混戦と言われ、「誰が勝つかわからない」と言われている今年の大統領選だが、ここに来て、大きく動きつつあるとコラム子は見ている。有権者の動向でこそないが、少なくとも政界関係者の流れはシロ・ゴメス氏(民主労働党・PDT)に向いている▼元々、この選挙はシロ氏には有利だと言われていた。それはルーラ元大統領が裁判有罪で出馬がままならない場 ...
続きを読む »アウキミン 関連記事
《ブラジル》大統領選=シロにバルボーザ離脱の恩恵か=既に懇意のPSBとPDT=マイアの勢力も合流とも=アウキミンやマリーナは?
8日のジョアキン・バルボーザ氏の大統領選出馬辞退を受けて、大統領候補を抱える各政党がブラジル社会党(PSB)の綱引き状態となっており、大統領選におけるひとつの大きなポイントとしてとらえられている。この恩恵を最も受けるのがシロ・ゴメス氏(民主労働党・PDT)と見られていると、9日付現地紙が報じている。 バルボーザ氏の辞退をめぐ ...
続きを読む »東西南北
大統領選まで5カ月を切り、そろそろ、有力候補の連立や政策などが気になりはじめる頃だが、前サンパウロ州知事のジェラウド・アウキミン氏(民主社会党・PSDB)は8日、仮に自身が大統領として当選しても、リオ州の警備部門は引き続き、軍の直接統治とすることに強い関心を持っていることを明かした。本心で言っている可能性もあるが、これは同時に ...
続きを読む »《ブラジル大統領選》テメル大統領(MDB)がアウキミン候補(PSDB)に接近=MDBのメイレレスを副大統領候補に推す=自身の再選出馬は断念とも=MDB与党残留への一策
テメル大統領が民主社会党(PSDB)の大統領候補のジェラウド・アウキミン氏に対し、前財相のエンリケ・メイレレス氏(民主運動・MDB)を副候補にシャッパを組まないかとの提案を行っていることが26日付エスタード紙の報道で明らかになった。 同紙によると、テメル大統領は既にMDBとPSDBの広報に対し、自身が10月の大統領選に再選の ...
続きを読む »《サンパウロ市地下鉄》朝のラッシュ時に運転休止=何者かの作為による可能性も
サンパウロ市地下鉄開業50周年の24日朝、地下鉄1号線が通勤ラッシュ時に突如運行を停止し、市民の足は混乱に陥ったと、25日付現地各紙が報じた。 1号線の全23駅は一時閉鎖され、乗客は非常口から外に誘導された。 運行停止の原因について、運行業務を行うメトロポリタン公社(メトロ)とメトロ職員組合の見解が食い違っている。 メト ...
続きを読む »《ブラジル》大統領選=MDBがアウキミンに接近か?=テメルの支持率上がらぬ場合=サンパウロ州知事選でスカッフィ牽制=シロはハダジと左翼連立希望
10月の大統領選は候補乱立状態だが、テメル大統領の支持率が上がらない場合、民主運動(MDB)関係者が、民主社会党(PSDB)のジェラウド・アウキミン氏の支持に回る可能性が出てきていると、24日付現地紙が報じている。 MDBは10月の選挙で豊富な政見放送時間を確保しているが、同党の候補の支持率が伸び悩んでいるのが現状だ。テメル ...
続きを読む »東西南北
ダッタフォーリャが行った調査によると、ルーラ元大統領が逮捕された現在においても、労働者党(PT)が国民に最も人気のある政党で、支持率が20%あることがわかったという。PTは1999年以来、国内で最も支持されている政党だ。ジウマ前大統領の罷免騒動の際はその人気が9%に落ち込んでいた時期もあったが、現在はまた盛り返してきているとい ...
続きを読む »ブラジル大統領選=出馬候補に160件の裁判沙汰=収賄や名誉毀損まで様々=1位は70超のシロ・ゴメス=ほとんどが疑惑を否定
【既報関連】今年10月の大統領選へ出馬する可能性がある20人の政治家の内、少なくとも15人が関わっている係争案件や捜査、告発の件数は計160件を超していると、22日付現地紙が報じた。 15人への嫌疑は、大型汚職捜査ラヴァ・ジャット(LJ)作戦などに関連する収賄から、交通違反や暴言による名誉毀損まで千差万別。捜査の進捗具合も、 ...
続きを読む »《ブラジル》バルボーザ元最高裁長官=5・15までに大統領選出馬表明=世論調査で高い支持率記録=マリーナとの連立はなし?
ブラジル社会党(PSB)は、5月15日までに元最高裁長官のジョアキン・バルボーザ氏の大統領選への出馬表明を行いたいとしている。噂されているマリーナ・シウヴァ氏との連立は「考えていない」と同党党首は語っている。19日付現地紙が報じている。 バルボーザ氏は6日にPSBへの入党を発表したばかりだが、その翌週に行われたダッタフォーリ ...
続きを読む »《ブラジル》アエシオ上議がJ&Fからの収賄容疑で被告人に=起訴受理の賛否を問う判事投票は圧倒的な結果に=録音証拠で致命的ダメージ=アウキミンからの同情もなく
17日、最高裁第1小法廷で、14年大統領選で次点だったアエシオ・ネーヴェス上院議員(民主社会党・PSDB)の収賄疑惑に関する起訴を受理するか否かの審理が行われ、賛成多数でアエシオ氏は刑事被告人となった。18日付現地紙が報じている。 アエシオ氏に対する起訴は、食品大手J&Fの社主ジョエズレイ・バチスタ被告がラヴァ・ジャット作戦 ...
続きを読む »