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東西南北

 アマゾンの森林火災拡大と、ボルソナロ大統領が非政府団体のせいにした問題は世界中に波紋を投げかけているが、ブラジルでは、国外からの批判の的となっているボルソナロ大統領を擁護する声も依然としてある。大統領の社会自由党(PSL)のカルラ・ザンベッリ下議は、「マクロン大統領はフランスでの拒絶率が67%もあるくせに」といい、大統領三男の ...

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アマゾン90年目の肖像=「緑の地獄」を「故郷」に=(4)=強制収容所になったアカラ植民地

 1941年12月7日(ハワイ時間)、米国のハワイ準州オアフ島真珠湾において日本海軍による攻撃が行われ、米国との戦争が始まった。祖国から遠いアカラ植民地だったが、42年1月に対日国交断絶が布告されると、邦人は敵性国人として扱われた。  日本移民たちは家宅捜索を受けた。日本文字の書類及びラジオ等の没収、日本語会話の禁止、3人以上の ...

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《ブラジル》森林火災=世界規模で深刻な報道=今年に入り7万4千件以上=「黒い雨」が降る異常事態=大統領の開き直り発言も問題に

 森林伐採後の焼畑増加などが原因のケイマーダ(森林火災)が、8月20日までに7万4千件を超え、その灰が原因と見られる「黒い雨」も降り始めたことで、国内外でアマゾンなどの森林伐採問題が深刻な話題となっている。また、この問題に関してボルソナロ大統領が21日に行った「火災を起こしているのは自然保護の非政府団体(NGO)」なる発言も問題 ...

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へき地医療の実情など視察=慶応医学部第42次派遣団

 慶応義塾大学医学部国際医学研究会(IMA)の「第42次派遣団」が今年も来伯、3人の学生が6年生の夏休みを利用し、マナウス、クイアバ、ドウラードス、サンパウロ市、ポルト・アレグレなどで7月14日から8月17日まで医療研修を行い、16日に来社して報告した。  学生責任者の横山祐磨さん(24、岡山県)は、「マナウス市保健局の診療船に ...

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英語力が問われない駐米大使などありえるのか?

 「ブラジル政界をにぎわす問題」というのは、ここ数カ月というもの、様々な方向で激化の様相を見せているが、こと、「国際的に見ていかがなものか」と思わせる問題が二つ。ひとつは、世界の政界の国際的な流れを完全無視し、顰蹙を買いながら押し進めるアマゾンの森林伐採。そしてもうひとつが、ボルソナロ大統領三男エドゥアルド氏の駐米大使の指名問題 ...

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あめりか丸の同船者会22日=今年還暦、59年9月着

 1959年9月13日ベレン港、同月27日サントス港に到着した「あめりか丸」の「第35回同船者会、ブラジル着伯60周年」を9月22日午前11時から、サンパウロ市アクリマソン区の「CHINA GARDEN」(Av. Turmalina, 45)で行われる。会費は自費。  「遠くはレシフェ州からも参加するんですよ」と発起人の千葉直美 ...

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アマゾン90年目の肖像=「緑の地獄」を「故郷」に=(3)=早すぎた母との死別と結婚

 山田元さんは、13歳の頃から父義一が作った精米所に通い、水車を回していた。精米は年に千俵。細い体だが、「自慢じゃないけど、あの頃は1人で1俵60キロを担いだんだ」。  それを馬車に5~6俵積み、3~4時間かけてトメアスー桟橋まで運ぶのを14~15回繰り返し、船に積む。さらに十数時間かけてベレンまで持って行く。米ぬか、もみ殻は畑 ...

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東西南北

 19日、サンパウロ市では午後3時頃から空が夜のように真っ暗になった。あまりに珍しいため、ネット上では、この件についての話題も多かった。気象観測所によると、今回の現象は、サンパウロ州海岸部に上陸した寒冷前線が海から湿気をもたらし、分厚い雲が低空に滞留したせいだという。それに加え、パラグアイにあるアマゾンの森林地帯での火災で生じた ...

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トメアスー=90周年チャリティー晩餐会7日=第1回移民山田さんも来聖=珍しいアマゾン料理の数々=「サンパウロ市から応援送ろう!」

 「アマゾン日本人移住90周年に思いをはせて皆で協力しよう!」――トメアスー日本人移住90周年記念祭典実行委員会(柴田シルヴィオ一宇実行委員長)は、同地90周年記念の「チャリティーディナーショー」を9月7日(土)午後7時から、サンパウロ市のブラジル日本文化福祉協会ビル内多目的サロン(Rua São Joaquim, 381, L ...

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アマゾン90年目の肖像=「緑の地獄」を「故郷」に=(2)=山田家を次々に襲う病魔、事故

 山田元さんは、日に焼けた細い体を杖で支えながら歩く。ゆっくりと歩く足の両膝関節は間が開き、ひどく曲がっている。「足が曲がったのも無理ないんですよ」と元さんは苦笑する。  「赤ん坊の頃、母親が朝から晩まで自分を背に結わえ付けて畑仕事をしたからだそうです。ブラジル人には『ペルナ トルタ(曲がった脚)』って冷やかされましたよ」。誰か ...

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