現在、ブラジル史上最大の汚職事件を担当するパラナ州連邦地裁のセルジオ・モロ判事が、アメリカの経済誌「フォーチューン」の特集した記事「世界のリーダー50人」の中で、堂々13位にランクインする快挙を成し遂げた。 このリストは全世界を対象にしたもので、1位はインターネット企業「アマゾン」創始者のジェフ・ベゾス氏。以下、ドイツのアンゲ ...
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国連特別報告官=ブラジルでの調査活動を総括=先住民族の権利保護後退を憂慮
先住民族の権利に関する、国連の特別報告官ビクトリア・タウリ・コルプス氏は、ブラジルが過去8年間で「先住民族の権利を保護する上で極めて憂慮すべき後退」を記録したと述べた。 ビクトリア報告官は、ブラジルでの任期を終えるにあたってまとめた報告書の中で「政府が断固たる行動を取らない限り、先住民族の権利が侵害されるという傾向は止まらない ...
続きを読む »ニッケイ歌壇(508)=上妻博彦 選
サンパウロ 武地志津
窓枠に小鳥囀るしばしの間硝子にふたつの影を映して
塵(ちり)ほどの小(ち)さき蟻たち煩(うるさ)きと思いおりしに消えれば気になる
絵手紙の面輪やさしき夫婦雛自(おのず)と心引かれて見入る
ニッケイ俳壇(880)=星野瞳 選
サンパウロ 林 とみ代
不況の世のサンタクロースの吐息かな
汚職して国は破産に年果てる
大胆な愛のいれずみ夏の肌
マニフェスト盛となりし聖市かな
大耳小耳
『あらくさ短歌会合同歌集』第11号が2015年12月に発刊された。「家も無事庭木も無事と夫の声訪日の旅終わり告げる」(橋本孝子)、「アマゾンの樹海の中に木霊せし父の吹きたる尺八の音が」(山岡秋雄)、「平凡が一番良いと君は言う生活質素これも人生」(吉峰倫子)、「安らかに眠れる頬に手をおけば冷えし感触ああ世を隔つ」(梅崎嘉明)、サ ...
続きを読む »両国関係を新しい段階に=「日伯交流の展望」セミナー=サンパウロ州工業連盟と人文研
サンパウロ州工業連盟(FIESP、パウロ・スカッフィ会長)とサンパウロ人文科学研究所(本山省三理事長)が日伯外交樹立120周年を記念した「日伯交流の展望」セミナーを22日に同連盟講堂で開催し、約200人が終日、ブラジル人企業家の視点から見た両国協力関係の今後や、日系人の貢献などの話題にじっくりと聞き入った。 「120周年は新し ...
続きを読む »マナウス=全伯初の公立ポ日2言語校=州知事の肝いり15日開校=日本政府も草の根協力
アマゾナス州都マナウスに全伯で公立初、全日制日本語バイリンガル校「デジャウマ・ダ・クーニャ・バチスタ」(Escola Estadual de Tempo Integral Bilíngue Professor Djalma da Cunha Batista)の開校式が15日に行われた。ペルーからの「アマゾン下り」に始まり、戦前 ...
続きを読む »ネッタイシマカ=ボウフラ駆除剤に問題?=アマゾンでバイオ製品開発
デング熱やチクングニア熱、ジカ熱を媒介するネッタイシマカ対策は世界的な課題となりつつあるが、蚊のボウフラを駆除するための薬が小頭症を引き起こす要因となっているのではないかとの声が上がり、同薬使用を中止する州が出てきた。 妊婦がジカ熱に感染した事が原因と見られる小頭症児増加は、ブラジルの医療関係者が世界に先駆けて報告し、その後 ...
続きを読む »NHK全国短歌・俳句大会=特選に佐藤あさ乃さん
15年度NHK全国短歌・俳句大会の成績が発表された。一般の部に投稿された短歌は22646歌、俳句は42504句。 ブラジルからは、佐藤あさ乃さんが俳句の特選に選ばれた他、秀作が2句、佳作が4句、入選は96句だった。短歌は秀作が2歌、佳作が4歌、そして42歌が入選した。 特選、秀作は次の通り(敬称略)。佳作以下は後日、文芸欄で紹 ...
続きを読む »再生林のヴァンタージェン
この夏はエルニーニョの勢力が強く、南東伯では例年以上に暑い。エルニーニョは地球温暖化を反映したものだが、地球温暖化といえば思い出すものの一つにアマゾンの森林伐採がある▼ブラジルを中心に広がるアマゾンの密林は、温室効果ガスと呼ばれる二酸化炭素(CO2)を吸収して酸素を排出してくれる。その吸収量が他の森林より格段に多いとされた時期 ...
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