【トメアスー発=田中詩穂記者】入植85周年を迎えるアマゾン日本移民発祥の地トメアスーで、初の大学分校建設が進んでいる。しかも、同地出身の二世学長の主導だ。09年に北、北東、中西伯では初の日系学長としてアマゾニア連邦農牧大学(UFRA)に就任した沼沢末雄氏(62)は、「自分が育った場所にこれまでなかった高等教育機関を作りたい。そ ...
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パラー州局長=「日本人抜きに語れない」=アマゾン入植85周年祝う=第1回移民に記念メダル=民族融合の模範の地に
【ベレン発=田中詩穂記者】1929年9月に第1回アマゾン移民がブラジルの地を踏んでから、今年で85年目を迎えた。厳しいアマゾンの自然や気候、病害との闘いの中、苦汁をなめて根を張った一世は、子孫に教育を受けさせ、農業にとどまらず商業、学術、医療など幅広い分野で日系人は地位を築くに至った。そんな北伯の日系人口3万人の7割を占めるパ ...
続きを読む »東農大=UFRAと本格交流事業=国際交流事務所も開設
【ベレン発=下小薗昭パラー州仁通信員】昨年アマゾニア連邦農牧大学(UFRA)と協定を結んだ東京農業大学が、先月末に第1回派遣交流事業を行なった。交換交流規定に基づく「ブラジル短期実習留学プログラム」により、佐藤孝吉、入江憲治両農学博士と学生9人による交流使節団、研究者2人が同地を訪れた。 東京農大では現在国際交流に力を入れて ...
続きを読む »大耳小耳
レジストロ平和灯ろう流しでは、昨年までは地元州立小中校の成績優秀な生徒が参加していたが、今年は聖南西の日本語学校生徒に代わった。その理由を尋ねると、学力試験の結果、この地域の公立学校の学力が落ちたことが分かり、今年は本業に集中するようにと教育局から指示があり、この行事への参加が中止となったとか。長い目で見れば「平和教育」も生徒 ...
続きを読む »在ベレン領事事務所=代表交代で歓送迎会=後任に小林雅彦領事所長
【パラー州ベレン発】汎アマゾニア日伯協会(生田勇次会長)とアマゾニア日伯援護協会(八十島エジソン会長)が15日午後7時から、ベレン市内のレストラン博多において在ベレン日本国領事事務所の「領事所長交代歓送迎会」を行なった。 17日付けで退任した大岩玲首席領事は、総領事館から領事事務所に移り変わる時期に3年3カ月間勤務。今後は、在 ...
続きを読む »「白い巨象」が現実に?=早速ガラガラのスタジアム
【既報関連】サッカーのワールドカップ終了後に懸念されていたスタジアムの今後を示すような「低観客動員試合」が15日、早速現実のこととなり、観客へのサービスもW杯のときと大違いと、16日付フォーリャ紙が報じている。 W杯で使用された12のスタジアムのうち、全国選手権1部の強豪チームのフランチャイズにならないスタジアムの今後への懸念 ...
続きを読む »ベレン=七夕祭り、300人来場=祭りの由来にも高い関心
【パラー州ベレン発】汎アマゾニア日伯協会(生田勇次会長)が12日午後7時より、同協会神内講堂において「2014年度七夕祭り」を開催した。 在ベレン日本国領事事務所の大岩玲首席領事、阪野真司領事、奥山正基副領事、垂井恒治副領事、パラー老人クラブの諸石輝雄会長、パラー老人クラブの神園たかゆき常任理事、北伯県人会協会の小野重善幹事ら ...
続きを読む »ベレン名称問題=いつの間にか「領事事務所」=麻生裁きで領事館のはずが=説明なく「騙された」感じ
昨年2月、経費削減により「駐在官事務所」に格下げが決まった在ベレン総領事館。日系社会を中心とした地元住民の猛烈な反発により、「領事館」への格下げに留めるとされたはずが、フタを開けて見ると、実は「領事事務所」という見慣れない名が冠されていた―。 在ベレン総領事館を駐在官事務所に格下げする日本政府の決定を覆す要請をするため、昨年5 ...
続きを読む »スタジアムが白い巨象に=大きな器は造ったものの=今後の運営方針問われる
第20回W杯も残すところ10日となり、今日からは準々決勝が始まる。4会場は6月26日までのグループリーグでW杯の試合が全て終了したが、12会場の中には無用の長物(エレファンテ・ブランコ、白い象)と化す可能性のあるものもあり、今後の対応が問われている。 6月29日付エスタード紙は、W杯の試合が終わったクリチバのアレーナ・ダ・バイ ...
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【サッカー】ワールドカップ 決勝トーナメント1回戦6/28(土)・ブラジル対チリ(会場:ミネイロン・スタジアム、13時)【6/26から公開の映画】・マペット2(米国) アメリカで人気の定番人形劇の映画版の第2弾。・アマゾニア (ブラジル) アマゾンの大自然を背景にした、ブラジル産の動物アニメーション。【6/27~7/3に開催され ...
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