ニッケイ新聞 2007年12月27日付け ニッケイ新聞は、今回の寄贈に際し、上塚司の孫にあたる芳郎氏にコメントを依頼、祖父司はもとより、その従兄弟にあたる周平とのエピソード、五回のアマゾン訪問での思い出などを綴ってもらった。ほぼ全文を掲載する。 ■ 私は今まで五回ほどブラジルを訪問したことがあります。一九九八年に訪 ...
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アマゾンの動物――在住半世紀余の見聞から=連載(17)=ケイシャーダ性質凶暴=遠雷にも地鳴りにも似る
ニッケイ新聞 2007年12月19日付け ◇獣の話(2) 哺乳類 猿類 〔コアター〕 蜘蛛猿。体長九十センチくらいで、アマゾニアの猿類中最大である。色は黒色で、四肢と胴体は細長い。群棲し、よく人に馴れる。肉は美味である。 〔モン・アマレーロ〕 黄色い手の意味で小型、体長十~十五センチ、尾が二十センチくらいある。顔は、鼻 ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2007年12月7日付け 今回の文協フォーラムには、北伯ベレン、マナウスからも代表が訪れていた。文協の抱える問題は北と南を問わないが、少々違った事情もあるよう。来年五十周年を迎えるベレンの汎アマゾニア日伯協会の代表によれば、傘下文協の中には数百キロ離れたところもあり、距離の問題も大きいようだ。場所によってはインタ ...
続きを読む »アマゾンの動物――在住半世紀余の見聞から=連載(15)=柔和が裏目、哀しきジュゴン=漁師に習性知られ、あえなく…
ニッケイ新聞 2007年12月5日付け ◇魚の話(8) 〔ペイシ・ボイ〕(牛魚) ペイシは魚、ボイは牛のことである。牛魚とも訳さるべきだが、日本では儒艮(ジュゴン)と呼ばれる哺乳類である。遊水類あるいは人魚類ともいう。 アマゾン河、オリノコ河、オヤポック河付近に生息し、現在は絶滅寸前といわれている。体長は一・八メートルか ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2007年11月30日付け アマゾニア日伯援護協会(パラー州ベレン)の会報の編集者が、近着の会報で「『援協離れ』に一考察」と題し、経営の悩みを書いていた。同援協は、病院も経営しており、ブラジル日系社会では、サンパウロの援協に次ぐ規模の大きい団体である。経営の悩みに共通点があると断じることはできないが、いずれ同じ悩 ...
続きを読む »ポ語自分史が日語に=胡椒栽培成功者=ベレンの大橋さん
ニッケイ新聞 2007年9月25日付け 先月十九日の静岡県人会創立五十周年記念式典で、石川嘉延同県知事から優良移住者表彰をうけた、〃南国静岡出身のアマゾンの山猿〃こと、大橋敏男さん(91、ベレン)が、〇五年に、自分史を刊行していたことがわかった。 題名は『南十字星は誠の光を』―アマゾン生活75年の思い出の記・自分史―。先にポ ...
続きを読む »あす締め切り=日本語能力試験受け付け
2007年9月4日付け ブラジル日本語センター(谷広海理事長)は、十二月二日に行われる日本語能力試験の受験者の受け付けを行っている。今年はマナウスで初めて実施される。申し込みの締め切りは明日、九月五日。 次の各機関で受け付けている。日本語センター(11・5579・6513)、汎アマゾニア日伯協会(91・3229・4435)、 ...
続きを読む »二輪車生産累計1千万台=HDA「達成」と発表
2007年8月8日付け HONDAの南米事業を統括するホンダサウスアメリカ・リミターダ(峯川尚社長)は六日、二輪車事業の現地法人であるモトホンダ・ダ・アマゾニア・リミターダ(略HDA)のブラジルでの二輪車生産累計が今月、一千万台を達成したと発表した。 これを記念して今月三日、アマゾナス州マナウス工場でおこなわれた式典には、峯 ...
続きを読む »東西南北
2007年8月4日付け リオデジャネイロ市は、パン・アメリカン大会が終るなりドンパチへ。エコノミストやル・フィガロなどは、カブラル・リオ州知事の徹底応戦に驚き、「世界で最も粗暴な警察の一つ」と報じた。「都市問題の半分が警察の対応」「安全な都市のため警察が障害物に」「パン大会は、リオ市民にとってかりそめの平和」「警察官より多い民 ...
続きを読む »非会員にも無料開放=会議所シンポ=業界全体が見える
2007年8月1日付け ブラジル日本商工会議所(田中信会頭)は、業種別部会長シンポジウムを、三日午後二時から午後四時まで、ホテル・クラウン・プラザ(Rua Frei Caneca, 1360)で開催する。共通テーマを「二〇〇七年上半期の回顧と下半期の展望」「とし、十一部門が発表する。日ポの同時通訳がつき、非会員にも無料で開放し ...
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