19日に10州と連邦直轄区で起きた大停電の後、ブラジルは、再び大停電が起きないよう、隣国アルゼンチンに助けを求めた。20~21日にピーク時の電力需要を満たすために輸入された電力は約2千メガワット(MW)に及んだと、22日付伯字各紙、サイトが報じている。 20日の全国電力システム運営機構(ONS)の報告書によると、20日に輸入さ ...
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アルゼンチン=大統領告発の検察官、謎の死=議会での証言の前日に=政府にイランとの密約疑惑=自殺と見せかけた他殺か
アルゼンチンのクリスチーナ大統領らに対する容疑の調査を行っていた検察官が自宅で死体で発見されたことで、アルゼンチン国内が「政府による陰謀ではないか」と騒然となり、ブラジルを含む南米で強い関心を呼んでいる。19~21日付伯字紙が報じている。 18日夜(一部報道では19日朝)、アルゼンチンの連邦検察官アルベルト・ニスマン氏(51) ...
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サンパウロ水道公社(Sabesp)総裁やジェラウド・アウキミンサンパウロ州知事が14日に初めて給水制限実施を口にしたことで、サンパウロ市民の水への心配が更に強まった。知事によれば、カンタレイラ水系からの取水が従来の半分の17立方メートルに制限された時点で給水量低下は始まっている。15日付アゴラ紙によると、サンパウロ市での水圧低 ...
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6日と7日で合計約30ミリの降雨があったカンタレイラ水系。8日午前9時の水位は6・8%で7日と同じだが、6日の同時間の6・9%よりは下がった。12月下旬のような水位回復があるには、もう少し勢いの強い雨の存在が必要か。ただ、7日間での同水系の降水量は45ミリで、月間平均で200ミリのペース(昨年同月は97ミリ)と悪くない。予報で ...
続きを読む »14年の貿易収支赤字に=工業界の競争力低下等響く=今年は黒字にと言うけれど
商工開発省が5日、2014年の貿易収支は 2000年以来の赤字となり、1998年の66億ドルの赤字に次ぐ39億3千万ドルの赤字だったと発表したと6日付エスタード紙が報じた。 貿易収支が赤字と終わる可能性は昨年中から指摘されていたが、政府関係者は12月には黒字に転ずると見ていた。しかし、12月の貿易収支は2億1100万ドルの赤 ...
続きを読む »政権交代はなぜ起きなかったか=なりふり構わぬ選挙攻勢=反ジウマ派の勢いの限界
13年6月のコンフェデ杯時に世界を驚かせた全国的なマニフェスタソン、景気停滞、そして連立与党が絡んでのペトロブラス超大型汚職…。ここまでのマイナス要因がありながらも、労働者党(PT)のジウマ政権は選挙で再び選ばれ、継続することを決めた。特に13年の抗議行動に強烈な印象を持つ人は「なぜ、そんなことが」と思う人も少なくないだろう。 ...
続きを読む »■訃報■らぷらた報知・主幹 高木一臣さん
アルゼンチンの邦字紙「らぷらた報知」の主幹・編集長を務めていた高木一臣さんが昨年11月10日、肺炎のため亡くなった。享年89。 1925年、三重県尾鷲市生まれ。拓殖大学ロシア語専攻を卒業後、52年アルゼンチンへ移住した。建築業に携わった後、商社勤務を経てアルゼンチン国営放送RAEの求人に応募し、アナウンサーに。日本向け番組を担 ...
続きを読む »パナマを越えて=本間剛夫=8
「父は英国人にだまされてペルーに売られた奴隷だったんです。一八六三年、アメリカのリンカンの政策に習って、南米諸国も奴隷を開放したのはいいが、その代わりに日本人に眼をつけたんです。人身売買は英国人の得意とするところで、インドでもアフリカ諸国でも、彼らは大昔から平然と、それで儲けてきたんですよ」 コーチは、そこで話しを切り、「話は長 ...
続きを読む »樹海
「最初はアルバイトのつもりだった。初出勤したら電話で僕を雇った編集長が亡くなってた。で、僕に白羽の矢が立ったわけ」。つまり、半世紀以上編集長を務めたわけだから、ギネスものではなかろうか。昨年11月に89歳で亡くなったアルゼンチンの邦字紙「らぷらた報知」の高木一臣主幹の入社時のエピソードだ(本日付け7面で訃報)▼コラム子が取材し ...
続きを読む »ブラジルからFELIZ NATAL! (最終回)
Feliz Natal! ポルトガル語でメリークリスマスは、こう言います。2012年にブラジルに来てから、今回で3度目のクリスマス。もちろんこの時期ブラジルは真夏で、暑い日々が続きます。 最初は、真夏に迎えるクリスマスは不思議な感じがしていましが、3度目の今回はもうすっかり慣れ、サンパウロを包むクリスマスムードに私も浸っていま ...
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