2006年3月15日(水) 福博村の入植七十五周年慰霊祭が十一日、スザノ市の福博村会会館でしめやかに執り行なわれた。村内外から約七十人が訪れ、先亡者の霊に思いをよせた。七十五周年記念行事の最初を飾る、この日の慰霊祭。福博村では、九月の記念式典に向けて様々な事業を予定している。この日、会場では昨年九十周年を迎えた平野植民地の記念 ...
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ふるさと巡りパラナへ=オランダ人植民地も視察
2006年3月9日(木) ブラジル日本都道府県人会連合会(中沢宏一会長)は五月に実施する「第二十五回ふるさと巡り」の参加者募集をはじめた。 今回はサンパウロ州に次いで日系人の多いパラナ州へ三泊六日の旅行。これまで二度同州に行ったがロンドリーナ中心だった。 今回は初めてパラナグアまで足をのばす。同地は最初のパラナ州移民が入っ ...
続きを読む »一人歩きする基本金利=昨年8月から低下傾向=銀行個人融資など逆に上がる
2006年3月8日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙七日】通貨政策委員会(COPOM)の定例会議が七日に始まり、八日には基本金利(SELIC)の引き下げが決定される見通しとなっている。金融界では一・〇ポイントの引き下げを期待する向きもあるが、大勢は〇・七五ポイント引き下げの見方が強まっている。 その原因としてドル安気運で ...
続きを読む »東西南北
2006年3月8日(水) 家政婦や使用人の正規雇用を促進するために政府は七日、五二八レアルを上限に雇用主が必要経費として二〇〇七年所得税申告から控除できる措置を発表した。この措置は二〇一一年まで有効。国内には家政婦と使用人が六四七万人いるが、うち四八〇万人は労働登録を行っていない。 ◎ サンパウロ州サンタ・バルバラ ...
続きを読む »不渡り小切手が増加=1月としては過去最高
2006年3月4日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】不渡り小切手が今年一月に全国で前年同月比二四・二%増加し、一月としては過去最高を記録したことが、銀行業務集中サービス会社(Serasa)の調査で明らかとなった。 一月に全国で発行された小切手は一億五七四〇万枚で、うち三〇〇万枚は口座残高の不足で二度差し戻された。千 ...
続きを読む »メーカーオプション増える=新車価格上昇で低価格車飾る
2006年3月2日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙一日】中クラスの自動車と大衆車に装備されるエアコンなどのメーカーオプションが年を追って増加し、自動車メーカーもマージンが大きい同オプションの販売促進に興味を示している。 自動車コンサルタントらによると、中クラス車の工場段階のエアコン平均装着率は五年前の四〇%から現在七〇 ...
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2006年2月25日(土) 衛生監督庁(ANVIA)は二十三日、H5N1型鳥インフルエンザウイルス感染が確認された全域からの鳥肉と同加工品、粉卵、脂肪、ジェラチン、羽根などの輸入を禁じた。同庁は二十日、世界保健機関(WHO)の報告でインドからの関連製品の輸入を禁じたばかりで、今回全域二十七カ国へ拡大した。また同庁は鳥類加工品を ...
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2006年2月24日(金) 連警は自由党(PL)元財務担当のジャシント・ラマス氏を資金洗浄の容疑で書類送検した。同氏は昨年議員辞職したネット元党首の指示に基づき、PTの裏帳簿を運用していたヴァレーリオ氏の口座から一六五万レアルを引き出した疑い。 ◎ 歯科医に朝早く予約を入れ、診療所に向かう途中で誘拐した犯人の夫婦ら ...
続きを読む »忘れられた概念、純資産=耐久年数の再評価を=消費の美徳は富の再分配に逆行=次世代にツケ残す指導者階級
2006年2月22日(水) 【ヴェージャ誌一九四三号】ハーバード大学経営学部のカニッツ教授は、近代経済学が純資産という概念を忘れていると訴えた。企業の経営力を計るうえで、純資産は重要な尺度であるが、会計士も税理士も興味を示さないという。国力を計るには、一年間に生産した物とサービスの国内総生産(GDP)を物差しに使う。生産したも ...
続きを読む »また無理難題の亜国=過去の栄光、今何処へ
2006年2月22日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】ブラジル政府は一日、亜国へ一方的に有利なセーフガード(緊急輸入制限)を呑んだ。名づけて、競争力に応じた按配システム(MAC)という。いままで付き合ってきた恋人のムリを聞いてやったのだ。 亜国市場のぜい弱な分野を、ブラジル製品から守る図式とされる。現実には、亜工業 ...
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