ニッケイ新聞 2007年11月23日付け 大統領選で二回も連敗を喫したPSDB(民主社会党)は二十二日、党の建て直しを図るため第九回党大会に向け準備会議を開いた。すでにセーラサンパウロ州知事とネーヴェス・ミナス州知事の間で、水面下の腕相撲が始まっている。 ジェレサッチ党首の後任に指名予定のゲーラ上議が二年の任期間に党公認の大 ...
続きを読む »アウキミン 関連記事
「好天のとき屋根を直せ」=アウキミン氏講演=改革の必要強調
ニッケイ新聞 2007年11月15日付け ブラジル日本商工会議所(田中信会頭)は、九日、二〇〇六年度大統領候補の、ジェラルド・アウキミン前サンパウロ州知事を招き、定例昼食会をホテル・クラウンプラザで行った。アウキミン氏は「国際状況に甘んじている。税制改革が急務だ」と、ブラジルの現状を語った。 アウキミン氏は「日系社会との最初 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2007年10月5日付け 世界の殺人事件の1%がサンパウロ市で起きているという国連年次報告は衝撃的だった――と水曜付けの樹海に書いた。ところが翌日のエスタード通信には、その根拠となっている統計は九九年の古いもの(一〇万人あたり五二・六人)で、〇六年現在では遙かに低い(同一八人)という記事が出た▼〇一年の南米諸国平 ...
続きを読む »ビューティーフェアー=最大規模、美容の祭典=センターノルチで=毎年拡大、10万人入場
ニッケイ新聞 2007年9月6日付け 「こうやってやるんだったら、大きくならなきゃいけないよね」。ブラジル最大規模の美容業界の祭典「第三回ビューティーフェアー」が一日から四日にかけて、エキスポ・センター・ノルチで開催された。池崎博文池崎グループ社長が名誉会長として取りまとめを行い、毎年拡大してきた。今年の来場者数は四日間で約十 ...
続きを読む »ルーラ大統領=3選出馬の意向はない=疑心暗鬼の野党各党=世論盛り上げ道開くか
2007年8月28日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十七日】エスタード紙が二十六日に掲載したルーラ大統領独占インタビューの記事が政財界で大きな反響を呼んでいる。なかでもルーラ大統領が次期選挙の二〇一〇年に三選出馬の意向は無いと宣言したことに対し、野党側は信用できぬとして反発している。 ルーラ大統領の政敵と自他ともに認め ...
続きを読む »はびこり続ける汚職=知らん顔する大統領
2007年7月25日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙六月十九日】ブラジルは指導者不在の政治的不毛の地かと、サンパウロ州地裁のアロイジオ・セーザル裁判長が嘆いた。共和国政治が汚職でまみれている時に国家のモラルを叫ぶ声が、どこからも上がらない。 国家公務員や公社職員は、お役所仕事のノロノロ認可や庶民泣かせストのシステムを築き ...
続きを読む »軍警を交通整理に動員=取締りの質向上に期待
2007年7月21日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙十六日】軍警がサンパウロ市内の交通整理に動員されることになった。サンパウロ市司令官が明らかにした、軍警の路上パトロールは五年振りの復活になる。司令官によると、交通整理や駐車違反の取締りなど、交通巡査の通常の業務に加え、最近とみに発生している路上犯罪とくに信号待ちの車が襲わ ...
続きを読む »トレンド
2007年7月11日付け ベネズエラはブラジルにとって有望な市場であるが、ベネズエラのメルコスル参入には抵抗があるとCNI(全国工業連盟)が議会へ陳情した。ベネズエラの政治攻勢は、これから欧米の巨大市場を目指すブラジルにとって支障を来たすとみている。 ◎ ペルナンブッコ州僻地への企業誘致で税制恩典がある。最初四年間 ...
続きを読む »左翼改革ゆっくり進行中=PT・PSDB連立も?
2007年6月13日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙五月二十日】リオデジャネイロ連邦大学のダニエル・A・レイス歴史学教授が、ブラジルはルーラ大統領の再選後灰色の霧に包まれ、野党は骨抜きのロボットと化し、思想的な真空地帯となって迷走中と評した。 国民の圧倒的支持を得て続投が決まったルーラ大統領(労働者党=PT)は、伝統的左 ...
続きを読む »平和な新しい町作り開始=軍警常駐にレジャー施設=住民と協調し犯罪者を一掃=サンパウロ市
2007年5月26日付け 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】サンパウロ州保安当局は犯罪多発地区に軍警を一定期間常駐させて犯罪者を追い出し、平和な新しい町作りの試みを開始した。 これまで警官のパトロールが手薄なのに乗じて麻薬密売などで地区を我が物顔で支配していた犯罪者を一掃し、教育やレジャー施設を設置して市民主導の町とす ...
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