ 父の日に一時帰宅を許された服役者一万二九九九人のうち七 ...
続きを読む »犯罪の90%銃使用=会議所会員、専門家招き手口や対処法学ぶ=殺人、強盗は減っているが…=「犯罪のチャンス与えるな」
2006年8月22日付け ブラジル日本商工会議所(田中信会頭)が、安全対策ワークショップ「その時、どうする?」を、十五日に同会議所会議室で開催した。清水俊昭在サンパウロ総領事館警備担当領事が、最近の犯罪の種類、傾向について講演行ったほか、コージ・ヤナギタ(柳田)軍警大佐が「一時誘拐」や歩行中の襲撃、空港からの尾行・襲撃といった ...
続きを読む »ブラジル日本商工会議所=業種別会長シンポ=06年上半期回顧、下半期の展望=連載(4)=【自動車部門】上半期四輪二輪生産、販売過去最高=【繊維部門】国内綿花は大幅に生産減少
2006年8月19日付け 【自動車部門】 上半期の四輪車、二輪車は、生産、販売ともに過去最高記録を更新。通期も過去最高を予測している。 FLEX・FUEL車のシェアは安定的に七割を超え、更に拡大する見込み。四輪車輸出は為替がブレーキをかけたが、輸入は各社の値上げ、販売促進効果もあり、好調に推移している。 二輪車の輸出は六月 ...
続きを読む »ブラジル日本商工会議所=業種別部会長シンポ=06年上半期回顧、下半期の展望=【金融部門】=困難乗り越え正常に戻る=【貿易部門】=レアル高、輸出の勢い減少
ニッケイ新聞 2006年8月17日付け 【金融部門】 今年の上半期を「〇四年以降拡大を続けてきたブラジル経済が初めて経験する試練の時期」だったとしつつも、結果的には「困難を乗り越え、正常に戻った」と評価。 これから、外部環境の変化、つまり①原油価格の上昇によるインフレリスクの増加、②米国経済の減速感、③日本における金融政策の ...
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ニッケイ新聞 2006年8月16日付け 犯罪組織州都第一コマンド(PCC)の組織には多数の班がある。各班にトーレというボスがいる。その下にピロットというマネジャーがいる。次がジスシプリーナという監督官。次はレコーリェという班の会計係。次はビッショ・パッポンという上納金の集金係。次がソルダードという命令を実行する組員。最後にアル ...
続きを読む »ドーハ決着の暁に…=保護貿易終焉に一長一短
ニッケイ新聞 2006年8月16日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】サムエル・P・ギマランエス外務次官は、ドーハ・ラウンド締結が決まる場合の心構えを述べた。同協定の締結後は、政府が国内企業の面倒を見られないことや、国内の産業行政で指導できないことなどを伝えた。 同協定では、補助金の供与停止や環境保護の推進、労働法の ...
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