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アマゾニア 関連記事

勅使河原和風会=ブラジル初の二世講師が誕生=アマゾンで生け花の普及=意気込む片山アンジェリカさん

認定証を手に、片山アンジェリカ優子さん

 【パラー州ベレン発】アマゾンらしい極彩色(ごくさいしき)の美しい生け花が発展しそうだ――華道・勅使河原和風会パラー州支部に、この程、初の二世講師が誕生した。昨年末、同会講師の資格試験に挑戦し見事合格を果たした片山アンジェリカ優子さん(35、雅号「峰郷=ほうきょう」)だ。高齢の習い手が多い中、期待の若手でもある片山さんは、「先生 ...

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ベレン日系協会=700人迎えて文化祭=文化展も非日系に大好評

担当者の熟練の腕をみようと、非日系が群がった

 【パラー州ベレン発】ベレン日系協会(諸石輝雄会長)は3日午前10時より、汎アマゾニア日伯協会・神内講堂において「第16回日伯文化祭」を盛大に挙行した。  在ベレン日本国領事々務所小林雅彦所長、垂井恒治副領事、阪野真司副領事及びその後任に着任した成塚純(なりづか・じゅん)副領事、生田勇次汎アマゾニア日伯協会々長、八巻孝雄日伯援護 ...

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アマゾニア文協=世代超えて手を取り合い=120周年に向け準備も=ブックフェアでPRも

左からアマゾニア援協の成田アメリア専任書記、生田会長、堤副会長

 汎アマゾニア日伯協会(生田勇治会長)が、5月に控える日伯外交120周年記念事業に向け、着々と準備を進めている。1日には「第58回定期総会」を開き、役員改選で新体制を整えた。一世、二世、準二世が協働し、これからの会の舵を取る。  3期目を迎える生田会長は、「皆で力をあわせ、将来のあり方を本気で決めたい。若手も入れないといけないし ...

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日本政府=約9万ドルの草の根協力=アバエテツーバ農協に

署名式の参加者=中央が小林所長、右がジョナタス・コスタ会長

 【パラー州ベレン発】日本政府による「平成26年度対ブラジル国草の根・人間の安全保障無償資金協力」は、「アバエテツーバ果実農業協同組合」(COOFRUTA)の工場の拡張及び貯蔵庫や果実分別機などの購入のために、約8万8千米ドルの資金供与を決定した。 贈与契約への署名式が今月4日にパラー日系商工会所・山田純一郎サロンで行なわれ、組 ...

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リオ五輪サッカー会場決定=サンパウロ市確定は未だ疑問符も

 16日、国際サッカー連盟(FIFA)が来年のリオ五輪サッカー男女の試合開催6都市と7会場を発表したと17日付伯字各紙が報じている。 選ばれたのはリオ市のマラカナンとエンジェニャン、サルバドール市のフォンテ・ノヴァ、ブラジリア市のマネ・ガリンシャ、ベロ・オリゾンテ市のミネイロン、マナウス市のアレーナ・アマゾニア、サンパウロ市のイ ...

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JICA横浜 小幡俊弘所長が来伯=日系社会の現状を探りに

JICA横浜国際センターの小幡俊弘所長と市民参加協力課調査役の江本佐保子さん

 JICA横浜国際センター所長の小幡俊弘氏(55、福島)が、日系社会の現状とニーズ調査および、関係者と日系社会支援のあり方について協議を行うため、22日に当地を訪れた。 昨年3月末に着任。同センター内にある「海外移住資料館」館長も兼任する。前職では沖縄国際センターの所長として3年2カ月間、その前は本部のアフリカ部に3年間勤務して ...

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アマゾニア日伯援護協会=50年のあゆみを刻んで=ベレンで記念式典盛大に

関係者で鏡割り

 パラー州都ベレンの「アマゾニア日伯援護協会」(八十島譲エジソン会長、会員数約750人、以下「援協」)が創立50周年を記念し、先月31日、汎アマゾニア日伯協会神内講堂で記念式典を開いた。1965年1月、厳しいアマゾン開発に携わる日本人移民を福祉・医療面から支援するべく「アマゾニア日本人移民援護協会」として発足、福祉・医療サービス ...

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地元と共にたゆまず歩む=アマゾニア病院の歴史=アマゾン移民のよりどころ=巡回診療で開拓支え

アマゾニア病院

 広大なアマゾン地域を回る初の巡回診療は59年、移民の生活・営農指導を担当していた日本海外協会連合会アマゾン支部(海協連、52年開設)の依頼を受け、パリンチンス在住の開業医だった神田錬蔵医師よって実施された。 『協会20年史』にあるその時の記録には、「数年ぶりに邦人医師による健康相談は、多大の反響を与え、それだけでも病気が癒った ...

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一家3人、援協一筋=「元気な間は援協で」

生田勇治医師

 「僕は学生時代から援協一筋」と、整形外科医で元病院長の生田勇治医師(68、山形、帰化人)ははつらつとした笑顔で語る。息子は援協役員、妻はアマゾニア病院の小児科医と一家3人で援協を支える。 援協ができる前、海協連が巡回診療を実施していた頃からの縁。「父や弟がマラリアに罹った時、巡回診療に来た今田(求)先生や細江(静男)先生にお世 ...

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病院と共に半世紀歩む=産婦人科のピオネイロ

伊藤澄雄医師

 「50周年を迎えられることを誇りに思います」―そう柔らかな物腰で語る伊東澄雄医師(79、二世)は、アマゾニア病院に勤務して49年になる、同病院の創成期を支えた人物だ。 国立パウリスタ医大を1962年に卒業し、外務省の初の国費留学生として慶応大学の産婦人科に2年間勤務。留学後の義務研修として、「まともな設備も日本政府の支援もなか ...

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