「農業関係者は要注意!」――非常に強い南極おろしがブラジル南部を北上し始めており、最も影響を受ける地域では一日で最大10度も温度が下がる所や、雪が降る可能性もあるという。18日付各伯字メディアが「歴史的寒さ」になるのではと報じている。 この寒冷前線は19日頃にリオ・グランデ・ド・スール州に入り、数日間をかけて北上すると予想さ ...
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≪ブラジル≫環境犯罪の捜査員が激減=職員自体も10年で半分以下に
アマゾン環境保護の中心的な存在、環境省傘下の国立再生可能天然資源環境院(IBAMA)の捜査員が、過去10年間で半分以下に激減していたことがわかった。13日付エスタード紙が報じている。
続きを読む »≪ブラジル≫パンタナルで大規模火災=アマゾンに次ぐ大自然が灰に
「世界最大級の熱帯性湿地」でアマゾンに次ぐ大自然を誇る地域として有名なマット・グロッソ州パンタナル。その私有自然保護区の乾いた潅木地帯で大規模火災が発生し、10万8千ヘクタールのうち3分の1が焼失する被害をもたらしている。 11日には火が保護区近くにある地域最大のホテルの敷地内わずか数メートルまで燃え広がったという。7月23 ...
続きを読む »≪記者コラム≫抗体所持率20%で集団免疫説も=それならコロナ自粛生活、半分以上過ぎたかも
ブラジルは先週末にコロナ死者10万人という悲しい記録を作ってしまった。今週末のブラジルメディアは、この節目を報道するものが目立った。 中でもサンパウロ市は先週、コロナ死者1万人。ドイツ、チリ、アルゼンチンなどの国々よりも一市の方が上回るという不名誉で残酷な現実だ。 振りかえってみれば、4月16日にマンデッタ保健大臣が解任さ ...
続きを読む »≪ブラジル≫ゲデス経済相が質問に逆切れ=「米国こそ森林破壊、先住民虐殺」=アマゾンは主権の範囲内と反論
ブラジルのパウロ・ゲデス経済相は6日、米国ワシントンにあるシンクタンク「アスペン研究所」主催の「アスペン・セキュリティ・フォーラム2020(Aspen Security Forum 2020)」にオンラインで出席した。ボルソナロ政権の環境政策について質問された際、同相は「ブラジル国土内における主権を理解して欲しい。あなた方アメ ...
続きを読む »≪アマゾン≫ムンドゥルク族が採掘許可?=先住民ぐるみの違法採掘取締り
6日の朝、パラー州西部のムンドゥルク先住民居住区内で違法に金を採掘していた犯罪グループを摘発するため、サンタレン警察が「金の子牛(Bezerro de Ouro)」作戦を決行し、取締りに乗りだした。6日付けG1などが報じている。
続きを読む »《ブラジル銀行》新頭取にHSBCのアンドレ・ブランドン氏
パウロ・ゲデス経済相は8月3日、ブラジル銀行新頭取としてHSBCブラジルのCEOアンドレ・ブランドン氏を正式に指名した。7月24日に辞表表明をしていたルベン・デ・フレイタス・ノヴァエス頭取の後任。伯字各メディアが報じている。
続きを読む »日本移民と感染症との戦い=世界最大の日本人無医村で(19・終り)=今こそ振り返る価値ある同仁会
細江静男著『ブラジルの農村病』には、十二指腸虫病の原因となる寄生虫の一種ネカトール・アメリカーノについて、次のような歴史的に興味深い記述もある。 大航海時代に連れて来られた黒人奴隷と共に、アメリカ大陸に持ち込まれた病気の一つが、寄生虫の一種ネカトール・アメリカーノで、「アメリカ大陸人を殺す」という意味があるという。 《この ...
続きを読む »日本移民と感染症との戦い=世界最大の日本人無医村で(17)=「世界一の無医村に行かないか?」
前節のバストス移住地での防疫対策を担った同仁会の細江静男医師は、1901年に岐阜県下呂町和佐で生まれ、慶応大学医学部で学んだエリートだった。細江医師の慶応大学同期には、のちに日本医師会会長になった武見太郎氏がいた。首相クラスの要人の主治医として知られる人物だ。 大学時代の恩師が、第8回で紹介した宮嶋幹之助(みきのすけ)教授だ ...
続きを読む »■ひとマチ点描■オンラインでアマゾンツアー
外出自粛規制によって壊滅的な被害を受けている旅行業界だが、新しいアイデアが生まれている。アマゾナス州にあるツアー会社VELTRAは、オンラインによるマナウス市場のウォーキングツアーを始めた。 このツアーはマナウス在住のキヨシさん(福岡県・準二世)が、オンラインアプリZOOMでマナウスの市場の巨大な魚や果物、インディオの薬草等 ...
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