サンパウロ市西部を流れるピニェイロス川のシダーデ・ウニベルシタリア橋に17日、謎の人形が突如現れ、市民の注目を集めている。青い飛び込み台の上には白のランニング・シャツとブリーフ姿のハゲ頭で小太りの中年男性が、今にも飛び込みそうな雰囲気で立っている。芸術家のエドゥアルド・スルールさんが州文化局の支援で行っているプロジェクトは、ピ ...
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東西南北
サッカーのセレソンのドゥンガ監督は17日、10月11日の対アルゼンチン、14日の日本戦の召集メンバーを発表した。先日の米国遠征に手ごたえを感じてか、今回はサイドバック2人が代わったのみだったが、国民の多くから不満の声があがっている。それは今回の親善試合とほぼ同じ時期にブラジル杯が行なわれ、国内から召集された選手の所属チームのほ ...
続きを読む »亜国=米判事は厳しいが慎重姿勢=対外債務支払い停止問題=法廷侮辱罪の適用避け静観
【らぷらた報知9日付け=「記者席」欄】クリスティーナ・フェルナンデス大統領がブエノスアイレス株式取引所(Bolsa de Comercio)創立160周年記念祝典の席上を借りて発表した、禿げ鷹グループ(BUITRES)に対するデフォルト(対外債務支払い停止)債務返済新戦略は、ニューヨーク州連邦裁判所判事トマス・グリエーサに対す ...
続きを読む »花嫁移民=海を渡った花嫁たちは=滝 友梨香=13
ブエノスの街のどこへ連れて行かれたのかは分らないが、裏町の狭い石畳道の両側に商店の並んだゴミゴミとした所だったこと、その店舗裏の暗いじめじめしたイメージが今でも思い出される。 海抜のほとんどないブエノス・アイレスは「湿気が八十パーセントよ」とウルグアイに着いてから間もなく聞いた。それが本当かどうかは分からないが、晴れた日が続い ...
続きを読む »ターニングポイント=偶然の出会いの積み重ねでブラジルに
ニッケイ新聞編集部ブログ読者の皆様こんにちは! 9月から翻訳班の一員に加わった井戸規光生です。よろしくお願いします。 今年6月のFIFAワールドカップに合わせて渡伯してきました。ニッケイ新聞編集部のあるサンパウロ市の西隣、オザスコという町でブラジル人のルームメイト、ジェズーと暮しています。彼の出会いは約2年前の2012年12 ...
続きを読む »花嫁移民=海を渡った花嫁たちは=滝 友梨香=12
見える人にはこの性格は分かったであろうが、寂しさゆえにか人を疑う事を知らず、単純であり,甘えたがり屋だったと、今はその頃の自分の心の姿を言えるが、まだ若い私にこんな自分の姿が見えるはずもなく、実に無防備のまま生きていたのだった。 第五章 赤い靴 ② 実母の妹である大阪の叔母が話題として、 「ウルグアイの一志ちゃんの嫁さんを探し ...
続きを読む »セレソン=ドゥンガ就任早々2連勝=「刷新」なしの戦術変更で=控えの若手にも収穫あり
5日と9日に米国で行なわれた親善試合で、サッカーのブラジル代表(セレソン)はコロンビア、エクアドルを相手に2連勝を飾り、2度目の監督就任となったドゥンガ監督の初陣を飾った。6日付、10日付伯字紙が報じている。 10年のW杯で準々決勝敗退に終わったドゥンガ監督が、7月8日のW杯準決勝でドイツに1―7で大敗した後のセレソンを継ぐと ...
続きを読む »東西南北
サンパウロ市の警察署は、犯罪削減目標を達成した場合にボーナスがもらえることになっているが、州保安局が6日に発表した報告書によると、今年の第1四半期にボーナス支給対象となったのは93署の内、わずか16署(17%)でしかなかった。ボーナスの対象となるのは、「殺人と強盗殺人」「自動車の窃盗・強盗」の二つの犯罪を減らすことのできた署だ ...
続きを読む »花嫁移民=海を渡った花嫁たちは=滝 友梨香=8
「やっぱり外国暮らしは違うね、日本じゃ粗茶ですが、だよ」と、みんなで目をまるくしたが、この言葉は、その後ずうっと私の中に生きつづけ、素直にそれを言える暮らし方を今はしている。 サントス港で人も積荷も降ろした船は、がらんとしたまま次の寄港地ブエノス・アイレスに向かった。事業団の監督官が残り、外務省の人はサントスで下船した。船内に ...
続きを読む »花嫁移民=海を渡った花嫁たちは=滝 友梨香=7
横浜からの花嫁以外の、他の乗船者たちともつながりはなく、ほんの顔見知り程度で、四十五日のあいだ同じ釜の飯を食べた仲でありながら他人のような感じで過ごした。顔さえ思い出さないのではどうしょうもないが、めぐりあい同船者ということで何となく、二、三人と親しくし始めたのは、上陸して数年経ってからのことである。 さらに、同じ花嫁移民と ...
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