チリで25日、新憲法を制定するか否かの国民投票が行われ、圧倒的な賛成多数で、新憲法を制定することが決まった。ピノチェト軍事独裁政権時代(1973〜90年)以来の憲法が姿を消すことになる。26日付現地紙が報じている。 新憲法の制定は、昨年10月に暴動が起こったことで世界的な話題となり、今年の3月まで続いたデモでも国民がもっとも ...
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《記者コラム》墓穴を掘ったボリビア保守派
18日にボリビアで行われた大統領選はルイス・アルセ氏の圧勝であっさりと終わった。 昨年は、選挙結果に激昂し暴力沙汰を起こし、大統領だったエヴォ・モラレス氏が亡命を余儀なくされるほどに荒れた選挙だった。その1年後、結局は、2006年からの長年の政権与党だったエヴォ氏の社会主義運動党(MAS)に政権が戻ることになってしまった。 ...
続きを読む »《ボリビア大統領選》左派・アルセ氏の当選確実=極右勢力による動乱の1年後
18日に行われたボリビアの大統領選は、正式な開票結果が出ていない。だが、出口調査の段階で、左派候補のルイス・アルセ氏が一次投票で圧勝と伝えられ、対立候補らが敗北を認める事態となっている。19日付現地紙サイトが報じている。 今回の大統領選は、昨年11月に行われた大統領選で、選挙高裁が「エヴォ・モラレス氏が一次投票で4選を決めた ...
続きを読む »《記者コラム》16世紀に南米へ来た日本人奴隷とユダヤ教徒
BBCブラジルにセンセーショナルな記事が踊った。 いわく《400年前にポルトガル人によって世界に売られた日本人奴隷の歴史》(9月12日付、アナ・パウラ・ラモス記者)〈https://www.bbc.com/portuguese/internacional-54120476〉というポルトガル語の記事だ。東京外国語大学のルシオ・ ...
続きを読む »サッカーW杯南米予選=ブラジル2勝目で勝ち点6=ネイマール代表得点歴代2位に
サッカーのブラジル代表チームは12日のW杯南米予選のペルー戦で、終始先行されるなどデフェンスの弱さとクリエイティブなプレーの欠如に苦しむ中、ネイマールがハットトリックで押し返して4対2で下した。また、期待のリシャルリソンは、184センチの長身を活かしたプレーで存在感を存分に発揮した。 この試合はチッチ監督にとり、50回目の代 ...
続きを読む »アジア系コミュニティの今=サンパウロ市で奮闘する新来移民ネパール編<4>
アジアを股にかけるネパール商人 「日本の商品はオリジナルで、品質に保証があります。また、日本人は言うことが二転三転せず、約束を守るのでとても信頼できます」と語るのは、ネパール人ラン・ハリ・サプコタさん(38、ヌワコット生まれ)。 大学卒業後、マレーシアで約10年働きながら、『より明るい未来の生活マーケティング社(Bright ...
続きを読む »東西南北
1日のネットは、コロナ検査キット用献金が、ミシェレ大統領夫人が代表の政府プログラムにこっそり回されていた報道で湧いた。これで「ミシェキ」のあだ名が再び盛り上がっている。このあだ名は、同夫人がラシャジーニャ疑惑の渦中にあるファブリシオ・ケイロス容疑者から謎の小切手(シェッキ)を受け取っていた疑惑からついたもので、最近ではロックバ ...
続きを読む »120周年迎えた中国人移民=8月15日に内輪での晩餐会=コロナ禍の中、貿易の支え手に
新型コロナウイルスの感染拡大により、日本祭りのようにキャンセルされたり延期されたりしたイベントが今年はたくさんある。規模が縮小したと思われる行事の中には、中国人移民120周年を記念するイベントがある。 ブラジルに最初の中国人移民が到着したのは、1900年8月15日とされている。リスボンからの蒸気船マランジェ号で来た中国人移民 ...
続きを読む »アルゼンチン=「マファルダ」作者、キノ死去=国連キャラクターで世界的存在に
アルゼンチンが生んだ世界的な風刺漫画「マファルダ」の作者、キノが逝去した。9月30日付現地紙サイトが報じている。
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サンパウロ市市長選に立候補しているギリェルメ・ボウロス氏(社会主義自由党・PSOL)が、ボルソナロ大統領を批判したとして、連邦警察から事情聴取を受けることになるという。また、インタビュー中に「ボルソナロ、辞めろ」と叫び、話題となった女子ビーチバレー選手のカロル・ソルベルグが、スポーツ裁判所から訴えられた。これらの動きを巡り、「 ...
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