連邦警察が19日、不法伐採の木材輸出に関する疑惑に関連した「アクアンドゥバ作戦」を敢行、環境省や国立再生可能天然資源・環境院(Ibama)などの家宅捜査を行ったと同日付現地サイトが報じた。 同作戦はアレッシャンドレ・デ・モラエス最高裁判事の裁量で行われ、35件の家宅捜査令状を手にした捜査官約160人は連邦直轄区とサンパウロ州 ...
続きを読む »アマゾン 関連記事
《ブラジル》アマゾンのネグロ川増水が深刻化=約30mも上昇、過去最高まで20cm
アマゾナス州内を流れるネグロ川の増水が例年以上の水準となり、毎日の生活にも影響が出始めていると17~19日付現地サイトが報じた。 上流部の降水量の多さから、今年の増水が記録的なものになる事は早い時期から予想されていた。ネグロ川の水位は18日の時点で29・74メートルに達し、1902年に観測を開始して以来、3番目の増水となって ...
続きを読む »《ブラジル》アマゾン不法伐採に免罪符?=英国企業がブラジル産品不買表明=違法占拠促す法案承認なら
英国のスーパー経営者などが、ブラジル連邦議会が審議中で連邦政府も支援している法案PL510/2021が承認された場合、ブラジル産品の購入や販売を停止する意向を表明、連邦議員達に公開書簡を送付と5日付エポカ誌サイトなどが報じた。 問題のPL510/2021は、2009年6月に提出されたPL11952/2009の修正版で、土地所 ...
続きを読む »《ブラジル》環境相がアマゾン監視のポーズ?=不法な伐採や採掘の摘発現場へ=ヘリに驚き逃げた主犯を逮捕
4月に起きたアマゾナス州の連警警部交代劇や不法伐採を行っている製材業者との癒着疑惑などで批判され、検察庁も捜査要請を出していたリカルド・サレス環境相が、法定アマゾンの不法伐採や不法採掘の監視に同伴中と11~13日付現地紙、サイトが報じた。 環境相はパラー州イタイツーバに滞在し、11~15日の監視活動に同伴している。11日付官 ...
続きを読む »《アマゾン》ヤノマミ族居住地を襲撃=マフィア絡みの違法金鉱夫ら=軍の掃討作戦後も続く抗争
ブラジル北部ロライマ州の先住民居住地で10日、違法な活動を行っている金鉱夫(ガリンペイロ)による襲撃事件が起き、死傷者が出た。また、翌日は同件の捜査を行っていた連警捜査官らも銃撃されたと10~11日付現地サイトなどが報じた。 連警捜査官が襲撃されたのは、ヤノマミ族居住地内のパリミウ部落だ。同部落はウラリコエラ川沿いにあり、1 ...
続きを読む »特別寄稿=ボケ予防手段としての金融投資=じっくり楽しもうマネーゲーム=経済回復は2022年から?=聖市在住 元週刊 FAXニュース代表 永井 忍=(4)
さてブラジルは今、政治面では政権と反政権の力争いが上院で始まった。コロナ感染対策に関するCPI(議会審問委員会)を通じて、それが表面化し、経済金融面では不確実性を抱えながらも、特に金融市場では楽観、少なくとも落ち着いた事態になっている。 コロナウィルス感染は、4月に月計最大の死亡者数、8万2千人を記録した。連邦政府のワクチン ...
続きを読む »《ブラジル》法定アマゾンの伐採面積は新記録=気候サミットでの約束は?=地球の空調機能に赤信号
国立宇宙研修所(INPE)が7日、4月の法定アマゾンの森林伐採面積は29日までで581平方キロに上り、4月としての月間記録を大幅に更新したと7日付伯字サイトが報じた。前日には法定アマゾンは酸素放出量以上に二酸化炭素を放出しているとの研究結果も発表されており、法定アマゾンが「地球の空調機能」を失った可能性も出てきている。
続きを読む »アマゾン森林農法を紹介=会議所の異業種交流会で=100人が熱心に耳傾ける
ブラジル日本商工会議所主催、パラー日系商工会議所協賛のウェブ講演会「日系人コミュニティが貢献するアマゾンのSDGs~アグロフォレストリー(森林農法)~」が、4月28日(水)午前10時から、トメアスー総合農業協同組合(CAMTA)代表の乙幡アルベルト氏を講師に招いて実施された。ブラジルのテレビ番組グローボ・ルラルでも紹介されたこ ...
続きを読む »日伯アーティストが楽曲コラボ=アマゾンの豊かな自然へ感謝!
「風や水も、アマゾンから来たかもしれない。そんなことを考えるきっかけになればと思います」――ブラジルのサンバ・ファンク歌手ガブリエル・モウラ氏とのコラボ楽曲「Obrigado, Amazônia(オブリガード・アマゾニア)」に込められた想いについて、バンド「カルナバケーション」の作詞作曲・歌唱担当のカンタス村田こと村田匠さんを ...
続きを読む »特別寄稿=日本定住化30周年記念=日系最大級の人材派遣会社=創業30周年を迎える「晃和」=トメ・アスー出身の斉藤社長=カンノエージェンシー 菅野英明
この3月に7年ぶりに二世の創業社長・斉藤和浩(さいとう かずひろ)を取材した。その間、会社の事業規模は一回り大きくなっていた。来日2年後の1991年に24歳で創業。仕事はブラジルの日系二世・三世を中心にした外国人労働者を、日本企業と結ぶ人材派遣を行う会社だ。社名は株式会社「晃和」(こうわ)(群馬県伊勢崎市本社)で、日系社会では ...
続きを読む »