2006年7月7日(金) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙六日】選挙高等裁へ提出した立候補者資産申告から、ルーラ大統領の資産が大統領就任中に倍増したことが五日、判明した。大統領の資産は四年前、四二万二九〇〇レアルであったのが八三万九〇〇〇レアルへと九八・四%も増えた。資産内容は、投資ファンドに四一万七三〇〇レアル、貯蓄に五万七三 ...
続きを読む »アウキミン 関連記事
選挙費用見積もりを報告=大統領候補者ら、懐を明かす
2006年7月7日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】大統領選挙運動が正式に解禁となる前日の五日、候補者七人は選挙高裁(TSE)に選挙費用の見積もりを報告した。 再選を目指す現職大統領のルーラ氏(労働者党=PT)が八九〇〇万レアルと最も高く、前サンパウロ州知事で有力対立候補とされるアウキミン氏(ブラジル民主社会党=P ...
続きを読む »年金制度改革で呉越同舟=20年から支給開始65歳へ
2006年7月5日(水) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙四日】次期大統領の本命候補と評される現職ルーラ大統領と前サンパウロ州知事のアウキミン氏の所属政党、労働者党(PT)とブラジル民主社会党(PSDB)は、両党とも大統領選を制し政権を獲得した後、年金制度改革に取り組むことを検討している。しかし国民生活に直結する微妙な問題である ...
続きを読む »アウキミン候補支持伸ばす=ダッタフォーリャ=7ポイント上げ29%=テレビ・ラジオ放送が奏功=ルーラ候補は依然優勢
2006年7月1日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙三十日】ダッタフォーリャ調査会社は二十九日、アウキミン大統領候補が健闘し、支持率を七ポイント上げて二九%に伸ばしたと発表した。大統領候補の支持率調査は二十九日、全国一七七都市で二八二八人に質問し、同日発表した。ルーラ候補は五月の四五%から震幅があったものの、四六%と優勢で ...
続きを読む »ロドリゲス農相が辞任=政府の農業軽視に失望=現経済政策で農家救済不可能=後任は農地改革優先者か
2006年6月30日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十九日】ロドリゲス農相が二十八日、ルーラ大統領に辞表を提出していたことを明らかにした。現政権の保守的な経済政策では農業生産者の窮状を救済できないため板ばさみになっていたこと、大統領の再選運動参加を強要され、同相は政治家ではないことを理由に断っていたなどが辞任の理由と推 ...
続きを読む »東西南北
2006年6月30日(金) 労働者党(PT)財務部は前回選挙をもとにインフレ調整し、今年の大統領選にかかるルーラ候補の選挙費用を約五五〇〇万レアルと見積もった。ブラジル民主社会党(PSDB)も同じ方法でアウキミン氏の選挙費用を約五〇〇〇万レアルと見積もっている。 ◎ サンパウロ州送電公社(Cteep)の競売が二十八 ...
続きを読む »大統領、また前政権を批判=経済指標に大差ない見方も
2006年6月29日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】ルーラ大統領は二十七日、ブラジリアで開催された第一回経済連帯全国会議で、(自身の大統領就任前に)ブラジルは半ば混乱状態に陥っており、滅びるかもしれないとの声を聞く中、(二〇〇二年の)大統領選挙に出馬すべきか自問するようになったと演説の中で述べた。 しかし、大 ...
続きを読む »東西南北
2006年6月28日(水) 今年の大統領選挙は再選を狙うルーラ大統領と前サンパウロ州知事のアウキミン氏の一騎打ちになると予想されるが、一億二四六〇万人の有権者は二人のほかエレーナ、ブアルケ、ヴァルガス、ピメンタ、エイマエル、ビヴァール総勢八人の大統領候補の中から投票する相手を選ばなければならない。当選の可能性の低い六人は、決選 ...
続きを読む »大統領が出馬正式表明へ=24日に立候補届け出=副大統領候補も現職から=看板は「貧乏人の味方」
2006年6月24日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十三日】「国民の支持によりルーラ再出馬」のスローガンを掲げたルーラ大統領は二十二日、次期大統領選の立候補を二十四日に正式に届け出る意向を表明した。政局運営で蚊帳の外にあることを不満としていたジョゼ・アレンカール副大統領(ブラジル共和党=PRB)と、最終的にコンビを組む ...
続きを読む »インフレ抑制で大統領再選=94年の立場が入れ替わる
2006年6月21日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】野党はルーラ政権を汚職政権と叫ぶが、説得力に欠け、有権者を納得させるに至っていない。野党は与党攻撃の矛先を経済に移してみたが、大統領選を戦うには内容が貧弱だとセウソ・ミング氏が苦言を呈す。 大統領選に出馬するアウキミン前サンパウロ州知事(ブラジル民主社会党=PS ...
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