2006年12月27日付け □経済政策と自然保護の皮肉な関係(1)□ アマゾン川中流にサンタレンという町がある。 そのサンタレンの町の前で、タパジョス川という支流がアマゾン本流に合流しており、合流部の川幅の広いことで有名な川だ。 この川は、対岸まで横断するのに船で一時間以上もかかり、対岸が見えないことからも、その広さの規 ...
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身近なアマゾン(19)――真の理解のために=異臭発しても観賞魚=円盤型、その名の意味は?
2006年12月21日付け □ペイシェ・ブセッタ〔その意味?〕(1)□ さて、今日は、ディスカス(女王と呼ばれるアマゾン河特産の魚)について、とっておきの話をしよう。 ディスカスという魚は、アマゾン川を原産とする二十センチ程度にまで成長する真ん丸い円盤のような形をしている魚で、知っている人もいるだろう。 ディスカスは、ア ...
続きを読む »身近なアマゾン(16)――真の理解のために=私有地的に土地占有=貴重な鉱物資源確保目的で
2006年12月9日付け □ヨーロッパとアメリカの草刈場サンタレン(2)□ マナウスの空港が国際空港で、アメリカ、ヨーロッパから直接飛行機が乗り入れ出来るため、様々な国々の人達がやって来る。 筆者がマナウスから乗り込んだこの国内便にも、多数のヨーロッパ人やアメリカ人が乗り込んで来ていた。英語やドイツ語しか話さない乗客ばかり ...
続きを読む »身近なアマゾン(15)――真の理解のために=眩しい町サンタレン=タパジョス川 不思議なほど透明
2006年12月7日付け □ヨーロッパ、アメリカの草刈場サンタレン(1)□ アマゾン川中流の町サンタレンは、アマゾンの大都市マナウスからも、河口の町ベレンからでも、等距離地点にある。地理的には北部ブラジルと東北ブラジルの中間地点、という感じでアマゾン川中流の安定した流れの河岸の町、といったところだ。 北マット・グロッソ(マ ...
続きを読む »東西南北
2006年12月6日付け 選挙高裁は今年の大統領選挙で選挙費用としてルーラ候補が受け取った二十二件の献金について、説明を求めた。公的業務に携わる企業からの献金を禁じた公職選挙法に違反した疑い。労働者党の弁護士は事前に確認し、違法な点はないと主張。 ◎ パラー州政府は四日、アマゾン川北部地方に七つのブロックからなる、 ...
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2006年11月2日付け 飲料メーカーの最大手ジアジェオが七年前、カシャッサのネガ・フロウを買収して以来、カシャッサの国際化で下地を準備していた。同社は二〇〇七年からブラジルの心意気として、ジョニー・ウオカーやウオッカ、ギネス、テキラと並ぶカシャッサを十か国で販売促進するという。 ◎ アマゾン川は長い間、アマゾン湖 ...
続きを読む »高拓生入植75周年祝う=パリンチンス=ウエツカ学校で記念式典=100人参集、兵どもの夢辿る=入植地跡も訪問
2006年10月26日付け 兵どもの夢辿る――。高等拓殖学校卒業生(高拓生)入植七十五周年式典がアマゾナス州パリンチンス郡ヴィラ・アマゾニア地区の市立ツカサ・ウエツカ学校で行われ、上塚司の孫にあたる上塚芳郎氏、マナウス総領事館の瀬川進総領事、汎アマゾニア日伯協会の小野重善会長、パリンチンス日伯協会の武富マリオ会長、ベレン高拓会 ...
続きを読む »身近なアマゾン(1)――真の理解のために=20年間の自然増=6千万人はどこへ?=流入先の自然を汚染
2006年9月22日付け 「アマゾン」をよく旅し、独自の「アマゾン観」を持つ松栄孝さんが、同地域を分りやすい解説をしてくれた。単なる解説ではない。「アマゾン」を愛してやまない松栄さんは、その変貌を憂えている。変貌は、自然の面でも、人的にも確実にすすんだ。今度の視点は「インディオ」「動物」「一日の中の四季」「侵す人たち」「開発の ...
続きを読む »30年ぶりに感激の対面=県費留学生ら76年の同期会
2006年8月2日付け まず相手の顔をみて、すぐに名札に視線を移し、今度は恐る恐る顔を見て驚きの表情を浮かべる。「ああっ!」とため息混じりに歓声があがる。次々に抱き合う。そんな光景が、一九七六年の県費留学生研修生三十周年を記念して行われた同期会で見られた。七月三十日正午からサンパウロ市内の鳥取県人会館で行われ、五十人が旧交を温 ...
続きを読む »大耳小耳
2006年7月29日付け 「犯罪人引き渡し条約の締結」「代理処罰制度の確立」―を求めた署名獲得運動。さきの日本祭りでは異質ともいえるブースだった。最も広い意味での身内(ブラジル人)が日本で犯罪をおかし、逃げ帰って来る。身内を大切にするブラジル人が、運動の趣意を静かに読み、是々非々をしっかりわきまえ、署名に応じた。下世話でいえば ...
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