アウキミン 関連記事

　テメル大統領がオデブレヒトに金を要求したとの疑惑が報じられた１０日、ダッタフォーリャによる世論調査の結果が発表され、テメル政権の支持率がさらに悪化したと報じられた。また、１８年大統領選に関する支持率調査では、一次投票ではラヴァ・ジャット作戦（ＬＪ）で告発を受けているルーラ元大統領が支持率トップだが、決選投票ではマリーナ・シウヴ ...

　ラヴァ・ジャット作戦での主要汚職企業のひとつ、建設大手のオデブレヒト社が会社単位で行った報奨付供述(デラソン・プレミアーダ)で、同社がジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事(民主社会党・ＰＳＤＢ)に２０１０年と１４年に不正献金を行っていたと証言していたことがわかった。９日付フォーリャ紙が報じている。 　アウキミン氏に関する証 ...

　本日付本紙でも報じたように、ジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事にオデブレヒトとの汚職疑惑が浮上した。これまではそうした噂が比較的少なく、１０月のサンパウロ市市長選ではジョアン・ドリア氏の後ろ盾となって圧勝させたことで、｢１８年の民主社会党（ＰＳＤＢ）の大統領選有力候補｣との声が大きくなり始めた矢先だった。政権を追われた労 ...

　グループ・イストエが６日夜、サンパウロ市のシティバンク・ホールで「２０１６年のブラジル人」の表彰式を行った。 　政界を代表して表彰されたのはミシェル・テメル大統領で、トレス出版社のカコ・アウズガライ社長からトロフィーを受け取った大統領は、「この賞は同出版社が現政権に対して持っている信頼の証だ」と評した。 　また、今年、最も活動 ...

　７日の判事投票でレナン上院議長の停職を解いたことで、最高裁が厳しい評価を受けている。マスコミの報道は厳しく、ネット上の国民の声も「司法が政府に屈した」という意見が目立つ。政府や判事たちからすれば「国にとっての重要な法案がある」「任期はあと少ししかないのだから」で済まされる問題かもしれないが、そこまでは考慮してくれない国民からす ...

　気になる妙な動きが二つ、立て続けに起きた。４日のパウリスタ大通りのデモに関して軍警が発表した参加者人数と、７日の最高裁大法廷〝玉虫色〟判決だ▼パウリスタ大通りのデモ参加者数を軍警が「１万５千人」と過少発表したのは実に腑に落ちなかった。今年８月までは、実際に現場を見た感じでは、逆に多めに発表していたからだ。何が変わったかと云えば ...

　日曜（２７日）昼、ラジオを聞いていたら突然、テメル大統領らの臨時記者会見の生中継に切り替わって驚いた。下院議長、上院議長を横に従えて「Ｃａｉｘａ２（二重帳簿）の恩赦法案が来ても私が否決する。その件に関する上院、下院との合意ができた」と発表した。その理由として「私は『ヴォス・ダス・ルアス（街頭の声）』に従う」と説明したのに、ほぅ ...

　民主社会党（ＰＳＤＢ）が来年２月の下院議長選で、現職のロドリゴ・マイア議長（民主党・ＤＥＭ）を支援し、独自候補を立てないことが明らかになった。５日付エスタード紙が報じている。 　１０月の統一市長選で圧勝した同党は当初、下院議長選への候補擁立が有力視されていたが、独自候補を出さないことがアエシオ・ネーヴェス党首に近いカルロス・サ ...

　１０月の統一市長選で圧勝し、１８年の大統領選では１６年ぶりの政権奪回に期待のかかる民主社会党（ＰＳＤＢ）で、大統領選にフェルナンド・エンリケ・カルドーゾ元大統領の再出馬を望む声があがっている。 　これはＰＳＤＢ内での表向きの大統領選第一候補というわけではない。同党でも大半の党員は、１４年の大統領選に出馬し、この８月に罷免された ...

　今回の統一市長選の結果、ジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事は、その影響力が同州内で強化されただけでなく、民主社会党（ＰＳＤＢ）の１８年の大統領選候補としても一気に躍進した。１０月３１日付伯字紙が報じている。 　アウキミン知事は１０月２日、自身が後ろ盾となって推していたジョアン・ドリア氏がサンパウロ市市長選では初となる一次 ...