10月の統一選挙をめぐり、大統領選出馬が有力視されるエドゥアルド・カンポス氏のブラジル社会党(PSB)で内紛が起きている。25日付エスタード紙が報じている。 PSB内紛の火種になっているのは、リオ州選出の連邦下議、アルフレッド・シルキス氏で、同氏は24日、10月の下議選に出馬しないことを発表した。 シルキス氏は昨年10月、カン ...
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10月選挙=各政党が続々と候補発表=アエシオは政権奪取誓う=PSBは連立与党批判展開=「嫌悪に勝つ」とルーラ
14~15日は各地で10月選挙への候補公認のための党大会が開催され、民主社会党(PSDB)のアエシオ・ネーヴェス氏が大統領選への出馬を正式に表明したのをはじめ、大統領候補や知事候補が続々と公表された。16~17日付伯字紙が報じている。 PSDBの党大会は14日にサンパウロ市で開催され、フェルナンド・エンリケ・カルドーゾ元大統領 ...
続きを読む »W杯開幕戦でジウマに野次=式でのスピーチ避けるも=国民からの不信感ぬぐえず=抗議活動も依然収まらず
12日にサンパウロ市イタケロン・スタジアムでのW杯開幕試合を観客席から見守ったジウマ大統領が客席から強い野次を受け、国民の現政権に対しての反発の強さをうかがわせた。13日付伯字紙が報じている。 ジウマ大統領は同日午前、チリのミチェル・バチェレ大統領と大統領官邸で会談を行なった後、サンパウロ市に向かい、正午にはサンパウロ市市内の ...
続きを読む »サンパウロ市地下鉄にストの可能性
W杯開会式と開幕戦の行われる12日、サンパウロ市地下鉄ではストが行われる可能性が消えていない。ストの有無は11日夜の総会で決まるが、9日付で解雇された42人の解雇撤回を求める組合に対し、アウキミン知事が処分の見直しを拒否。解雇された職員は欠勤を正当化する書類を提出して司法判断を待つ事になる。なお、アウキミン知事は10日、ストの ...
続きを読む »サンパウロ市=メトロのストは一時休戦=12日に再開の可能性=リオのメトロもスト入りか=罰金は90万レに膨張
【既報関連】5日連続でストを決行したサンパウロ市メトロの組合員らは、10、11の両日はストを凍結することを決めた。しかし、11日に予定されている総会の結果次第ではW杯開幕当日の12日に再びスト入りする可能性を示唆しており、予断を許さない状況だ。10日付エスタード、フォーリャ両紙が報じた。 州政府は組合側に対して強硬な態度を崩さ ...
続きを読む »サンパウロ州知事選=アウキミン優位動かず=現状なら一次投票で圧勝=カサビをめぐりPSB動く=パジーリャは苦しい展開に
ダッタフォーリャによるサンパウロ州知事選に関する最新の調査結果が6日に発表され、現在選挙を行なえば、現職のジェラウド・アウキミン知事(民主社会党・PSDB)が一時投票で圧勝という結果が出た。連立与党の中心である労働者党(PT)のアレッシャンドレ・パジーリャ氏や民主運動党(PMDB)のパウロ・スカッフィ氏は現知事との差がまだ大き ...
続きを読む »メトロ=スト決行で460万人に影響=州知事「政治的で無意味」=今年最悪の渋滞も記録=前日はMTSTのデモも
W杯開幕まで1週間となった5日、サンパウロ市では同日早朝からメトロが無期限ストに入った。スト決行は、4日午後行われた地方労働裁(TRT)での会合で公社側との交渉が決裂したメトロ労組が4日夜決めたもので、5日のロジージオは中断された。メトロのストでサンパウロ市民460万人の足に影響が出た5日はサンパウロ市交通技術公社(CET)も ...
続きを読む »カンタレイラ=リオ・クラーロから援水=毎秒200リットル受ける
ジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事が29日、カンタレイラ水系の給水域に、リオ・クラーロ水系からも給水を始めたと発表したと30日付伯字紙が報じた。 大サンパウロ市圏やカンピーナス地方に水を供給するカンタレイラ水系はかつてない少雨で、アウト・チエテとグアラピランガの両水系からの給水を行ったが、通常の方法で取水可能な貯水量が8・ ...
続きを読む »ジウマ=「2人のサンパウロ州知事候補がいる」=スカッフィ氏含み共闘へ=パジーリャ氏の出遅れ影響=PMDB候補を熱烈賞賛も
ジウマ大統領は28日、サンパウロ州知事選挙に関して「私たちには2人の候補がいる」と語り、所属の労働者党(PT)のほかに連立与党最大のパートナーの民主運動党(PMDB)から出馬のパウロ・スカッフィ氏も味方だという見解を示した。この2人でジェラルド・アウキミン(民主社会党・PSDB)の現政権打倒を目指す構えだ。29日付伯字紙が報じ ...
続きを読む »「W杯では血を見ることになる」と叫んだ活動家の素顔
バス運転手や車掌の電撃ストでサンパウロ市が大混乱したおかげで目立たなかったが、W杯と選挙を占う上で注目される動きが裏であった。MTST(家なし労働者運動)が22日、サンパウロ市南部の幹線道路を1万5千人のデモ隊で封鎖し、指導者のギリェルメ・ボウロスは「市役所が何の譲歩や交渉もなしに、司法命令で我々を強制退去させるなら、W杯では ...
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