2006年4月28日(金) 〃アマゾン開拓の父〃上塚司は熊本県出身、神戸商業学校(現・神戸大学)卒業後、衆議院議員にまでなった。上塚周平の従弟にあたる。彼が開設したアマゾニア産業研究所の試験場で丈が他より高く、枝が出ていないジュート(黄麻)優良種二本が発見され、一本は増水で倒れて水に流されてしまったが、もう一本の茎に付いた十粒 ...
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パラー州で深刻な食糧不足=河川氾濫、救援物資届かず
2006年4月21日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】集中豪雨で河川が氾濫して被害が甚大となったパラー州で、今度は食糧不足という深刻な事態に直面している。トカンチンス川、アラグァイア川、イタカイウナス川沿いの住民は氾濫で身動きが取れない状況で、水位の上昇は止まったものの、作物の全てを失い食糧も底をついてSOSとなっ ...
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2006年3月29日(水) サンパウロ州ヴァレ・ド・パライーバ地方では年々、従来の乳牛飼育から山羊と綿羊への転向者が増えている。同地方はかつて州内第二の牛乳生産地帯であった。しかし、乳製品会社の牛乳の質に対する要求が厳しくなり、高額な設備投資を求められ乳牛が敬遠された。自然条件から山羊や綿羊の方が、小面積牧場の有効利用で適して ...
続きを読む »マラジョー島に人力タクシー=便利、無故障で好評
2006年2月22日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十九日】パラー州マラジョー島のアフアー市で四人乗りの人力車が、好評である。市条例でエンジン付き乗用車やバイクの走行は、禁じられている。 洒落た人力タクシーがお目見えし、市民の足となっている。幌付きでスポンジ入りの座布団、バッテリーを積んでCDプレイヤーやDVD付きもあ ...
続きを読む »マラジョー焼きと=現代日本の陶磁器=パラー州ベレンで展覧会
2006年1月6日(金) 十二日のパラー州都ベレン市創立三百九十周年を前に、その記念行事の一環として「現代日本の陶磁器展」がエスタソン・ダス・ドッカスで五日晩、開会式が行われた。 会場では同時に、同文化局による有名なマラジョー焼きの貴重な品々十五点や、それを描いた水彩画十六点も展示されている。 日本を代表する備前、九谷、有 ...
続きを読む »ブラジル雑俳紀行―3俳句で旅行の印象作る―=連載(3)=日本人の年金パワー=マナウスのホテルで見た
2005年12月01日(木) (3)マナウス ◇1◇ 九月十四日にマナウスに向かう。サンパウロから空路約四時間。世界最大の熱帯雨林アマゾン地帯への入り口、マナウスに到着。 このマナウスは、十九世紀後半のゴム景気から急成長し、膨大な資金でヨーロッパの技術や文化を採り入れて、港や市場を整備したり、アマゾナス劇場をつくった。ゴム景 ...
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2005年11月8日(火) 在ポルト・ベーリョの日本人(雑貨店経営)によると、アマゾン川の異常乾燥でマナウスから上流に大型船が航行できなくなり、日常生活に影響が出た。ガソリンが不足して、値段が上がったのが特に困ったそう。「同市に移住して五十年になりますが、こんなに川が干上がったのは初めて」と驚いている。マデイラ川の水位は平均一 ...
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2005年11月1日(火) 〃文協〃が〃福協〃に!? 二十九日開かれた評議員会では、約二百二十万レアルに膨れ上がったINSS問題も議題に。サンパウロ市社会福祉審議会(COMAS)が九月、ブラジル日本文化協会を慈善団体と認可。これを受け、教育や福祉事業の本格化が課題となっているが、文協の担当弁護士は「文化協会という名前では連邦政 ...
続きを読む »雨不足で河川の水位低下=航行困難、食糧不足深刻に=アマゾナス州
2005年10月8日(土) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙七日】雨不足によりアマゾン川支流の水位が低下し、河川の航行が困難になった流域の町々では、食糧や飲料水の貯蔵が不足し、場所によっては十日分しかないなど、深刻な影響が出始めている。 カアピランガ(マナウスの西四〇キロ)、マナキリ(同六〇キロ)両市のソリモンエス川では、水位 ...
続きを読む »2客船が衝突、8人死亡=ムリな追い越しで操舵誤る=アマゾナス州
2005年10月4日(火) 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙一日】乗客五十五人と乗員五人を乗せ、アマゾン川を航行していた客船が九月二十九日午後八時半ごろ、貨物を積んでタグボートに曳航されたいかだに衝突、八人が死亡、八人が重傷、三十日時点で十二人が行方不明となった。 事故現場はアマゾナス州ウルクリトゥーバ市とイタコアチアーラ市の ...
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