2006年6月3日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】十月の大統領選挙に向けて調査機関のIBOPEが世論調査を行ったところ、現職のルーラ大統領が第一次投票で四八%獲得し、有力対抗馬のアウキミン前サンパウロ州知事を抑えるとの結果が出た。決選投票でも五三%対三一%で再選を果すとの世論となった。 調査はテレビ・グローボ局の ...
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東西南北
2006年6月3日(土) 連邦会計検査院(TCU)は一日、三十カ所の修正後、昨年度の連邦政府収支報告を承認した。文盲撲滅対策費や初等教育費の最低支出ラインを守らなかった点や、公共サービスの改善もなく増税した点、治安対策費の削減をTCUは批判。同報告は議会の承認待ちとなる。 ◎ PMDBのテメル党首は一日、同党の大統 ...
続きを読む »人気の秘密は社会政策=ルーラ大統領=中間層は経済を評価
2006年6月1日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙三十一日】調査会社ダッタ・フォーリャが実施した十月の大統領選投票予想調査で、現職大統領のルーラ氏が一次投票で四五%の支持(ブラジル民主運動党から候補者が出ない場合)を得るとの結果が示されたが、支持する理由として最も挙げられたのは社会政策だった。 同社は五月二十三日と二十 ...
続きを読む »1次投票で当選の可能性=ルーラ大統領=対立候補選ばず=低所得層の支持固める=出馬表明にはまだ慎重
2006年5月26日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】調査機関のCNT/センサスが二十四日、ルーラ大統領が大統領選の一次投票で過半数を獲得する可能性があるとした調査結果を発表した。あらゆるケースを想定しても、大統領が四〇・五%から四二・一%を獲得した。一方、対抗馬と目されるアウキミン氏は一八・七%から二〇・八%に ...
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2006年5月23日(火) ルーラ大統領は二十一日、レンボサンパウロ州知事と会った後、PCC襲撃への同知事の対応を賞賛するとともに、青年への教育対策を引き合いに出して野党側のセーラサンパウロ州知事予定候補とマイア・リオデジャネイロ市長を厳しく批判した。ジェレイサッチPSDB(ブラジル民主社会党)党首は、今回の事件が大統領選へ出 ...
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2006年5月20日(土) ブラジル民主社会党(PSDB)の大統領候補、アウキミン前サンパウロ州知事の副大統領候補に、ジョゼ・ジョルジ上院議員(自由前線党=PFL)が十八日、PFLで選出された。両党は二十九日にも総選挙に向けた同盟関係を正式に結ぶ。前知事はジョルジ上議の対抗馬のアグリピーノ上議を望んでいた。 ◎ 組 ...
続きを読む »襲撃事件の責任なすりあい=大統領、前政権を攻撃=州民を侮辱と前サンパウロ州知事反発
2006年5月19日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】ルーラ大統領は訪問先のゴイアス州で十七日、サンパウロ州で発生したPCC(州都第一コマンド)による無差別襲撃事件に触れ、悪を増長させたのは前政権の責任だと痛烈に批判した。 大統領はカルドーゾ前大統領およびアウキミン前サンパウロ州知事(ともにブラジル民主社会党=P ...
続きを読む »PCC襲撃の責任は誰に?=まず司法官の怠慢=次に大統領、前知事、現知事=半数超が「組織に屈した」
2006年5月18日(木) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十七日】調査会社ダッタフォーリャは十六日、PCC(州都第一コマンド)襲撃事件を市民の五五%が責任は司法官の怠慢にあると思っていることを明らかにした。続いてルーラ大統領が三九%、アウキミン前サンパウロ州知事が三七%、レンボ現サンパウロ州知事が三〇%。レンボ知事の事件への対 ...
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2006年5月18日(木) PCC(州都第一コマンド)の襲撃事件を大統領選の宣伝材料に使おうと労働者党(PT)とブラジル民主社会党(PSDB)が水掛け論を展開している。一方は政府の公安対策不在を突き、他方はサンパウロ州政の脆弱さを訴える。しかし、市民の生命保全を忘れた政治論争は逆効果という意見もある。公安問題は国の責任か州の責 ...
続きを読む »襲撃の標的に民間施設も=バス68台を焼き打ち=地下鉄駅構内で無差別銃撃=サンパウロ州
2006年5月16日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】犯罪組織の州都第一コマンド(PCC)が警察に宣戦布告をして市街戦さながらの武力攻撃を開始して三日が経過したが、さらに民間施設などを標的としたテロ行為まがいの動きに発展、市民を不安に陥れている。 サンパウロ州軍警はPCCに対し、いかなる交渉や妥協にも応じないとし ...
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